教えない指導

    教えない指導

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      Barcode: 9784491043500

      鎌田 賢二・藤代 圭一/著

      $13.00

      著者紹介

      鎌田 賢二
      京都市立桂川小学校教頭
      しつもんメンタルトレーニング、道徳教育を専門として、京都市小学校道徳教育研究会で「子どもが本来もっているものを引き出す」ための指導技術や教師のあり方を研究。ほかにも、道徳教科用図書編集委員や大学等での講演、他小学校への道徳指導・助言、家庭教育学級を行っている。
      [2021年2月現在]

      藤代 圭一
      しつもんメンタルトレーニング代表
      一般社団法人スポーツリレーションシップ協会「教えるのではなく問いかける」ことでやる気を引き出し、考える力を育む「しつもんメンタルトレーニング」を考案。日本代表チームや全国優勝選手など様々なジャンルのメンタルコーチを務める。子どもに「やらせる」のではなく、「やりたくなる」動機付けを得意とする。
      [2021年2月現在]

      目次

      序 章
      第1章 学びの「質」を高める「しつもん」という技術
      「しつもん」は行動の幅をグンと広げる
      「しつもん」の質を上げる観点
      「しつもん」は子どもと教師に何をもたらすか
      しつもんメンタルトレーニングの構え
       1 3つのルール
       2 子どもの発達段階を踏まえたアプローチ
       3 子どもにしつもんが届くアプローチ
      しつもんメンタルトレーニングの10ヶ条

      第2章 子どものメンタル編
      学級のいい雰囲気をつくる
      目標の実現可能性を引き上げるしつもん
      「聴く力」を引き出すしつもん
      発言したくなるしつもん
      書く力を引き出すしつもん
      発見を楽しむしつもん
      相手意識をもてるようにするしつもん
      柔軟な思考を引き出すしつもん
      建設的な答え方に変わるしつもん
      グループ活動を活性化するしつもん
      目的を意識する
      良質なしつもんで学級を満たすために

      第3章 教師のメンタル編
      目に見えないものを見える化する
      いいところ見つけ
      子どもの見方
      多面的・多角的な視点で自ら考える
      子どものやる気と教師の言葉かけ
      感情を自分のコントロール下に置く方法
      素敵な未来を想像しよう
      会議しつもん
      計画提案を通しやすくするしつもん
      正のスパイラルを生み出すHow思考
      自己決定しつもん
      一言トレーニング

      第4章 メンタル成長編
      シャンパンタワーの法則
      道徳授業における「ありがとう」の研究
      コミュニケーション上手になる方法
      子どもたちが朝、登校した時点で教育ははじまっている
      感性と選択
      力の発揮の仕方・させ方
      誰かに見られている感をもつ
      行動を変えて心を整える
      子どもが本来もっているものから学ぶ

          Description

          「しつもんメンタルトレーニング」は、子どもたち一人一人のなかに眠る「未知」なる力を、子ども自らが発見できる最良のメソッド!
          ----------------------------------------------
          「子どもに教える」ことは、とても大切なことです。
          しかし、それ以上に大切なことがあります。
          それは「子どもが本来もっているものを引き出す」ことです。
          なぜなら…
          「その子にとっての最適解は、いつだってその子自身のなかにある」
          からです。

          このとらえが、いまの時代の学校教育において、特に求められています。
          そのために効果的な手法が、しつもんメンタルトレーニングです。
          なぜなら、子どもの無意識にあるものを意識化できるようにするために考案された手法だからです。

          この手法は、学級づくりにおいても、授業づくりにおいても大いに役立たせることができます。
          しかも、良質なしつもんを行えば行うほどに、子ども一人一人の行動の質がみるみる向上します。
          その結果、お互いを認め合い、教室があたたかい雰囲気に包まれ、クラスメートとのかかわりをより深めようとする子どもたちがどんどん増えていきます。

          さらに、授業においても、「考えることが苦手な子が、考えることが好きになる」「書くのが苦手な子が、書くことが好きになる」「人前で発言することが苦手な子が、発言することが好きになる」といった現象まで起きるのです。

          ぜひ、本書を通じて、そのおもしろさ、可能性、実効性に触れていただき、学級づくりや授業づくりに役立てていただきたいと思います。

          Specifications

          • 読者対象: 小学校教員
          • 出版年月: 2021年3月5日
          • ページ数: 232

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