シリーズ国語授業づくり 単元を貫く学習課題と言語活動
─課題を解決する過程を重視した授業づくり─
まえがき/1
Ⅰ章 単元を貫く言語活動を位置付けた授業づくり
1 単元を貫く言語活動とは 8
2 なぜ、単元を貫く言語活動を位置付けるのか 10
3 子ども自身にとって解決すべき課題を設定する意義 12
4 単元を貫く言語活動を位置付けた授業づくりの進め方 14
Ⅱ章 「単元を貫く学習課題と言語活動」の基礎・基本
Q1いのでしょうか? 22
Q2? 24
Q3 子どもの実態を踏まえて、単元で付けたい力を決めるためには、どのような点に留意すべきでしょうか? 26
Q4 単元を貫く言語活動を選ぶ際、どのような点に留意すべきでしょうか? 28
Q5 リーフレットや本の紹介ボックスなどの言語活動を位置付ける際、どのような点に留意すべきでしょうか? 30
Q6 「話すこと・聞くこと」領域の単元の指導の際、留意すべきことは何ですか? 32
Q7 「書くこと」領域の単元の指導の際、留意すべきことは何ですか? 34
Q8 「読むこと」領域の単元の指導の際、留意すべきことは何ですか? 36
Q9 「伝統的な言語文化」の指導の際、留意すべきことは何ですか? 38
Q10 複合単元の指導の際、留意すべきことは何ですか? 40
Q11 「入れ子構造」とは、どのような工夫ですか? 42
Q12 「ABワンセット方式」とは、どのような工夫ですか? 44
Q13 「サンドイッチ方式」とは、どのような工夫ですか? 46
Q14 並行読書とは何ですか。また、どのような工夫がありますか? 48
Q15 単元を貫く言語活動と本時の指導過程がうまく結び付きません。どうしたらよいでしょうか? 50
Q16 本時の学習課題が、単元を貫く言語活動とかけ離れたものになりがちです。どうしたらよいでしょうか? 52
Q17 本時の交流の際、書いたものを読み上げるだけになりがちでうまくいきません。どうしたらよいでしょうか? 54
Q18 単元の評価に当たって、評価の観点をどう考えて設定すればよいでしょうか? 56
Q19 評価規準の設定の仕方がわかりません。基本的な考え方を教えてください。 58
Q20 単元を貫く言語活動を通して指導し、評価することの利点とポイントを教えてください。 60
Ⅲ章 これで解決!
単元を貫く言語活動の授業づくりの課題と対応のコツ
1 学習課題設定編 64
(1)子どもが取り組みたくなる学習課題設定のコツ 64
(2)学習の振り返りを生かした子ども自身による学習課題設定のコツ 66
(3)付けたい力にふさわしい学習課題設定のコツ 68
2 課題解決過程編 70
(1)目的に応じた要約の指導のコツ 70
(2)個人差に対応する指導のコツ 72
(3)実効性のある話型の指導のコツ 74
(4)並行読書材選定・収集のコツ 76
(5)図鑑や科学読み物を読む能力育成のコツ 78
(6)教室の言語環境整備のコツ 80
(7)入門期の表現力育成のコツ 82
(8)場面読み・段落読みを乗り越えるコツ 84
3 学習指導案作成編 86
(1)単元の指導目標と評価規準の記述のコツ 86
(2)単元を貫く言語活動とその特徴の記述のコツ 88
(3)単元の指導過程の記述のコツ 90
(4)本時の指導過程の記述のコツ 92
単元を貫く言語活動の展開例
低学年 単元「年長さんに絵本を読み聞かせしよう」 96
単元を貫く言語活動「自分のお気に入りの絵本を、会話文を工夫して音読する」
中学年 単元「『車のいろは空のいろ』シリーズのふしぎを解き明かそう」 106
単元を貫く言語活動「ファンタジー作品の不思議なおもしろさを説明する」
高学年 単元「くらしを見つめて意見文を書こう」 114
単元を貫く言語活動「自分の課題について調べ、意見文を書く」