子どもと創る言葉の学び

    子どもと創る言葉の学び

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      Barcode: 9784491053028

      筑波大学附属小学校国語研究部・全国国語授業研究会/編

      $16.00

      著者紹介

      全国国語授業研究会
      筑波大学附属小学校国語研究部のメンバーを中心にして1999年に発足。
      授業者の、授業者による、授業者のための国語授業研究会。
      2023年3月より『子どもと創る「国語の授業」Web』をスタートし、国語の授業力を世に問い続けている。

      目次

      <Ⅰ章> 
      提案授業 
      ―写真と授業記録で見る 子どもと創る国語授業―
      ・提案授業6年<文学>「やまなし」…6 
      ・提案授業1年<説明文>「いろいろなふね」…14
      特別インタビュー 奈須正裕先生…22
      座談会…30

      <Ⅱ章>
      定番教材授業で考える 子どもと創る言葉の学び
      ―「個別最適な学び」と「協働的な学び」が充実する国語授業―
      1年<文学>「スイミー」単元名:自分の好きなスイミーの場面を表現しよう!…40
      1年<説明文>「じどう車くらべ」単元名:「じどう車」を一つ、増やしてみよう!…46
      2年<文学>「お手紙」単元名:「読書ゆうびん」で、しょうかいしよう…52
      2年<説明文>「どうぶつ園のじゅうい」単元名:読んで考えたことを話そう…58
      3年<文学>「モチモチの木」単元名:人物像に迫ろう…64
      3年<文学>「おにたのぼうし」単元名:登場人物の気持ちのうつりかわりを読もう…70
      3年<説明文>「すがたをかえる大豆」単元名:国文牧衛さんの「すがたをかえる大豆」を新聞記事にしよう…76
      4年<文学>「ごんぎつね」単元名:語り継がれてきた「ごん」の魅力を探ろう…82
      4年<文学>「一つの花」単元名:場面の様子をくらべて読み、感想を伝え合おう…88
      4年<説明文>「ウナギのなぞを追って」単元名:きょうみをもったことを中心に、しょうかいしよう…94
      5年<文学>「大造じいさんとがん」単元名:物語「大造じいさんとがん」の魅力を探る…100
      5年<文学>「注文の多い料理店」単元名:注文の多い料理店新聞を作ろう…106
      5年<説明文>「固有種が教えてくれること」単元名:説得力のある説明文を書こう…112
      6年<文学>「海の命」単元名:登場人物の関係を捉え、人物の生き方について話し合おう…118
      6年<文学>「やまなし」単元名:宮沢賢治が描く「やまなし」の世界を味わおう…124
      6年<説明文>「『鳥獣戯画』を読む」単元名:読み取った表現の工夫を生かして日本文化を紹介しよう…130

      編著者・執筆者一覧 …136

        • Shipped today? Order within: Dec 06, 2023 09:00:00 +0900

        Description

        本書の概要

        令和31月の中央教育審議会答申において「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」が提起されて以降、多くの先生方が「何を変えていく必要があるのか?」「このままでよいのか?」といまだ試行錯誤の渦中にいます。
        本書では、国語教育を長年研究・実践してきた筑波大学附属小学校国語部と全国国語授業研究会の先生方により、実践者の立場から子どもと共に創る、さらには「個別最適な学び」と「協働的な学び」が充実する国語授業の在り方を提案しています。

        本書から分かること

        筑波小・青木伸生先生と弥延浩史先生の実際の授業から考える

        巻頭にはカラーで、青木伸生先生と弥延浩史先生の授業実践を掲載し、実際の発問や子どもの反応、板書を通して、授業づくりを提案します。

        弥延先生の授業は、文学「やまなし」(光村6年)を教材に、「宮沢賢治の世界~宮沢賢治作品のよさを紹介し合おう~」という単元で提案。

        6年生がそれぞれの「読後感」を考え、交流し、これまでの宮沢賢治作品との違いや共通点などを見つけようと、既習の内容を生かして学びを進める姿を見ることができます。

        青木先生の授業は、説明文「いろいろなふね」(東書1年)を教材に、「はたらく乗り物を紹介しよう」という単元で提案。

        1年生がそれぞれ、自分の選んだ乗り物の仕事とつくりについて紹介するというゴールを見据え、紹介の仕方を学ぶために教材を読みながら、文章の構成や工夫に気付いていく姿が克明に記されています。

        奈須正裕先生特別インタビューや筑波小国語部による座談会も収録!

        本大会のテーマについて、奈須正裕先生(上智大学)にインタビューを行い、国語科における「個別最適な学び」と「協働的な学び」とは何かをはじめ、様々なお話を伺いました。ここでしか聞けないお話をたっぷり掲載しています。

        さらに、提案授業やインタビューを踏まえ、筑波小国語部5名で行った座談会も収録しています。「個別最適な学び」と「協働的な学び」が充実する、また、子どもと共に国語授業を創るために考えておきたい重要なトピックについて話し合われました。

        16の定番教材で考える 子どもと創る言葉の学び

        子どもが、自分の学びのスタイルを、自分の特性に応じて創ることができるようにすること。これは、これからの授業づくりの、とりわけ国語科にとって大きな課題です。

        本書では、「子どもと創る言葉の学び」とはどのようなものなのか、その具体の可能性を考えるという姿勢で、16名の執筆陣がそれぞれに創意工夫した実践を持ち寄りました。

        先行実践が豊富な定番教材を素材にすることで、「個別最適な学び」と「協働的な学び」が往還する授業の工夫や、子どもが前のめりで取り組む言語活動など、これから求められる新たな「子どもの学びの姿」を分かりやすく提案しています。

        本書掲載の実践をもとに、「子どもと創る言葉の学び」さらには「『個別最適な学び』と『協働的な学び』が充実する国語授業」をどのようにして実現し、子どもに「言葉の力」を付けていくのか、一緒に考えてみませんか?

        Specifications

        • 読者対象: 小学校教員
        • 出版年月: 2023年8月19日
        • ページ数: 140
        • 判型: B5判

        Customer Reviews

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        わもり
        実践を知れる!!!

        各先生の実践を知れる1冊です。自分自身の求めているものとは少し違いましたが、展開など参考になるものが多いです。

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