中学校 古典

    中学校 古典

      Product form

      Barcode: 9784491035598

      日本国語教育学会/監、髙橋 邦伯・渡辺 春美/編著

      $14.00

      目次

      シリーズ国語授業づくり中学校 古典
      もくじ

      まえがき

      Ⅰ章 古典の授業のポイント
       1 言語生活に生きる「古典の授業」
       2 学習材研究のポイント
       3 授業の進め方と問題点
       4 評価の留意点ー実践的評価のために

      Ⅱ章 古典の授業づくりの基礎・基本
       1 教材内容、学習内容に関するQ&A
        Q1〈伝統的な言語文化の学習の範囲〉伝統的な言語文化の学習の対象はどのような範囲でしょうか?
        Q2〈教科書教材とその他の資料の導入〉教科書教材だけでなく多くの資料を扱うにはどうしたらよいでしょうか?
        Q3〈学習活動を踏まえた作品研究・教材研究〉作品研究や教材研究の方法や考え方を教えてください。
        Q4〈目標・課題の設定〉古典の世界に「ふれる、楽しむ、親しむ」ということはどういうことでしょうか?
        Q5〈言語活動の工夫〉どのような言語活動の工夫が考えられますか?
        Q6〈文法や言葉の指導〉文法や言葉の指導はどのようにすればよいのでしょうか?
        Q7〈地域教材の発掘〉地域の伝統的な言語文化にもふれたいのですが、どのようにしたらよいでしょうか?
       2 指導法、授業方法に関するQ&A
        Q1〈教師の語り〉教師の語りが重要だと言われますが、どのようにしたらよいでしょうか?
        Q2〈音読・朗読の指導と学習活動〉音読・朗読の指導方法と効果的な学習活動の在り方を教えてください。
        Q3〈板書・ワークシート、ノートの作成〉生徒の学習活動の記録の在り方は、どう考えたらよいでしょうか?
        Q4〈メディア教材の使用〉メディア教材の効果的な使用方法を教えてください。
        Q5〈帯単元の実践〉帯単元の工夫とその実践は何でしょうか?
       3 学習指導要領に関するQ&A
        Q1〈小・中・高等学校の系統とその扱い〉小・中・高等学校と同じような教材を扱いますが、その系統の考え方と扱い方を教えてください。
        Q2〈領域の関連〉言語活動の中の領域の関連をどのように図っていったらよいのでしょうか?
       4 学習者理解、評価に関するQ&A
        Q1〈学習者の学びを促すもの〉生徒が興味・関心をもって取り組むために必要なことは何でしょうか?
        Q2〈次の学びへの評価と読書活動への誘い〉次の学びにつなげる評価方法はどのようなものでしょうか? また、読書活動へはどのように誘っていけるでしょうか?

      Ⅲ章 単元展開例
       主体的な学びを核とする
        単元「なりきり『平家物語』」
         言語活動「登場人物の人物像を解釈し、その人物になりきって気に入った台詞を紹介する」
        解説 主体的な学びを深める要素
       対話的な学びを核とする
        単元「『おくのほそ道』おすすめスポットを巡る旅のガイドブックを作ろう」
         言語活動「ガイドブックを作る」
        解説 主体的学習に導く授業づくり
       深い学びを生み出す
        単元「昔話を読む」
         言語活動「昔話と古典との比較に基づき、課題を探究する」
        解説 「比較」を導入した発展的展開
       地域教材を学びの核とする
        単元「ヤマトタケル 東征 ~古文で知る千葉の伝説~」
         言語活動「古典を読み比べ、構成や展開、表現の仕方について評価する・古典学習の意義を見いだす」
        解説 地域教材を学びの核とする単元

          Description

          日本国語教育学会 監修 「シリーズ国語授業づくり」小学校編に続き、中学校編も刊行!! 日本国語教育学会が総力を挙げて 中学校国語科の古典教材における授業づくりを解説します
          平成29年版学習指導要領において、「我が国に言語文化に関する事項」では中学校全学年を通して「親しむ」という文言が用いられています。本書では、この「親しむ」をキーワードに古典の授業づくりのポイントを総整理しました。

          本書では、平成29年版学習指導要領を踏まえつつ、言語文化に親しむための授業づくりを紹介します。
          Ⅰ章では、学習材研究、授業の実際、評価のポイントと、授業づくりに関わる要素を網羅的にまとめました。
          Ⅱ章では、Q&A方式で、古典の授業づくりに対する様々な悩みに対しての解決策を提案しました。
          Ⅲ章では、「主体的な学び」、「対話的な学び」、「深い学び」「地域教材」をそれぞれキーワードとした単元展開例を4つ紹介しています。
          Ⅰ~Ⅲ章を通して、古典の授業づくりの基礎・基本から実践に役立つポイントまでを網羅した構成となっています。

          信頼のおける執筆者陣が、豊富な知識と経験のもと、古典の授業づくりに関するポイントをまとめあげました。
          古典の授業づくりについて学びたい人、生徒に古典のおもしろさを効果的に実感させたい人におすすめの1冊です。

          Specifications

          • 読者対象: 中学校教員
          • 出版年月: 2018年8月3日
          • ページ数: 116

          Login

          Forgot your password?

          Don't have an account yet?
          Create account