子どものやる気は「動き」で引き出す

    子どものやる気は「動き」で引き出す

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      Barcode: 9784491049120

      阿部真也/著

      $14.00

      著者紹介

      北海道公立小学校教諭。
      子ども達によってよりよい教育の実現に向けて日々探究している。
      「子どもの心理を図り、学級経営、授業技術に戦略を」がモットー。
      授業準備のための無料情報サイト「フォレスタネット」のフォロワー数は屈指の2100 人以上。学級経営のみならず、仕事術、授業技術について発信多数。
      著書に『心理テクニックを使った!戦略的な学級経営』『心理テクニックを使った!学級が激変するダダクマ会議』(東洋館出版社)

      目次

      はじめに

      第1章 人が行動を起こすメカニズムと授業技術について
      有機的結合理論と「参加させること」について 
      応用行動分析とハーディング効果で子どもが変わる
      動作の特性について
      働きかけの3つのステップ

      第2章 動作化させる指示・テクニック
      テクニック1 ものを持たせる
      テクニック2 手を挙げさせる
      テクニック3 指で押さえさせる
      テクニック4 立たせる
      テクニック5 座らせる
      テクニック6 合図を送らせる
      テクニック7 ペア活動をさせる
      テクニック8 声に出させる
      テクニック9 移動させる
      テクニック10 持ってこさせる
      テクニック11 書かせる

      第3章 授業の組み立てを成功させる3つの心理原則
      授業展開の3原則① 3秒の原則
      授業展開の3原則② 緊張と緩和の原則
      授業展開の3原則③ 一貫性の原則

      おわりに

          Description

          授業技術を磨くことで、子どもが変わり、学級が変わる!

          子どもの動作化をまとめた画期的な1冊

          本書のねらいは、動作化を通じて、「全員参加」の授業を目指すことにあります。
          子どもに動作化を促すと、学習状況が可視化でき、教師の見取りの精度が上がります。それにより授業が円滑に進められます。
          そこで、子どもの基本的な動作を11にまとめ、それぞれにどのような効果があるのかを、心理学的な観点で解説しました。
          子ども自身が動くことで、当初は外発的な動機づけであったものが、次第に内発的動機づけを促します。
          周りの子どもが動くことで、どの子も「自分も参加したい」と感じるようになり、授業に巻き込んでいくことが可能になるのです。

          子どもの基本的な11の「動作」

          子どもの動作化を通じて、内発的動機づけにつなげるための授業技術をまとめています。

          ① ものを持たせる
          ② 手を挙げさせる
          ③ 指で押さえさせる
          ④ 立たせる
          ⑤ 座らせる
          ⑥ 合図を送らせる
          ⑦ ペア活動させる
          ⑧ 声に出させる
          ⑨ 移動させる
          ⑩ 持ってこさせる
          ⑪ 書かせる

          動作化の効果について「心理学」的な観点で考察

          これら動作化を一つひとつに心理的効果を紐づけて、その効果について解説していきます。

          テクニック3 指で押さえさせる p.42-43 指で押さえさせる p.44-45

          子どもがついてくる授業展開にするための3つの「心理原則」を解説

          本書では、動作化だけではなく、授業展開についても実践事例をもとに紹介しています。動作化をどのように組み合わせるのかなど、以下の3つの原則にまとめています。

          ① 3秒の原則
          ② 緊張と緩和の原則
          ③ 一貫性の原則

          基本的な授業技術を学びたい。
          授業に活動をもっと取り入れたい。
          全員参加を目指す授業を知りたい。
          そんな方におすすめです。

          Specifications

          • 読者対象: 小学校教員
          • 出版年月: 2022年8月10日
          • ページ数: 180

          Customer Reviews

          Based on 4 reviews
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          匿名
          分かりやすい

          なるほど、と思うことがあり勉強になりました。さらっと読めましたが、繰り返して読みたいと思います。実践もすぐできるものもあってよかったです。

          当ショップでのご購入ありがとうございます。
          本書がお役に立てば幸いです!

          匿名
          即効性あり

          日曜日に読破、翌月曜日に実践指導。子どもたちも違和感なく受け入れていました。心理学の観点を取り入れているので、指導する側も納得がいきます。
          先生も授業展開の時間差に困らず、子どもたちも時間を弄ばず、良い方法論がこの本にはあると感じました。ありがとうございます。

          当ショップでのご購入ありがとうございます。
          先生のお役に立てたようでとても嬉しいです!

          匿名
          多くの方に読んでいただけるとよい本です

          経験年数に関わらず、どなたにも参考になります。明日からの指導にすぐ取り入れられそうなテクニックが満載なので、きっと役立つことと思います。著者の今までの学びから、学術的理論に基づく指導なので、納得できるものでした。

          当ショップでのご購入ありがとうございます。
          先生方のお役に立てば幸いです!

          ま.
          プロ意識

          プロ意識を持って、教員として働きたいという思いがありました。私が思うプロとは、説明ができるということです。教員で言うと、授業の中の指導者、指示一つ一つに理由があってそれを説明できるレベルがプロなのではないかと感じています。本書では、授業の中で何気なくしている指示や指導の価値や効果を心理学の視点を用いて説明されています。自分がしている指導の価値を本書を読んで知ることで、さらにその指導の効果も倍増するのではないかと思いました。また、心理学の活用が子どもたちに肯定的な声かけをするためのものであると言う捉えがとても素敵で、心理学がさらに好きになりました。これからも著者の本から学ばせていただきたいと思います。

          当ショップでのご購入ありがとうございます。
          先生のお役に立ったようで何よりです!

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