教師1年目の学級経営

    教師1年目の学級経営

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      Barcode: 9784491043487

      大前 暁政/著

      $13.00

      目次

      第1章 心構え編 -「ほめて伸ばす」教師であれ-

       今の自分の立ち位置を俯瞰できる目をもつ 
       荒れた学級の子どもたちが求めているもの 
       細部にこだわる教師であれ 
       教師力の中身を理解し、成長の見通しをもっておく 
       授業は素人にはできない 
       「ほめて伸ばす」教師であれ 
       プロとして生きよう 
       「全員を必ずできるようにする」と決意する 


      第2章 始業式前の準備編 -最高のゴールを思い描く- 

       余裕をもつためには「見通し」が必要 
       子どもに関する情報を集めるだけ集める 
       学級の子どもたちの実態をつかむために 
       前担任との引き継ぎで尋ねておきたいこと 
       教室環境を考える 
       最高のゴールを思い描くために 
       典型的な「失敗例」を知っておく 


      第3章 学級経営4月の戦略編 -この1か月で勝負をかける- 

       「ゴール」から考えよう 
       具体的な目標の設定と詳細な実態調査 
       1日をスムーズに過ごせるシステムを構築する 
       子どもに育てたい「姿勢」を明確にする 
       学級経営の柱となるものを打ち立てる 
       全員ができるようになった状態をつくる 
       学級の「二つの関係性」を意識する 
       「ほめて励まし続ける」ことこそが、教師の仕事と心得る 
       これだけは譲れない「マナー」を決めておく 
       頑張る気持ちが自然と生まれるようになる「ルーティン」の確立 
       子どもに高い目標を描かせる 


      第4章 5月以降の戦略編 -スモールステップで少しずつ高める- 

       1か月後に必ずやりたいこと 
       学級独自の文化をつくる取組を行う 
       学級の風土をつくる 
       感謝の気持ちをもたせる取組を開始する 
       「よいところ見つけ」を継続的に行う 
       授業のゴールをイメージして手立てを打つ 
       「授業の型」を意識して進めることで「学習の型」を定着させる 
       学習の記録を残す 
       長い休みの後の指導 
       ハイレベル課題への挑戦 
       努力を継続したことで自分の力が伸びていることを「視覚化」する 
       トラブルを学びのチャンスに変える 
       自立と自治へと導く活動を用意する 
       学級経営に取り入れたい種々の活動 
       子どもの自主的な動きはあえて見守る 


      第5章 学級経営その他の戦略編 -授業研究・集団指導・学校行事etc…- 

       授業研究の進め方 
       大集団を指導することになったら 
       成長し続けるための記録 
       学校行事の戦略 
       保護者との連携の進め方 
       特別支援教育に対応する力と姿勢を身につける 
       カリキュラム・マネジメントと学校組織マネジメント

        • Shipped today? Order within: Nov 29, 2023 09:00:00 +0900

        Description

        1年間の仕事を見通して、学級経営の戦略を立てよう!

        1日の生活をスムーズに行えるシステムは学級開き「2日目」につくる!

        ?1日の生活の仕方を示す!

        ?給食や掃除、当番活動、日直の仕方を示す!

        ?面談やアンケートで自動的に改善が働く仕組みをつくる!

        「仕事を、どのように進めたらよいのか分からない」。本書では、そんな悩みをもつ多くの新任教師のために、「教師としての心構え」「始業式前の準備」「学級経営4月の戦略」「5月以降の戦略」「学校行事の戦略」「保護者との連携の進め方」などをエピソードをもとに解説。数多くの「荒れたクラス」を立て直してきた実績をもつ著者だからこそ、誰でもできる具体的な手立てを提案した1冊。
         

        担任としてできるだけ早く行うこととは?[本書より]

        学級開きから1週間で、次のことを行います。

        1日の生活をスムーズに行えるシステムをつくる

        朝、子どもが来たら何をするのか。日直は誰がするのか。朝自習の課題プリントを誰が配るのか。掃除や給食当番は誰がするのか。それらを、教師がいなくても、「自動的に子どもたちだけでできる仕組み」をつくるのです。2日目には、一気に次のシステムをつくってしまいます。

        ①1日の生活の仕方を示す
        ②給食、掃除、当番活動、日直の仕事を決める
        ③自動的に改善が働く仕組みをつくる

        さらに、「自動的に改善が働く仕組み」をつくります。若い教師ほど忘れがちなのが、この仕組みです。学級で生活していて、おかしなところがあったら、自動的にそのおかしさが教師に報告されて、改善がなされるようにすればよいのです。例えば去年までのルールでおかしなところがあれば、それを申し立てできるようにしておくのです。つまり、子どもが困っていることを把握し、それに対応するシステムをつくっておくのです。

        ①教師との個別面談の時間を定期的に行い、おかしなところがあれば報告させる
        ②アンケートを定期的に行い、学級の生活で困ったことがあれば報告させる

        このようなシステムをつくるのです。その際のポイントは次のことです。

        POINT:教師が意識していなくても、自動的に、改善がなされるような仕組みをつくる



        Specifications

        • 読者対象: 小学校教員
        • 出版年月: 2021年2月9日
        • ページ数: 248

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