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ブラック部活動

子どもと先生の苦しみに向き合う

ブラック部活動

定価 1,512円(税込)

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著者 内田 良
出版年月 2017年07月
在庫 未刊・予約受付中

ヤフーオーサーアワード2015を受賞、Yahoo!ニュースを中心に、数十万の読者を擁する社会学者、内田良氏。

部活動問題」を広く世に問い、一大議論を巻き起こしている著者が、数年間の研究の集大成として、エビデンス分析から部活動に潜む矛盾と社会構造を鋭く示す。

 

「二分の一成人式」「組み体操」等に隠された問題の提起に引き続き、一見すばらしいものに見える事柄に隠された歪みと苦難を明らかにしていく。

 

*  *  

 

生徒の「自主的、自発的な参加」に基づく部活動。それはこれまで、「部活動を通した成長」「能力の向上」「友だちとの深い結びつき」など、教育的な文脈で語られてきた。

しかし、統計データや教師の声を繙いていくと、「子どもの成長のため」を免罪符に、大きな矛盾や教員の負担が覆い隠されていることが明らかになる。

 

教育課程外の活動である部活動は、本来教員の業務ではない。にもかかわらず、「教師が部活顧問をするのは当然」と見なされ、強制的に割り振る学校が大半。早朝から夜まで、土日も休まず活動する部活は多い。日本中の学校で行われている部活動のほとんどが、教師がボランティアで行う「サービス残業」に他ならない

また、自主的な活動であるはずの部活動への「全員加入」を強制する、自治体・学校も決して少なくない。

法的・制度的な位置づけが曖昧なのに、子ども・教師の両方が加入を強制され、そのことに疑問を抱かない。保護者も「当然のもの」として教師に顧問として長時間の活動を求める。そのような部活動のモデルで成長していく子どもは、このような部活動のあり方を当たり前に思い、再生産していくことになる。

 

「教育」「子どものため」という題目の裏で何が起きているのか。統計データや子ども・教師の声の解釈から、部活動のリアルと、部活動を取り巻く社会の構造が見えてくる。ほんとうに自発的で、過度の負担のない部活動へ向かうための、問題提起の書。

 

*  *  *

 

●部活の加熱化を示す大会数増

 

●部活動は教師のやりがい搾取?

 

●「自主的な活動」なのに全員強制

 

●顧問の「無償奉仕」を求める保護者

 

●週三回でも「部活動の教育効果」は見込める!

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