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イラストで見る全単元・全時間の授業のすべて 生活 小学校1年

令和2年度全面実施学習指導要領対応

イラストで見る全単元・全時間の授業のすべて 生活 小学校1年

シリーズ累計100万部突破! 教育書売上げNo.1! 新学習指導要領の全面実施に伴い、「板書」シリーズが待望の全面改訂! 各教科のプロによる監修・編集で、授業づくりのポイントがさらにわかりやすくなりました。授業に役立つDVD付き。

定価 3,080円(税込)

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著者 田村 学 編著
出版年月 2020年03月
在庫 在庫あり

「板書シリーズ 生活」の編著者である、國學院大學教授、前文部科学省視学官
田村学先生に「板書シリーズ 生活」の特徴や活用の仕方についてお話を伺いました。

生活科を子どもたちと一緒に楽しもう!

『楽しくなければ生活科ではない』ということはいつも考えておいたほうがいいと思います。子どもたちも生活科は大好きだし、とても人気がある時間だと思うのですが、この楽しい時間をやはり子どもと共に先生方にも楽しんで欲しいと思います。

今回の新学習指導要領の育成を目指す資質・能力の3つの柱には、①知識及び技能、②思考力、判断力、表現力等、③学びに向かう力、人間性等の3つがあります。どれも大事ですが、特に「思考力・判断力・表現力等」が存分に発揮できているような姿を目指していくべきではないかと思います。

生活科の成立の背景やこれまでの実践を見ると、活動や体験はかなり工夫がされてきました。ただ今後は一層、「表現活動」に力を入れることを意識してほしいと思います。そうすれば3つの資質・能力の育成にも向かい、生活科の存在価値や、実際に生活科で子どもが本当の学力といったものを獲得してくことに結び付けることができると思います。

子どもたちは生活科でいろいろなものに触れ、観察し、言葉や絵で表現していきます。対象を一体的に学ぶ傾向のある低学年の子どもたちは生活科の指導の中で、国語的な言葉を使った表現力や算数の数の概念等を学び取っていくのです。生活科は生活科だけに留まらず、他教科との関連的な指導、効果的な指導が可能で、子供たちの学びを豊かにすることができるのです。

同時に教科間という横のつながりだけでなく、縦のつながりも大事です。つまり幼児期で学んだことがいかに小学校の生活科に結び付くか、あるいは生活科で学んだことが3年生以降の学習にいかに発展していくかということです。
この横のつながりと縦のつながりを意識すると、結節点として生活科という教科が存在します。新学習指導要領では、低学年の教育がかなり大きくクローズアップされていると考える必要があるのではないかと思います。

「生活科からちょっと広がり過ぎちゃった」ではなく、「他教科にこんなに広がるんだ!」というように、先生も楽しんで子どもと一緒に取り組まれるといいと思います。

生活科の評価について

生活科の評価に関しては、平成元年の学習指導要領が告示されたときから3観点で進めてきているので、評価の観点自体にあまり変化はありません。ただこれまで以上に、「見えにくいものをいかに見取るか」ということが大事になってくると思います。

見えにくいものを見取るための方法として具体的には3つあります。
1つ目は、「空間軸でつなげて見取る」ということです。授業中の子どもの発言や書いた感想、つぶやきや表情など、子どもの様子から考えを見取るということです。

2つ目は、「時間軸でつなげて見取る」ということです。時間軸でつなぐというのは、日々の授業や活動の中での子どもの発言の変化や考え方の移り変わりを見取るということです。

3つ目は、「基準を定めて、それを基に見取る」ということがやはり必要だと思います。つまり子どもの姿をできるだけ丸々見取りたいとはいっても、やはり今日の授業ではこんな姿になってほしい、ここのところを具体的に描いてほしいなどの基準をイメージして、目の前の子どもとの違いを照らし合わせれば、「よしよし、いい感じだな」とか「いや、ちょっとまだかな」というところが見えてきます。

この「空間軸・時間軸・基準」の3つを教師が意識をして、授業の中の子どもの様子を見取ればおそらく今まで以上に子どもの姿がよく見えてきます。今まで何となくただ遊んでいるなと思っていた子が、「こんなふうに考えて遊んでるんだ」とか、「すごく工夫してるんだ。随分成長したな」というのが見えてきます。子どもたちの見えにくいものが見えてくると、おそらく授業に臨む教師の意識もより前向きになり、授業に取り組む楽しさを感じることができるのではないでしょうか。

「板書シリーズ 生活」の活用法

実際の生活科の授業が年間に小学校1年生は102時間、2年生は105時間あります。
ただ今回の「板書シリーズ」ではまずは単元や時間ではなく、1年間または2年間を俯瞰できるようにして、イメージと見通しを持っていただけるようにしました。

生活科という教科はほかの教科以上に地域性、あるいは学校の固有性が出やすい教科だと思います。地域の特徴によって、体験したり、出かけたりする場所や出会う人などに違いが出やすいからです。ただ、最初からオリジナルの単元をつくったり、学校の特徴を生かした独創的な教材を用意したりすることは、若い先生にとってはなかなか大変だと思います。この「板書シリーズ」にはいろいろ経験のある先生方の工夫・アイデアがたくさん詰まっていますから、それを参考に取り組み、そこに少しずつ独自性を入れるのが良いと思います。

これまで生活科は体験・活動が重視されてきましたが、前述したようにこれまで以上に「表現活動」に力を入れて頂きたいと思います。活動した後に表現したり、話し合ったりするような場面では、教師がどんな板書をするのかということが大事になってくると思います。低学年ですから、黒板全体から「ああ、なるほど」「今度はこういうことがしたいな」というように、大きくイメージとして捉えられるような構造化された板書がいいのではないかと思います。

さらに付属のDVDには授業で使える「学習カード」がワード形式で収録されています。大事なことは、そのカードを子どもがやらされて書くのではなく、自ら取り組もうと思って書くかです。

十分な体験があり、「自慢したい」「お家の人にも伝えたい」というような子どもの思いを大事にして、表現する場面を用意すれば、より一層学習効果は高まるでしょうし、子どもたちは学びを自分自身でつくっているという感覚も出てくると思います。子どもたちが自ら取り組むものとして、そのカードに向かっていけるような扱い方をしていただくといいと思います。

本書活用のポイント 002
生活科における授業のポイント 007

1 学校大すき 018
第1 時 学級の友達と仲よし大作戦 020
第2 ・3 時 学年の友達や先生と仲よし大作戦 022
第4 時 上級生や学校の先生たちと仲よし大作戦 024
第5 時 学校にいる人と仲よし大作戦 026
第6 時 仲よし報告会をしよう 028
第7 時 学校と仲よし大作戦 030
第8 時 探検報告会①をしよう 032
第9 ・10時 もっと探検しよう! 034
第11時 探検報告会②をしよう 036
第12時 登下校で出会う人と仲よし大作戦 038
第13・14時 通学路探検をしよう 040

2 みんなで公園に行こう 042
第1 時 春の公園に行ってみよう 44
第2 時 公園を探検しよう 46
第3 時 公園で見付けたことを紹介し合おう 48
第4 ・5 時 公園を楽しもう 50
第6 時 公園はかせになろう 52

3 元気にそだてわたしのアサガオ 054
第1 時 大きくなあれ、ぼくのわたしのアサガオ 56
第2 ・3 時 アサガオの種をまこう 58
第4 時 これからのお世話の仕方を考えよう 60
第5 時 アサガオの芽のひみつを見付けよう 62
第6 時 お世話を続けよう 64
第7 時 アサガオを助けよう 66
第8 ・9 時 きれいに咲いてね 68
第10時 アサガオの花のひみつを見付けよう 70
第11時 アサガオと遊ぼう 72
第12時 種のひみつを見付けよう 74
第13時 アサガオのこれからを考えよう 76
第14時 アサガオにお礼をしよう 78
第15時 これまでの活動をまとめよう 80
第16時 種をプレゼントしよう 82

4 なつとあそぼう    084
第1 ・2 時 夏の公園で遊ぼう 86
第3 時 シャボン玉で遊ぼう 88
第4 時 たくさんのシャボン玉を作ろう 90
第5 時 大きなシャボン玉を作ろう 92
第6 時 自分が作りたいシャボン玉を作ろう 94
第7 時 水鉄砲遊びや砂遊びを楽しもう 96
第8 時 楽しみだね、夏休み! 98

5 モルモットとなかよし 100
第1 時 ゲージに入っているモルモットと出会う 102
第2 時 気を付けることを動物園の獣医さんから聞く 104
第3 時 モルモットを飼う計画を立てよう 106
第4 時 モルモットのお世話をしてみよう 108
第5 ・6 時 モルモットのお世話の仕方をもう一度調べよう 110
第7 ・8 時 モルモットの健康診断をしよう 112
第9 時 モルモットとの思い出アルバムを作ろう 114
第10・11時 動物園に帰るモルモットのお別れ会をする 116
第12時 自分と生き物とのこれからの関わりについて考えよう 118

6 あきとあそぼう 120
第1 ・2 時 秋一番を見付けて紹介しよう 122
第3 時 秋のお宝拝見! 124
第4 時 見付けた秋のお宝で遊ぼう 126
第5-7 時 「秋いっぱいの国」を作ろう、遊ぼう 128
第8 時 「秋いっぱいの国」に招待しよう 130
第9 時 「秋いっぱいの国」で遊ぼう 132
第10時 秋と遊ぼうを振り返ろう 134

7 にこにこいっぱい大さくせん 136
第1 時 「にこにこ」するときはどんなときか考えよう 138
第2 ・3 時 学校の「にこにこ」を見付けよう 140
第4 時 見付けた学校の「にこにこ」を伝え合おう 142
第5 時 家の人の「にこにこ」を探ろう 144
第6 時 家の人の「にこにこ」の理由を探ろう 146
第7 時 家の人の「にこにこ」の理由を考えよう 148
第8 時 「にこにこ大作戦」を計画しよう 150
第9 時 「にこにこ大作戦」の計画を立てよう 152
第10時 「にこにこ大作戦」を実行しよう 154
第11時 「にこにこ大作戦」の中間報告会をしよう 156
第12時 さらに工夫をして「にこにこ大作戦」を実行しよう 158
第13時 「にこにこ大作戦」の結果を振り返ろう 160
第14時 「にこにこ大作戦」の結果を報告しよう 162
第15・16時 家の人に思いを伝えよう 164

8 ふゆとあそぼう 166
第1 時 冬を見付けよう 168
第2 時 冬の公園に行ってみよう 170
第3 時 冬の風を見付けよう 172
第4 時 風と遊ぶおもちゃを作ろう 174
第5 時 おもちゃをパワーアップしよう 176
第6 ・7 時 作ったおもちゃでみんなと遊ぼう 178
第8 時 冬のことを伝えよう 180

9 もうすぐ2 年生 182
第1 時 入学してからの1 年間を振り返ろう 184
第2 時 できるようになったことを考えよう 186
第3 時 できるようになったことをお知らせしよう 188
第4 時 誰を招待したいのか考えよう 190
第5 時 どんな発表にしようかな 192
第6 時 発表の準備をしよう 194
第7 時 友達の発表を見てみよう 196
第8 時 もっとよくするためにはどうしたらいいかな 198
第9 ・10時 発表会をしよう 200
第11時 「できるようになったこと発表会」を振り返ろう 202
第12時 2 年生ではこうなりたいな 204

編著者・執筆者一覧 206

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