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教師の言葉かけ大全

教師の言葉かけ大全

「言葉かけはセンスではない、技術である。」 言葉かけに正解はなく、教師がいかに多くの言葉をもち、適切に使用できているかが重要です。 本書では、言葉かけを5種類50技法に分類しています。さらにその1つの技法におよそ6つ以上の表現を変えた言葉かけも紹介します。合計で300を超える言葉かけを収録。「あのとき、なんて言えばよかったのか」「明日なんて言葉をかけようか」、といったときに手元に置いておきたい、非常に「使える」1冊です。

定価 2,200円(税込)

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※新刊出来次第出荷
送料無料
著者 三好 真史
出版年月 2020年02月
在庫 未刊・予約受付中

―言葉かけはセンスではない。技術である―

あなたが必要とする正しい「言葉かけ」を手に入れて

子どもの心に火をつける!


子どもの心をグッとつかんで離さない先生

A先生の言葉では子どもの反応がイマイチでも、B先生の言葉なら子どもがいきいきと動き出すことはないでしょうか?それはまさしく、そのB先生が「言葉の力」を身につけているからです。言葉かけは、その場面と言葉かけのバリエーションとの組み合わせです。つまり状況に合わせて、適切な言葉を「選択・判断」することです。




❚「なんど同じことを言わせるの!」

子どもの問題行動に対してこのようなことを言ったことはありませんか?「なんど『同じこと』を言わせるの!」と言っている教師自身こそ、実は子どもに「同じこと」ばかり言っています。だから、子どもも同じ反応をし続けてしまうのです。そうなってしまう背景には、言葉かけのバリエーション不足があります。子どもの新しい反応を手に入れるために、子どもをしっかりと見取り、たくさんのバリエーションから適切な言葉を選んでいく必要があります。

 

 

【ケーススタディー】

 

〇ほめ言葉  【CASE】ほめる子が偏るとき

ほめ言葉で大切なことは、子どもの活動の「結果」ではなく、「成長」に目を向けることです。「結果」だけに注目すると、ほめる対象はクラスの一部の子どもに偏ってしまいます。がんばっているのに結果が伴わない子どもは、「僕もがんばっているのに……」と落ち込んでしまいます。これでは、やる気がでるはずがありません。これまでの努力を認めつつ、「成長」を認める言葉を伝えましょう。ここでは「ますます」と一言つけ加えることで、たくさんの子をほめてあげられます。



〇叱り言葉  【CASE】宿題をやってこないとき 

子どもが宿題忘れを繰り返してしまうのは、子どもにとってそれが「得」に感じられるからです。(そもそも、宿題に興味を持たせられればよいのですが、そういった話はここでは省略します)「家に忘れた」という言い訳が、「損」する体験になるように設定する必要があります。このように子どもにとっての「損得」「メリット・デメリット」を意識して叱る方法もあります。

 

 ※叱り言葉は慎重に扱う必要があります。子どもとの信頼関係の上、
  丁寧に使用しましょう。

 

〇問いかけ言葉  【CASE】活動に意欲的でないとき 

一生懸命やるためには「活動のゴール」となる目標を設定する必要があります。話し合い、目標が決まったところで、達成するメリットに思いを馳せられるようにします。また問題を解決するための策として、教師から 2 ~ 4 程度の選択肢を提示します。その中から選択することにより、集団や個人の目標を決定します。これにより、子どもは具体的な努力目標を設定できます。

 

 

 

〇はげまし言葉  【CASE】子どもが失敗して落ち込んでいるとき 

何か課題を解決しなければならないとき、子どもは、子どもなりに「なんとかしなくてはいけない」と思っています。しかし、なんとかしたいけど、不安が強くて、どうにもできずにいることも多いのです。そこでまずは、不安な気持ちを受け入れてあげるようにしましょう。教師自身や他者の似たような失敗例を伝えれば、安心感が生まれます。「自分だけじゃないんだ」と感じることができるからです。

 

 

 

〇挑発言葉  【CASE】算数の問題で、子どもをやる気にさせたいとき

「簡単にできる」ことを、「簡単だ」と言っていては、子どもの心に火をつけることはできません。子どもをやる気にするために、簡単にできることを、難しいと伝えてみましょう。子どもがクリアできるレベルを設定して、「これはできないでしょう」と否定してみせます。

そうすれば、子どもは「挑戦してみよう」と考えるようになります。

 




このように本書では、教師の言葉かけを、「ほめ言葉」「叱り言葉」「問いかけ言葉」「はげまし言葉」「挑発言葉」に分類しました。さらにそれぞれに10ずつ具体的な技法を紹介します。合計すると、教師の言葉かけ5種類50技法300を超える言葉かけになりますまさに教師の言葉かけ「大全」になりました。本書であなたが必要とする「正しい」「適切な」言葉かけを発見しよう!

 

本書の使い方
指導の技術①言葉かけは心の水やり
指導の技術②理想イメージを描く
指導の技術③理想をもちつつ、低くみる
指導の技術④言葉かけのバリエーションをもつ
指導の技術⑤言葉かけの対象を変える
コラム「ピグマリオン効果」
【ほめ言葉】
ほめ言葉とは?
ほめ言葉のポイント
ほめ言葉のレベルアップ「ほめグセを身につける」

CASE1 返事の声が小さいとき
やり過ぎ法
驚き法
意見法

CASE2 ほめる子が偏るとき
ますます法
価値付け法

CASE3 ほめ言葉を言われ慣れているとき
お手本法
伝聞法

CASE4 トイレのスリッパそろえないとき
感謝法
尊敬法
うれしい例え法

コラム「K先生のホメ言葉」


【しかり言葉】
しかり言葉とは
しかり言葉のポイント
しかり言葉のレベルアップ「父性を意識する」

CASE5 泣いてダダをこねるとき
CASE6 教室移動がさわがしいとき
無視法
さっぱり否定法
取り上げ法

CASE7 友だちを傷つけるとき
怒責法
理詰め法

CASE8 宿題をやってこないとき
忠言法
過剰修正法

CASE9 遅刻が続くとき
大事法
依頼法
落胆法

コラム 「ケンカ仲裁の立ち位置」


【問いかけ言葉】
問いかけ言葉とは?
問いかけ言葉のポイント
問いかけ言葉のレベルアップ「本気を伝える」

CASE10 体育大会ダンス練習に意欲的でないとき
ゴール法
選択法
想像法

CASE11 窓が閉まったままになっているとき
発見法
拡大法

CASE12 教室でケガが多発するとき
収束法
段取り法

CASE13 誰も手を挙げようとしないとき
数値化法
段取り法
反省法

コラム「嘘をつく子どもの対処法」


【はげまし言葉】
はげまし言葉とは
はげまし言葉のポイント
はげまし言葉のレベルアップ「本気を伝える」

CASE14 言いたいことを忘れてしまったとき
受け止め法
吐き出し法
例示法

CASE15 友達関係でうまくいかず、悩んでいるとき
視点かえ法
気付き法
再否定法

CASE16 受験を不安に感じているとき
勧誘法
肯定法

CASE17 部活動の試合をひかえているとき
応援法
脱力法

コラム「リフレーミング一覧」


【挑発言葉】
挑発言葉とは?
挑発言葉のポイント
挑発言葉のレベルアップ「演技力とユーモア」

CASE18 問題を解く早さに差があるとき
とぼけ法
制止法
言いかけ法

CASE19 着替えるのが遅いとき
基準法
当然法
ため息法

CASE20 音読の声が出ないとき
指名法
代表者法

CASE21 意見が言えないとき
変な例え法
きりあげ法

終わりに 
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