目 次
Ⅰ 入門 障害のある子どもと特別支援学級
1 自閉的な傾向を伴う知的障害のある娘の育ちから…
―社会生活能力と知的能力は一致しない!― … …………………… 10
(1)娘の様子から 10
(2)小学校学習指導要領の方向性 10
2 目的は何か?… …………………………………………………………………… 11
3 逆転の発想で!… ………………………………………………………………… 11
(1)こだわりはなくせない 11
(2)「いいこだわり」を育てる逆転の発想 12
4 力をつける教育から力を使いたくなる教育への転換……………… 13
(1)力をつけようとする教育の無力さ 13
(2)力を使いたくなる教育の象徴―部活動 13
5 本音で楽しく・やりがいある活動を!… ……………………………… 14
Ⅱ 入門 「自立活動」の理解と授業づくりの原則
1 自閉症・情緒障害特別支援学級とは?… ……………………………… 16
2 「特別の教育課程」とは?… ………………………………………………… 16
(1)一人一人を大切にする 16
(2)「自立活動」も一人一人に 18
3 学習指導要領にみる「自立活動」…………………………………………… 19
(1)自立活動の概要 19
(2)自立活動の目標 21
(3)自立活動の内容 21
(4)具体的な指導内容の設定にあたって 23
(5)指導方法の創意工夫 24
(6)自由度の高さ 25
4 「自立」「主体性」について考える… ……………………………………… 25
(1)「主体的に」取り組むこと 26
(2)「自己の力を可能な限り発揮」すること 28
(3)「よりよく生きていこうとする」こと 30
5 よりよい「自立活動」の授業づくり・その方向性… ……………… 31
(1)逆転の発想で授業づくり! 31
(2)興味・関心を把握し、かきたてる! 33
(3)異学年集団のよさを発揮する 33
(4)交流及び共同学習への発展 34
(5)学級集団で取り組むことを前提に 35
Ⅲ 入門 友達関係の力を育む授業づくりのアイデア
1 楽しく・やりがいある活動を通して……………………………………… 38
2 ゲームを活用する自立活動…………………………………………………… 38
(1)意義・目的 39
(2)ゲームの種類 39
(3)カードゲーム・バリエーション 40
(4)ジャンケン・バリエーション 47
(5)オリジナルゲームの作成・活用 51
3 体育的な自立活動………………………………………………………………… 56
(1)意義・目的と教育課程上の位置づけ 57
(2)サーキット遊びのやり方 58
4 学級独自の校外学習(遠足)… ……………………………………………… 64
5 子どもが楽しみにする学級定番の単元を決める!… ……………… 66
6 大事なまとめ… …………………………………………………………………… 67
(1)自立活動は奥深い 67
(2)個別の目標設定を 68
Ⅳ 入門 感情のセルフコントロール力を育む授業づくり
1 問題行動を理解する“ 氷山モデル”… …………………………………… 70
2 問題行動の分析・支援シートの活用……………………………………… 72
(1)逆転の発想による支援の徹底 73
(2)子どもの中の困難さ(障害?)とその支援 73
(3)問題行動そのものの分析 74
(4)支援計画案を作成する 76
3 感情のセルフコントロールを考える授業… …………………………… 76
4 パニック等があったときの支援・10 ヶ条… ………………………… 92
その1:慌てず・静かに・淡々と その2:頭ごなしに・叱らない
その3:具体的な指示と目力 その4:危険を避けて・安全に
その5:短く・ゆっくり・具体的に・肯定表現で その6:遠慮しないで・応援要請
その7:静かな場所が・あるならば その8:一緒に・事実の・振り返り
その9:関係者にも・事情を聞いて その10:当事者同士で・仲直り
5 大事なまとめ… …………………………………………………………………… 97
(1)個別の目標設定を 97
(2)子どもを受け止めることの大切さ 97
Ⅴ 入門 個別の指導計画と学級経営のポイント
〈個別の教育支援計画と個別の指導計画〉
1 どのようなイメージなのか?……………………………………………… 100
2 校内支援体制で取り組む!………………………………………………… 102
(1)学習指導要領では? 102
(2)個別の教育支援計画 102
(3)個別の指導計画 104
3 計画書を作成するために… ………………………………………………… 105
(1)既設学級で前任の先生との引き継ぎが可能な場合 105
(2)新設学級の場合 105
(3)市町村の特別支援学級担任者研修会で書き方講習会を行う 106
4 個別の教育支援計画・指導計画の作成のための10 ヶ条……… 106
その1:抱えず・頼って・つながろう! その2:子どもに寄り添い、理解する!
その3:把握の仕方も工夫して! その4:保護者の思いに、寄り添って!
その5:子どもの「いいとこ」を見つけ出し・つくり・増やす!
その6:「大まか」で構わないが「大げさ」は避ける!
その7:行動上の課題(暴力やパニック等)の場合は、さらに絞り込む!
その8:ほめる機会を増やすつもりで!
その9:目的は計画を書くことではない! 具体的な支援方法の明確化と共有化!
その10:大事にしたい評価!
〈交流及び共同学習の展開〉
1 「参加する」交流から「学べる」交流へ…………………………………113
2 通常学級に「行く交流」の場合… …………………………………………114
3 支援学級に「招く交流」の場合… …………………………………………117
4 学校生活全般の中で………………………………………………………………118
〈保護者との連携〉
1 保護者の決意と覚悟に寄り添う… ……………………………………… 120
2 ピアサポート機能を活かす………………………………………………… 121
3 進学・進級支援を確実に!………………………………………………… 121
4 相談・医療機関との連携や活用… ……………………………………… 122
〈教室環境の整備〉
1 視覚情報が大切!?……………………………………………………………… 124
2 教室環境の原則… ……………………………………………………………… 125