スポーツ医学検定とは・・・・・・
一般の人を対象にした、身体のことやスポーツによるケガの知識を問う検定試験です。
本検定で得られた知識を、
① ケガの予防
② ケガからの競技復帰
③ 競技力の向上 に活かせます。
お申込み、検定詳細は、
スポーツ医学検定ホームページへ!!
はじめに
改定版 刊行にあたって
よく使う用語の解説
ケガ・故障の目次(部位別)
全身の骨格・全身の筋肉
コラム:スーパードクターに聞く①
A章 スポーツの知識
1 スポーツの基礎知識
B章 身体の知識
1 運動器の基礎知識
2 全身の基礎知識
3 骨の知識
3-1 上肢の骨
3-2 下肢・骨盤の骨
3-3 頭部・脊椎の骨
4 筋肉の知識
4-1 上肢の筋肉
4-2 下肢の筋肉
4-3 体幹の筋肉
コラム:スーパードクターに聞く②
C章 スポーツのケガ・故障の知識
1 スポーツのケガ総論
2 スポーツ現場での処置
3 頭部
3-1 頭部外傷の総論
3-2 脳振盪
3-3 その他(頭部)
4 顔面
5 脊椎
5-1 頸髄損傷
5-2 腰椎椎間板ヘルニア
5-3 腰椎分離症
5-4 その他(腰椎)
5-5 その他(頸椎)
6 肩
6-1 投球障害肩(成長期)
6-2 投球障害肩(成人)
6-3 肩関節脱臼
6-4 その他(肩)
7 肘・手関節・手指
7-1 野球肘(成長期)
7-2 野球肘(成人)
7-3 テニス肘
7-4 その他(肘・手関節・手指)
8 股関節・骨盤
8-1 股関節周辺の痛み
8-2 骨盤裂離骨折
9 膝
9-1 前十字靭帯損傷
9-2 半月板損傷
9-3 後十字靭帯損傷、内側側副靭帯損傷
9-4 ジャンパー膝
9-5 オスグッド病
9-6 その他(膝)
10 下腿・足
10-1 足関節捻挫
10-2 アキレス腱断裂
10-3 シンスプリント
10-4 その他(下腿・足)
11 骨折
12 疲労骨折
13 肉離れ
D章 アスリハの知識
1 アスレティックリハビリテーション総論
2 アスリハの知識
2-1 ストレッチの基礎知識
2-2 腰痛に対するアスリハの基本
2-3 腰痛に対するストレッチ
2-4 腰痛に対する筋力トレーニング
2-5 下肢のケガに対するアスリハ
2-6 膝の靭帯損傷に対するアスリハ
2-7 上肢のケガに対するアスリハ
3 競技別のアスリハの知識
3-1 野球
3-2 バスケットボール
3-3 サッカー
3-4 ラグビーフットボール
3-5 陸上競技
4 テーピング・装具・サポーターの知識
4-1 テーピング総論
4-2 足関節のテーピング
4-3 装具・サポーター
E章 スポーツ医学全般の知識
1 スポーツと栄養
2 女性とスポーツ
3 成長期のスポーツ
4 障がい者とスポーツ
5 中高年者とスポーツ
6 スポーツと全身
7 熱中症
8 遠征・大会救護
9 アンチ・ドーピング
コラム:アスリートに聞く
練習問題
3級 練習問題
2級 練習問題
3級 練習問題・解答と解説
2級 練習問題・解答と解説
索引
参考文献
著者紹介
はじめに
2020東京オリンピック・パラリンピックに向け、日本が一つになる時が近づいています。社会に大きなインパクトを与え、そして変革をもたらすスポーツ。1993年に開幕したサッカーのJリーグ、2016年に開幕したバスケットボールのBリーグ、2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップ-。また、人々に希望や感動を与え、挑戦することの素晴らしさを教えてくれるスポーツ選手。メジャーリーグのイチロー選手、テニスの錦織圭選手、レスリングの伊調馨選手、プロ野球の大谷翔平選手-。スポーツがもつ可能性は無限大であり、2020東京オリンピック・パラリンピックがどのようなイノベーションをもたらすのか、大きな期待がかかります。
しかし、スポーツでは時にケガや故障に悩まされ、失望や挫折といった言葉と遭遇することも少なくありません。良い結果が出ない、競技から離脱する、引退を余儀なくされる―。人生という長い目で見れば、競技ができず、外からスポーツを「見る」ことも一つの「学び」かもしれません。しかし、防げるケガは防ぎたいものです。・・・・・・