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東日本大震災と社会教育

東日本大震災と社会教育

東日本大震災後、「人間的復興」を目指す被災住民や支援者の実践活動を社会教育研究の見地から見つめ、そこから得られた学びや今後の課題を報告する。

定価 3,132円(税込)

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著者 日本社会教育学会
出版年月 2019年06月
在庫 在庫あり
東日本大震災から8年目が経過した。政府は復興集中期間(~2016年3月)は終了し、復興・創生期間に移ったとし、2020年には復興期間を終わらせようとしている。復興庁が発表した「復興の現状と課題」(2019年4月)によれば、「住宅再建は着実に終了し、2018年度までに概ね完了」、産業・生業の再生の面では農地は92%営農再開が可能となり、水産加工視閲の96%は営業再開するなど、「被災3県の水準は、ほぼ回復」、福島でも「帰還困難区域を除くほとんどの地域で避難指示が解除され、復興再生に向けた動きが本格化」していると述べる。確かに道路や住宅整備、防潮堤の建設などハード面での復旧・復興は進んできた。こうして2020年の東京オリンピックでは、「被災地の復興を後押しとなるよう、被災地との連携した取り組みを進め」、「復興の姿を世界に発信する」という。
 しかし、ハード面では前進しているとはいえ、被災3県では震災前がみられた人口流出・過疎化が加速化している。津波被害地区では高台移転や土地区画整理による商店街の再興などに膨大な資金を投入し、まちの再生・復活をはかろうとしているが、それでも人口流出・過疎化が止まらない。住民の意向を踏まえず巨大防潮堤を建設したものの、住民の姿が見えない地域も見られる。一方、原発事故による避難を余儀なされた福島の被災地はどうだろうか。2017年4月には葛尾村、川内村、浪江町、川俣町、飯舘村の「帰還困難区域」を除く避難指示区域はすべて避難解除となり、さらに2019年4月には大熊町の帰還困難区域の一部の解除も始まったが、必ずしも帰還するものは多くない。飯舘村は約2割、帰還困難区域を多く抱える浪江町と富岡町は約6%、約9%である。とくに若い世代には原発そのものへの不安(廃炉が収束していない)や高濃度の放射能が与える影響についての健康不安が大きい。
 しかし、こうした困難の中でも、「人間的復興」を目ざす被災住民・支援者の努力が積み重ねられてきた。そうした取り組みのなかに戦後日本の社会教育が蓄積してきた経験が生かされ、新しい時代を切り拓く希望を見いだせるのではないかと考える。本書はそうした視点から、中間的総括に留まるが、被災住民や支援者の実践活動とそこに紡がれる学びを掬い取り、社会教育的価値を考察しようとするものである。(『東日本大震災と社会教育』序章より)
●はしがきにかえて―震災が社会教育研究に投げかける課題…………高橋満
●序章 本書の課題と構成…………千葉悦子

第Ⅰ部 東日本大震災が提起するもの――持続可能な社会づくりと社会教育・成人教育

●第1章  福島原発災害――その特質と復興の課題…………鈴木浩
●第2章  原発事故後のリスクに向き合う社会教育のアプローチ――チェルノブイリから福島へ、ドイツとベラルーシの軌跡から…………高雄綾子
●Column-1 脱原発社会をめざす市民の学習とドイツ社会文化運動…………谷和明

第Ⅱ部 過酷な被災現場から「人間の復興」へ

●第3章 復興の途上で見えてきたもの――被災地の状況から浮かび上がる社会教育の課題…………星山幸男
●第4章 東日本大震災における公民館の役割――調査報告…………富手冬樹
●第5章 被災者の生活復興とは何か――自治・交流・居場所づくりを中心として…………天野和彦

●Column-2 こども☆ひかりプロジェクト:震災を機に生成されたミュージアム連携の新たなスタイル…………八木剛
●Column-3 伝統「ささよ」の復活と地域の暮らし…………星山幸男

第Ⅲ部 被災者のエンパワメントと社会教育実践

●第6章 学習経験と震災ボランティア…………鳶島修治・高橋満
●第7章 創造的復興教育を支える〈学び合うコミュニティ〉――学校と地域を結ぶアクティブラーニングの可能性・福島県双葉郡の挑戦…………中田スウラ
●第8章 被災女性にとっての職業訓練の意義と役割――東日本大震災で被災した女性求職者へのインタビュー調査から…………小形美樹・高橋保幸
●第9章 生活・地域の復興と青年…………辻智子
●第10章 被災地のエンパワメントを醸成するフィールドワークの在り方――フレイレアン・アプローチからの探究…………松岡広路

●Column-4 福島県男女共生センター職員としての取組を振り返って…………長沢涼子

第Ⅳ部 持続可能な地域づくりと学び

●第11章 東日本大震災後の地域学習の諸相…………石井山竜平
●第12章 「災害危険区域」の復興に取り組む住民の学び…………手打明敏
●第13章 被災当事者の復興に向けた学びとその支援…………千葉悦子

●Column-5 キックオフ・福島復興公民館大学…………上田幸夫
●Column-6 震災復興と大学…………新妻二男

●終章 3.11後社会教育の課題…………鈴木敏正
●執筆者一覧

登録情報