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見方・考え方[社会科編]

見方・考え方[社会科編]

「資質・能力」に汎用性を与える「概念的な知識の獲得」。
そのために必要となる「問い」。
その「問い」を立てるには、「視点」(見方)が必要であり、知識を概念化するには「思考」(考え方)が欠かせない。
「見方・考え方」を働かせる授業は、子供の学びをどんどん豊かにする!
だから、変化の激しい社会を生き抜ける!使える能力が育まれる!

定価 2,160円(税込)

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著者 澤井 陽介 編著
加藤 寿朗 編著
出版年月 2017年10月
在庫 未刊・予約受付中

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新しい学習指導要領においては、すべての教科等の教科目標に「~の見方・考え方を働かせて」という文言が新設されました。
また、「総則」においては、次のように定められています。

「児童が各教科等の特質に応じた見方・考え方を働かせながら、知識を相互に関連付けてより深く理解したり、情報を精査して考えを形成したり、問題を見いだして解決策を考えたり、思いや考えを基に創造したりすることに向かう過程を重視した学習の充実を図る」

このように、新しい学習指導要領では、「資質・能力」や「カリキュラム・マネジメント」「深い学び」と同等に、「見方・考え方」を重要視していることが分かります。

いったいなぜなのか?

それは、今回の学習指導要領が目指す地平は「授業改善」であり、具体の授業改善は「見方・考え方を軸とする」と謳われているからです(中央教育審議会答申)。
すなわち、子供たちの「見方・考え方」を働かせることは、「資質・能力」を育む上でも、「深い学び」を実現する上でも、決して欠かすことのできない事柄だということです。

社会科については、「見方・考え方」を次のように定義しています。
「社会的事象を、位置や空間的な広がり、時期や時間の経過、事象や人々の相互関係に着目して捉え、比較・分類したり、総合したり、地域の人々や国民生活と関連付けること」

上記の文言を整理すると、以下のようになります。
1 空間的な視点
2 時間的な視点
3 関係的な視点
で社会的事象を捉え、
1 比較・分類する思考
2 総合する思考
3 関連付ける思考
を組み合わせながら、子供たちに育みたい社会的事象の特色や意味の理解に迫っていく、ということです。
これが、新しい学習指導要領が最も重視する「概念的知識」の獲得につながります。

だから、子供たちの「見方・考え方」を働かせることによって、子供の学びは「深い学び」となり、将来使える「汎用的能力」として身に付いていくのです。

そこで、本書では、以下の事項について、明らかにしました。
1 そもそも「見方・考え方」とは何か
2 どのような経緯で生まれたものなのか
3 子供自身が「見方・考え方」を働かせるとはどういうことか
4 「見方・考え方」を働かせる授業をどのようにつくっていけばよいか

これからの授業づくりを考える上で、必読の書だと言えるでしょう。
第1章 実践研究編
 新学習指導要領と「見方・考え方」
 「見方・考え方」を働かせるとは?

第2章 実践報告編
 小学校第3学年 わたしたちの市と生活の移り変わり
 小学校第4学年 人々の健康や生活環境を支える水
 小学校第5学年 日本の水産業の未来を考えよう
 小学校第6学年 グローバル化する世界と我が国の国際協力
 中学校地理的分野 世界各地の人々の生活と環境
 中学校歴史的分野 明治維新を評価する
 中学校公民的分野 私たちと地方自治

第3章 研究報告編
 社会的事象に対する見方・考え方を働かせる指導の工夫
 一人一人の見方・考え方の深まり

第4章 基礎研究編
 教育改革の動向と「見方・考え方」
 過去の学習指導要領における「見方・考え方」
 社会的事象の特色、相互の関連、意味とは?
 新学習指導要領における「見方・考え方」の定義
 「見方や考え方」と「見方・考え方」

登録情報