1日5分! 教室で使えるコグトレ

    1日5分! 教室で使えるコグトレ

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      Barcode: 9784491032801

      宮口 幸治/著

      $14.00

      著者紹介

      宮口幸治
      立命館大学産業社会学部・大学院人間科学研究科教授。
      京都大学工学部卒業、建設コンサルタント会社勤務の後、神戸大学医学部医学科卒業。神戸大学医学部附属病院精神神経科、大阪府立精神医療センターなどを勤務の後、法務省宮川医療少年院、交野女子学院医務課長を経て、2016 年より現職。医学博士、子どものこころ専門医、日本精神神経学会専門医、臨床心理士、公認心理師。児童精神科医として、困っている子どもたちの支援を教育・医療・心理・福祉の観点で行う「日本COG-TR 学会」を主宰し、全国で教員向けに研修を行っている。著書に『性の問題行動をもつ子どものためのワークブック』『教室の困っている発達障害をもつ子どもの理解と認知的アプローチ』(以上、明石書店)、『やさしいコグトレ認知機能強化トレーニング』『社会面のコグトレ 認知ソーシャルトレーニング1・2』(以上、三輪書店)、『1 日5 分! 教室で使えるコグトレ』『もっとコグトレさがし算60 初級・中級・上級』『1 日5 分! 教室で使える漢字コグトレ小学1 ~ 6 年生』『1日5分! 教室でできる英語コグトレ 小学校3・4/5・6年生』『学校でできる! 性の問題行動へのケア』(以上、東洋館出版社)、『ケーキの切れない非行少年たち』(新潮社)、『境界知能とグレーゾーンの子どもたち』(扶桑社)、『医者が考案したコグトレ・パズル』(SB クリエイティブ)など。
      [2020年11月現在]

      目次

      はじめに 1
      理論編:困っている子どもの背景と特徴 7
      困っている子どもの背景 8
      困っている子どもの特徴
      ①認知機能の弱さ 10
      ②感情統制の弱さ 12
      ③融通の利かなさ 14
      ④不適切な自己評価 16
      ⑤対人スキルの乏しさ 18
      ⑥身体的不器用さ 20
      支援編:教室で使えるコグトレ 23
      ワークシートの使用方法 24
      学期計画例 26
      通級指導教室・気になる子への個別指導例 28
      ワークシート一覧 30
      年間の使用計画例 32
      ①注意力をつけるトレーニング 34
      見る力をつけよう 36
      コグトレ 「見る力をつけよう」①~⑯
      聞く力をつけよう 54
      コグトレ 「最初とポン」①~⑩
      コグトレ 「最後とポン」①~⑩
      コグトレ 「何が一番? 何が何番?」①~⑩
      集中力をつけよう 70
      コグトレ 「集中力をつけよう」①~⑯
      ②感情をうまくコントロールできるトレーニング 88
      この人はどんな気持ち? 90
      コグトレ 「この人はどんな気持ち?」①~④
      この人たちはどんな気持ち? 96
      コグトレ 「この人たちはどんな気持ち?」①~⑥
      違った考えをしよう 104
      コグトレ 「違った考えをしよう」
      悩み相談室 108
      コグトレ 「悩み相談室」①~④
      ③危険なことを察知するトレーニング 114
      何が危ない? 116
      コグトレ 「何が危ない?」①~⑥
      ④人との接し方を学べるトレーニング 124
      自分を知ろう(過去・未来の自分と手紙交換) 126
      コグトレ 「過去・未来の自分と手紙交換」①~⑧
      自分を知ろう(学期ごと山あり谷ありマップ) 136
      コグトレ 「学期ごと山あり谷ありマップ」①~③
      人にものを頼もう 142
      コグトレ 「人にものを頼もう」①~②
      うまく謝ろう・断ろう 146
      コグトレ 「うまく謝ろう・断ろう」①~④
      ⑤問題をうまく解決できるトレーニング 152
      あなたならどうする? 結果が決まっているケース 154
      コグトレ 「あなたならどうする? 物語」①~⑥
      あなたならどうする? 結果が決まっていないケース 162
      コグトレ 「あなたならどうする? 物語」⑦~⑩
      次からどうする? 168
      コグトレ 「次からどうする?」①~④
      ⑥身体をうまく使うトレーニング 174
      コグトレ 指先を使おう(綿棒積み) 176
      コグトレ 指先を使おう(わっか作り) 178
      コグトレ 指先を使おう(色紙ちぎり) 180
      コグトレ 指先を使おう(ボール積み) 182
      コグトレ 集中しよう(おちたおちた) 184
      コグトレ 集中しよう(船長さんの命令で) 186
      コグトレ 動きを伝えよう(真似をしよう) 188
      コグトレ 動きを伝えよう(相手に伝えよう) 190
      解答編
      「見る力をつけよう」①~⑯ 解答 192
      「集中力をつけよう」①~⑯ 解答 196
      著者略歴 200

          Description

           学習への取り組み、感情のコントロール、人との接し方……発達障害に限らず、学校で困っている子どもは学習・生活面で共通した課題を持っています。そういった子どもたちの課題に、認知面で背景から支援するのがコグトレです。

           コグトレは、学習面・社会面・身体面という3つの観点からアプローチすることで、子どもたちの課題に包括的に応え、支援を通して能力の向上を図ることができるトレーニングです。本書では、クラスでコグトレを実施するための全122ワーク・全157回分を収録し、一年をかけて子どもを支援していくことができます。

           困っている子だけでなく、クラス全体で互いに楽しみながら認知の能力を育み、子どもたちの困りを解消していくために最適なトレーニングです。もちろん、個別に支援が必要な子どもに特化した使い方も紹介しています。


          ☆ワークシートの一部を公開!まずは教室で、ご自宅でお試し下さい。
          (タイトルをクリックするとPFDファイルが表示されます。)

          注意力をつけるトレーニング 見る力をつけよう① 
          感情をうまくコントロールできるトレーニング この人たちはどんな気持ち?① 
          危険なことを察知するトレーニング 何が危ない?① 
          人との接し方を学べるトレーニング うまく謝ろう、断ろう① 
          問題をうまく解決できるトレーニング あなたならどうする? 物語① 
          身体をうまく使うトレーニング  指先を使おう・綿棒積み 

          コグトレってなに?

          認知○○トレーニング(Cognitive ○○ Training)の略称で、学習面を育てる「認知機能強化トレーニング」、社会面を育てる「認知ソーシャルトレーニング」、そして身体面を育てる「認知作業トレーニング」から構成されています。子どもたちが学校、それから社会で困らないように、この3つの方面から子どもを支援する包括的なプログラムです。それぞれのトレーニングを積み重ね、子どもたちの困難に背景から迫ることで、子どもの見取りと支援を進めていきます。
          詳しくは、コグトレ研究会ウェブサイトをご参照下さい。

          Specifications

          • 読者対象: 小学校教員・特別支援教育担当教員
          • 出版年月: 2016年10月27日
          • ページ数: 200

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