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学習評価

学習評価

今回の学習指導要領の大改訂は、学習評価にも大きな変化をもたらした。一つは、これまでは異なっていた各教科等の「評価の観点」が整えられたということである。もう一つは、学習指導要領と学習評価という、学習指導における入り口と出口が整えられたことを意味する。これまで教科等によって異なっていた学習評価の有り様が整理され統一されることを期待させる。また、これまで曖昧になっていた評価規準の設定方法などが明確化されるチャンスが訪れたと考えることもできる。いま、教師が確実に押さえておきたいことは、具体的な学習活動に応じた評価規準の設定方法なのではないだろうか。その設定方法をより明らかにし、多くの教師が「自らのもの」とすることができれば、各学校や各学級での個性触れる創造性豊かな実践に応じた評価規準を設定することが可能になる。このことは学習活動の精度を上げていくことにもつながる。評価規準という、それぞれの学習活動おけるゴールとしての子供の姿を明確に描くことができれば、自ずと授業の場面における学習活動や学習指導の有り様は具体的で明確なものになるからだ。『深い学び』で整理された「知識の構造化」概念は、評価とセットになって初めて指導と評価の一体化として、より確かなものとして成立する。前作『深い学び』から3年、田村学流・学習評価論、余すところなくお届けします。

定価 2,200円(税込)

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著者 田村 学
出版年月 2021年04月
在庫 未刊・予約受付中

雑誌最新号

【教育書ベストセラー『深い学び』から3年―。田村学教授最新刊】

「知識の構造化」とリンクさせ、
いつでも・どこでも・だれでもできる評価規準の作成を!

資質・能力を育成するために授業をさらに改善する、学習評価の具体的手順を、
前作『深い学び』から更にバージョンアップした「知識の構造化」概念とリンクさせてイチから解説。

***
学習評価は、教育課程にも、子供自身にも、地域や保護者にとっても機能すべき重要な行為なのである。そうした点から考えるならば、誰もが分かりやすいものであること、複雑ではなく簡便であること、個人や実施者によって違いが生まれるのではなく安定的であることなどが求められる。そのことは、結果的に、学習指導要領を基準とし踏まえたものであることを意味する。また、多くの教師が理解し、実施できるものでなければならない。そして、シンプルで平易に表現できるものでなければならない。「いつでも」「どこでも」「だれでも」実施できる学習評価が求められている。(第1章本文より)
***

妥当性と信頼性を備えた学習評価で、「深い学び」のグレードを上げる。

序 章 学習指導要領と評価を構造的に理解する
第1章 指導と評価の一体化
第2章 見取りと評価の授業構造
第3章 評価規準の設定方法の明確化
第4章 各教科への一般化
第5章 指導と評価の一体化した授業の創造
第6章 観点別評価の総括
第7章 知識の構造化とカリキュラム・マネジメント
終 章 知識はさらに駆動する


田村学 Manabu Tamura
國學院大學人間開発学部初等教育学科教授
昭和37 年新潟県生まれ。新潟大学教育学部卒業後、昭和61 年4 月より新潟県公立小学校教諭、新潟県上越市立大手町小学校教諭、上越教育大学附属小学校教諭、新潟県柏崎市教育委員会指導主事を経て、文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官・国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官。文部科学省初等中等教育局視学官として平成29年版学習指導要領作成に携わる。平成29 年4 月より現職。主著に、『「探究」を探究する』(学事出版)、『深い学びを実現するカリキュラム・マネジメント』(文溪堂)、『問い、対話、振り返りによる中学校の授業改革』(小学館)、『授業を磨く』『カリキュラム・マネジメント入門』『深い学び』(いずれも東洋館出版社)など多数。

序 章 学習指導要領と評価を構造的に理解する
第1章 指導と評価の一体化
第2章 見取りと評価の授業構造
第3章 評価規準の設定方法の明確化
第4章 各教科への一般化
第5章 指導と評価が一体化した授業の創造
第6章 観点別評価の総括
第7章 知識の構造化とカリキュラム・マネジメント
終 章 知識はさらに駆動する

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