「台本どおり」から一歩ふみだす 教師のアドリブ授業のはじめかた

    「台本どおり」から一歩ふみだす 教師のアドリブ授業のはじめかた

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      Barcode: 9784491050973

      吉田 雄一/著

      $14.00

      著者紹介

      吉田 雄一(よしだ・ゆういち)
      神奈川県綾瀬市立綾西小学校教諭。
      1981年生まれ。島根大学教育学部学校教育教員養成課程美術教育選修卒業後、神奈川県公立小学校、横浜国立大学附属鎌倉小学校勤務を経て2020年4月より現職。主な著書に『夢中がつくる学び』(2021年、東洋館出版社)。[2023年1月]

      目次

      はじめに

      第1章 アドリブ授業のとらえ方
      台本どおりにならないことの「よさ」
      アドリブ力は才能ではない
      アドリブ授業で意識している2つの要素
      子どもと「新しい学び」を探し続ける教師の姿勢
      アドリブの「きっかけ」と「場面」

      第2章 授業でアドリブをしかけるための視点
      授業導入 子どもと教師で行う「学びのチューニング」
      授業導入 めあての言葉のひとり選考会議
      板書 あえて型を3つに限定する
      板書 書きながら考えていること
      展開 「学びの共通点」から話を広げる
      展開 意外なつぶやきを「拾う場面」「拾わない場面」
      見取り 子どもの視線の意味を考える
      見取り 子どもが発信する「情報」をとらえる
      見取り 子どもの行動の価値に気づく
      アドリブ授業をするには何から練習すればよいか

      第3章 アドリブ授業の実際
      実践① 道徳2年「学校たんけん」
      実践② 国語2年「スイミー」
      実践③ 算数3年「はしたの表し方」
      実践④ 社会3年「火事からまちを守る」
      実践⑤ 理科3年「実ができたよ」

      第4章 授業でアドリブをひらめくための日常習慣
      私の「問い」のとらえ方・関わり方
      子どものヒットを分析する
      材そのものの面白さでできること
      アイディアとその磨き上げ方―授業で実現させていくために―

      参考文献
      おわりに

          Description

          台本をとびこえた学びを、子どもたちとその場でつくる!

          本書の概要

          「教師の考えを子どもたちに押し付ける授業スタイルを変えたい…」そうお考えの先生は、実は多いのではないでしょうか。でも、実際にどうすれば実現できるかは、「センス」「経験年数」などの言葉でまとめられ、なかなか言語化されません。本書では、そんな「授業のアドリブ力」を、授業の4つの場面と9つの視点で説明しています。

          本書からわかること

          「押し付けない」授業を実現させるには

          本書で紹介する「アドリブ授業」とは、教師の台本(=事前の準備や指導案の作成など)をとびこえた学びを、子どもたちとその場でつくる授業です。教師は、子どもに合わせて授業を修正・微調整していきます。
          授業が想定したとおりに進まないと、どこに行きつくかわからない不安も出てくるかもしれません。それを解消するのが、本書で大切にしている、「学びの本質との共通点を外さない」ということです。子どもの興味・関心に寄り添いつつ、本質を押さえながら学びを広げていくためには、授業の4つの場面と9つの視点を意識することが重要です。

          アドリブ力は才能ではない?!

          「教師が子どもの実態や状況に合わせて瞬間的に授業を修正・微調整する」と聞くと、どこかつかみどころのないスキルに思われがちです。でも、それ自体は、多くの先生方がすでに授業で行っていることなのです。上述の場面・視点を手がかりに、先生方がどんなときに授業の進め方を判断しているかを言語化していくことで、再現性を高めていくことができます。
          センスや才能ではない具体的な根拠をつみかさね、自分なりの「アドリブ授業」を築いていくことが大切です。

          アドリブ授業でこそ重要な「台本」

          一方で、このように聞くと、「アドリブ授業」に台本はいらないと思われるかもしれません。しかし、そうではありません。アドリブ授業をするにあたっても、台本はベースとして欠かせません。問題は、それにとらわれすぎることです。そうなると、その道筋に子どもの学びを押し込めることになりかねません。本書では、アドリブを通して、教師に必要な「授業の判断力」についても迫っていきます。

          台本どおりにならないよさは、たくさんあります。何よりも子どもたちは、正解を知ること以上に、そこに至るまでの学びの過程に、大きな意味を感じているのではないでしょうか。

          学びの広がりを子どもも教師も楽しめる授業づくりの提案です。本書と一緒に始めてみませんか?

          Specifications

          • 読者対象: 小学校教員
          • 出版年月: 2023年3月27日
          • ページ数: 232

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          すばらしい内容でした。新学期、挑戦します。

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