「1人1台」端末で特別支援教育が変わる!—すぐに取り組め,役立つアイデア123

    「1人1台」端末で特別支援教育が変わる!—すぐに取り組め,役立つアイデア123

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      Barcode: 9784491045283

      青木 高光/監、全国特別支援学級・通級指導教室設置学校長協会/編著

      $15.00

      著者紹介

      青木 高光(あおき たかみつ)
      国立特別支援教育総合研究所主任研究員
      著書に,『絵で見てわかる!視覚支援のカード・教材100』(共著,学研プラス,2021年),『今日から使える!特別支援iPad活用法』(監修,合同出版,2021年)他

      全国特別支援学級・通級指導教室設置学校長協会
      編著書に,『小・中学校でできる「合理的配慮」のための授業アイデア集』(2017年),『新版 「特別支援学級」と「通級による指導」ハンドブック』(2019年),『「通級による指導」における自立活動の実際』(2021年,以上いずれも東洋館出版社)他

      目次

      まえがき

      GIGAスクール構想で特別支援教育はどう変わるか

      すぐに取り組め,役立つアイデア123

      A 一斉学習
      ●教員による教材の提示
      教材を拡大して提示する①
      教材を拡大して提示する②
      単元の見通しをもつ
      動画で学習課題をつかむ
      提示された教材を基に,課題を共有する
      児童生徒の意見を全員に提示する
      アンケートを行い,全員で結果を確認する
      写真や文章を組み合わせて記録をまとめる
      視覚的支援のある教材を提示する

      B 個別学習
      ●個に応じる学習
      正しい姿勢を身に付ける
      発音や聞く力を付ける
      構音の練習をする
      特性に応じた手段を選ぶ①
      特性に応じた手段を選ぶ②
      特性に応じた手段を選ぶ③
      特性に応じた手段を選ぶ④
      特性に応じた手段を選ぶ⑤
      特性に応じた手段を選ぶ⑥
      特性に応じた手段を選ぶ⑦
      特性に応じた手段を選ぶ⑧
      学習の習熟度を確認する
      個別の目標を確認する
      基本的な知識を定着させる①
      基本的な知識を定着させる②
      基本的な知識を定着させる③
      基本的な知識を定着させる④
      基本的な知識を定着させる⑤
      基本的な知識を定着させる⑥
      基本的な学習技能を身に付ける
      学習内容を定着させる①
      学習内容を定着させる②
      学習内容を定着させる③
      学習内容を定着させる④
      学習内容を定着させる⑤
      学習内容を定着させる⑥
      学習内容を定着させる⑦
      自学自習をしやすい環境を整える
      思考を整理する
      話合いの練習をする
      発表の練習をする
      人前で発表をする
      プログラミング学習をする
      ●調査活動
      情報収集をする
      観察記録を作成する①
      観察記録を作成する②
      観察記録を作成する③
      観察記録を作成する④
      観察記録を作成する⑤
      観察記録を作成する⑥
      観察記録を作成する⑦
      調べたことを発表する
      ●思考を深める学習
      主体的に学習に取り組む
      主体的に学習課題をつくる
      学習への興味・関心を高める①
      学習への興味・関心を高める②
      自分の考えを書く
      疑似体験をする
      情報を比較して考える
      情報を分類・分析する
      習得状況を確認しながら学習を進める
      自己理解を深める
      他者理解を深める
      ●表現・制作
      自己紹介をする
      自分の思いを表現する
      自分の考えを表現する
      絵画を描く
      動画を制作する
      創作する
      調べたことを発表する①
      調べたことを発表する②
      調べたことを発表する③
      よりよい表現に向けて振り返りをする
      ●家庭学習
      日記を書く
      ドリル型教材や生活ノートに取り組む
      生活習慣の形成を図る
      予復習に取り組む
      長期休業中の課題に取り組む

      C 協働学習
      ●発表や話合い
      調べたことを話し合う
      考えたことを話し合う
      自分の思いを発表する
      自分の考えを発表する①
      自分の考えを発表する②
      活動内容を発表する
      調べたことを発表する①
      調べたことを発表する②
      調べたことを発表する③
      調べたことを発表する④
      学習したことを伝え合う
      習得したことを説明する
      ●協働での意見整理
      多様な発想を共有する
      多様な考えを共有する①
      多様な考えを共有する②
      議論を活性化させる
      アイデアを整理する
      話合いの内容を整理する
      意見を反映させる①
      意見を反映させる②
      意見を反映させる③
      複数の意見を集約する
      ●協働制作
      協働で解答する
      協働で課題をまとめる
      協働で楽曲を制作する
      協働で絵画を描く
      協働で動画を作成する
      協働でプログラミングする
      ●学校の壁を越えた学習
      遠隔授業を受ける
      オンラインでゲストティーチャーの話を聞く①
      オンラインでゲストティーチャーの話を聞く②
      オンラインでゲストティーチャーの話を聞く③
      オンラインでゲストティーチャーの話を聞く④
      オンラインで学習する
      オンラインで交流する
      オンラインで交流会を行う①
      オンラインで交流会を行う②
      オンラインで交流会を行う③
      オンラインで交流会を行う④
      オンラインで交流会を行う⑤
      オンラインで交流会を行う⑥
      オンラインで交流会を行う⑦
      オンラインで交流会を行う⑧
      オンラインで交流会を行う⑨
      オンラインで共同学習を行う①
      オンラインで共同学習を行う②

          Description

          すぐにできる!学習場面に応じたICT活用のアイデアを123事例紹介!

          特別支援教育での「1人1台」端末の活用

          「GIGAスクール構想」により、ほぼすべての小・中学校等で1人1台端末が整備されました。通級指導教室や特別支援学級、特別支援学校においても、授業はもとより、個々の特性や教育的ニーズに応じた支援ツールとして活用が進んでいます。
          しかしながら、より個に応じた指導・支援に用いるために試行錯誤している状況もあると聞いています。

          どんな場面で使うとよいのか?

          ICT端末や付随するアプリは、さまざまな使い方が期待できます。 しかし、そうであるがゆえに、かえって「どんな場面で使うと効果的なのか?」と迷ってしまうことも少なくありません。 そこで、まずは「学びのイノベーション事業実証研究報告書」(以下、「報告書」)を参照してみましょう。

          学校におけるICTを活用した学習場面 各教科等の指導でICTを活用することは、子供たちの学習への興味・関心を高め、分かりやすい授業や「主体的・対話的で深い学び」の実現や、個に応じた指導の充実に資するもの。

          学校におけるICTを活用した学習場面
          出典:https://www.mext.go.jp/content/1407394_6_1.pdf

          ◆「一斉学習」で活用する
          報告書にある「教員による教材の提示」からは、

          • 教材を拡大して提示する
          • 学習状況に応じた教材を個別に配信する
          • 文書だけでなく、音声や動画で学習内容を提示する

          など、子どもたちのさまざまな「わかりやすさ」に応じた提示の方法が考えられます。

          ◆ 個別学習」で活用する
          「個に応じる学習」は、まさに特別支援教育が得意とするところです。見え方や聞こえ方、書字や文章読解の習熟度など、それぞれの特性に応じた学習方法を選択できるようになります。
          「調査活動」では、インターネットを使った情報収集や、カメラ機能を活用した観察記録など、いきいきとした学習活動が展開できそうです。
          「思考を深める学習」では、シミュレーションや疑似体験によって、教科での学習はもとより、自己理解や他者理解を深めるなど、自立活動的な学習に広げていくことも考えられます。
          「表現・制作」では、その困難さから描画や文章作成に消極的になっていた子どもが、自らの思いや考えを存分に表現できる機会にもなることでしょう。
          また、「家庭学習」では、宿題を行うだけでなく、家庭との連携・連絡にも効果を発揮しそうです。

          ◆「協働学習」で活用する
          「発表や話合い」では、人前で発表することに苦手意識がある場合でも、動画機能を活用して、事前に録画したもので発表する方法などを採ることができます。
          「協働での意見整理」や「協働制作」では、話し合った内容を視覚化して示したり、学級全員で取り組んだりすることによって、子どもたちの納得感や達成感に寄与することでしょう。
          最後の「学校の壁を越えた学習」は、交流及び共同学習はもちろんのこと、ゲストティーチャーや外部専門家による授業参加も容易になります。


          子どもたちの「わかる・できる」のために

          協働学習〜学校の壁を越えた学習〜 オンラインで交流会を行う③④

          このように、1人1台端末を活用することで、より効果的な指導・支援の方法が増え、子どもたちの可能性も広がっていきます。
          本書をご参考の一助に、子どもたちの「わかった!」「できた!」という声と笑顔を増やしていきましょう

          Specifications

          • 読者対象: 特別支援教育担当教員
          • 出版年月: 2022年3月22日
          • ページ数: 144

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          「1人1台」端末で特別支援教育が変わる!—すぐに取り組め,役立つアイデア123

          全国の実践事例が集められており,参考になります。と同時に,教師が個々のアプリを使いこなせない
          (自分も含めて)状況があり,裾野を広げることも課題だと感じます。

          当ショップでのご購入ありがとうございます。
          先生の役に立ったようで何よりです!

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