小学校1年 上巻 板書で見る全単元・全時間の授業のすべて 算数 板書シリーズ

    小学校1年 上巻 板書で見る全単元・全時間の授業のすべて 算数 板書シリーズ

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      Barcode: 9784491039893

      田中 博史/監、筑波大学附属小学校算数部/企画編集

      $20.00

      著者紹介

      田中博史
      授業「人」塾代表・筑波大学附属小学校前副校長
      放送大学大学院修士課程修了。山口県公立小学校教諭を経て,現職。筑波大学人間学部非常勤講師。教科書『小学校算数』(学校図書)監修委員,隔月刊誌『算数授業研究』編集委員、全国算数授業研究会前会長。
      [2020年3月現在]

      目次

      まえがき
      本書活用のポイント
      本書の単元配列
      I 第1 学年の授業づくりのポイント
      II 第1 学年の算数 全単元・全時間の板書
      1 なかまづくりとかず 14時間 18
      単元の目標・評価規準・指導計画 18
      単元の基礎・基本と見方・考え方 19
      第1時 たりるかな 20
      第2時 おなじかずのなかまをさがそう 22
      第3時 かぞえたりならべたりしよう 24
      第4時 5はいくつといくつ 26
      第5時 おなじかずのなかまをさがそう 28
      第6時 かぞえたりせんでむすんだりしよう 30
      第7時 6はいくつといくつ 32
      第8時 7はいくつといくつ 34
      第9時 8はいくつといくつ 36
      第10時 9はいくつといくつ 38
      第11時 10はいくつといくつ 40
      第12時 10をつくろう 42
      第13時 おおきさをくらべよう 44
      第14時 0というかず 46

      2 なんばんめ 2時間
      単元の目標・評価規準・指導計画 48
      単元の基礎・基本と見方・考え方 49
      第1時 ○○さんはどこにいるかな? 50
      第2時 なまえあてゲームをしよう 52

      3 たし算 8時間
      単元の目標・評価規準・指導計画 54
      単元の基礎・基本と見方・考え方 55
      第1時 あわせていくつ1 56
      第2時 あわせていくつ2 58
      第3時 あわせていくつ3 60
      第4時 ふえるといくつ1 62
      第5時 ふえるといくつ2 64
      第6時 あわせていくつ ふえるといくつ 66
      第7時 0のたしざん1 68
      第8時 0のたしざん2 70

      4 ひき算 9時間
      単元の目標・評価規準・指導計画 72
      単元の基礎・基本と見方・考え方 73
      第1時 ちがうおなはしはどれかな 74
      第2時 どんなしきになるかな1 76
      第3時 どんなしきになるかな2 78
      第4時 10からひくひきざん 80
      第5時 カードであそぼう 82
      第6時 0のひきざん 84
      第7時 ちがいはいくつ 86
      第8時 もんだいをつくろう 88
      第9時 ひき算のえほんを作ろう 90

      5 長さくらべ 4時間
      単元の目標・評価規準・指導計画 92
      単元の基礎・基本と見方・考え方 93
      第1時 どちらがながい1 94
      第2時 どちらがながい2 96
      第3時 どちらがながい3 98
      第4時 どちらがながい4 100

      6 せいり(表とグラフ) 2時間
      単元の目標・評価規準・指導計画 102
      単元の基礎・基本と見方・考え方 103
      第1時 どのどうぶつがにんきがあるのかな 104
      第2時 1ばんにんきのどうぶつは? 106

      7 10よりおおきいかず 9時間
      単元の目標・評価規準・指導計画 108
      単元の基礎・基本と見方・考え方 109
      第1時 ブロックを数えよう 110
      第2時 かずをかぞえよう 112
      第3時 カードでかるたとり 114
      第4時 すうカードならべゲーム 116
      第5時 ぴょんぴょんゲーム 118
      第6時 たしざんとひきざん 120
      第7時 たしざんとひきざんのけいさんのしかた 122
      第8時 20より大きいかず1 124
      第9時 20より大きいかず2 126

      8 とけい 4時間
      単元の目標・評価規準・指導計画 128
      単元の基礎・基本と見方・考え方 129
      第1時 たんしんでじこくをよむ 130
      第2時 とけいをよもう 132
      第3時 生かつじかんをふりかえろう 134
      第4時 めもりですごろく 136

      9 3つのかずのけいさん 4時間
      単元の目標・評価規準・指導計画 138
      単元の基礎・基本と見方・考え方 139
      第1時 3つのかずのたしざん 140
      第2時 3つのかずのひきざん1 142
      第3時 3つのかずのひきざん2 144
      第4時 10こならべてしきをつくろう 146

      10 かさくらべ・ひろさくらべ 第0時 146
      単元の目標・評価規準・指導計画 146
      単元の基礎・基本と見方・考え方 147
      第1時 かさくらべ1 148
      第2時 かさくらべ2 150
      第3時 かさくらべ3 152
      第4時 ひろさくらべ1 154
      第5時 ひろさくらべ2 156

          Description

          「板書シリーズ 算数」の監修者である、「授業・人」塾代表
          前筑波大学附属小学校副校長 田中博史先生に「板書シリーズ 算数」の特徴や活用の仕方についてお話を伺いました。

          「板書シリーズ 算数」の特徴

          「板書シリーズ」は読者の先生方の厚い支持をいただき累計100万部となる、教育書としてはベストセラーと言えるシリーズになりました。類似の本がたくさん世に出ていますが、この算数の「板書シリーズ」が元祖と言えると自負しています。

          我々が板書の形で授業のプランをみなさんに提案しようと思ったのは、「活字や表組だけの指導案ではなかなか授業のイメージがわきにくい」ので、なんとかビジュアルの形で、明日の授業作りに皆さんたちがイメージしやすいものがお届できないかと考えたからです。この「板書シリーズ」では先生方がすぐに授業の時に机の上に開いてそのまま活用できるようにしたということ、すべての時間のアイディアをここに揃えたということが大きな特徴です。

          明日の授業作りに「板書」を!

          板書を使いながら明日の授業をイメージしていく具体的な見本のひとつとしてよく覚えているのが筑波大学附属小学校の先輩、故坪田耕三先生(前青山学院大学、元筑波大学附属小学校副校長)の姿です。坪田先生は翌日の授業をいつも板書の形で計画をたてていらっしゃいました。坪田先生は「板書の形で計画をたてると子供の姿が浮かんでくるんだよ」と語っていらっしゃったのを覚えています。私たちも板書の形で明日の授業をイメージする、これは毎日の授業にとても役に立つ行為だと思います。

          指導案の形式で一行一行書くものに関しては、実は行と行の間に隙間があるので、子どものイメージや活動が途切れてしまっているかもしれません。それになかなか気づきにくいのですが、板書の形で授業プランを作っていくとそこが非常に具体的に浮かんでくる、それを私も当時坪田先生に教えられて、実感したことを覚えています。

          「板書シリーズ 算数」の活用法

          本書では、知識・技能の習得だけではなく、新学習指導要領のキーワードの一つでもある「数学的な見方・考え方」の育成についても触れています。著者の先生方にも「数学的な見方・考え方」がどのように授業の中で意識されているのかを意識して書いてもらいました。授業の中での子供の問い、めあての変化や、それに対するものの見方・考え方、さらには友達との考え方の比較なども行いやすいように板書していくことを心掛ける必要があります。

          今回の「板書シリーズ 算数」は、見開きで一時間の授業プランを板書中心に構成し、 『授業の流れ』を4つまたは5つのステップで組み立てています。この『授業の流れ』を見ていただければ子供たちの疑問がどのようにつながっていくかが、わかると思います。

          また、もう一つ意識しているのは、対話のイメージを先生方に伝わりやすくするということ。そのために、教師の発問、子供の疑問を吹き出しの形式で整理して入れています。ただ、画一的にならないようにすべてが同じパターンになっているわけではありません。低学年のように活動を重視しての授業の場合と、高学年のようにまとめや発展問題が必要な場合とでは授業シナリオが異なるようになっています。読者の先生方には、この授業の場面ではこのまとめはいらないなとか、この部分の練習問題は無理やり差し込むことはないなというふうに、「板書シリーズ」を発展、活用していただければと思います。

          最高の執筆陣とDVDでより具体的なイメージを!

          今回の算数のシリーズは、1年生は共著となっていますが、2年生から6年生までは一人の先生が執筆しているので、一貫した授業プランの質の高さを味わうことができます。

          • 1年生:小松信哉先生(福島大学)、中田寿幸先生(筑波大学附属小学校)、永田美奈子先生(雙葉小学校)、森本隆史先生(筑波大学附属小学校)
          • 2年生:山本良和先生(筑波大学附属小学校)
          • 3年生:夏坂哲志先生(筑波大学附属小学校)
          • 4年生:大野桂先生(筑波大学附属小学校)
          • 5年生:盛山隆雄先生(筑波大学附属小学校)
          • 6年生:尾﨑正彦先生(関西大学初等部)

          さらに目玉として、各学年の執筆者の実際の授業(1時間分)がDVDとして付いています(1年の授業者は中田寿幸先生)。算数では、先ほどの『授業の流れ』の4つのステップのように、教師の発問や子どもとの対話や活動から授業が進んでいくので、授業の流れの中で板書がどのように出来上がっていくかを実際の授業と照らし合わせることができます。

          紙面とDVDの映像から、どのように授業が進んでいくのかをご覧いただき、皆様の授業づくりに役立てていただければ幸いです。

          1年生から6年生までの毎日の算数の授業の具体的なイメージを、この「板書シリーズ」でお届けできると思います。算数が得意ではない先生にも子供たちとともに算数好きを増やす授業が現場に広がることを願ってこのシリーズを作っています。

          どうぞ明日の子どもの笑顔のために、算数の授業を楽しくしていくために役立ててください。

          Specifications

          • 読者対象: 小学校教員
          • 出版年月: 2020年3月10日
          • ページ数: 166

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