Ⅰ 自立を目指す教育のために!
1 知的能力と社会生活能力は一致しない!
2 手続き的(操作的)記憶の世界 −動作で覚える記憶−
3 “自分から”身体や手を動かしたくなる活動の重視
4 自立への近道
5 知的障害の特性に応じる支援とは?
6 大人になってから働くのではない! 働きながら大人になる!
−係活動・手伝い活動の重要性−
7 働くことの本質 −金銭価値の理解との関係は?−
8 働く心地よさを体感する!
9 企業で働く感覚を体感する! −現場実習の重要性−
10 “当てにされる心地よさ”を体感する!
11 卒業してからこそ学ぶことも多い!
12 力を使いながら・力を高めるという発想
13 自分から“する生活”の重み −指示の多い生活のストレス−
14 環境要因=支援が子どもを変える!
Column 向かい合わせの鏡
Ⅱ 知的障害教育の目的・内容・方法とは!
15 自立と豊かな生活に向けて! −独自の教育目的・教育内容・教育方法−
16 知的障害のある子どもの学習特性 −自立を目指す学習のために−
17 “領域・教科を合わせた指導”の学びやすさ!
18 知的障害教育の自由度の高さ
19 楽しく・やりがいある活動を!
20 知的障害教育を考えるポイント
Column ようこそ! ディズニーランドへ!
Ⅲ 学校生活づくり・授業づくりの要点 −力を使いたくなる教育への転換−
21 学校観・教育観の転換を! −学校生活を整えるという発想−
22 力をつける教育から力を使いたくなる教育への転換を!
−その力を繰り返し使うからこそ力がつく!−
23 子どもを変える発想から支援を変える発想へ
24 アセスメント観の転換!
25 学校生活・授業のデザイナーとして
26 時間割作成の原則
27 年間計画作成の原則
28 自立的な生活を最終目標に!
Column“型無し”・“型通り”・“型破り”
Ⅳ 実践“遊びの指導”の授業づくり・そのポイント
29 小学部の年間計画と学校生活づくり
30 遊びの指導の意義とその要件
31 楽しく・やりがいある遊びを検討するポイント!
32 子どもの思い・興味・関心から! −自分が子どもだったら!−
33 行列のできる遊具作り! −どんな遊び? どんな遊具・用具?−
Column 順番を待つ練習?
34 よりよいテーマを検討する!
35 遊ぶ場所と遊具の配置・雰囲気
36 単元目標(ねがい)の検討
37 単元活動の設定と日程計画・時間割の検討
38 教師の役割・支援 −プレイング・サポーターとして−
39 単元化で、楽しく・やりがいのある毎日に!
Column キレやすい子どもが増えている?
Ⅴ 実践 作業学習の授業づくり・そのポイント
40 作業学習は中学生・高校生らしさを支える!
41 本物の作業学習の要件
42 作業種・作業班所属の検討
43 年間計画・単元のテーマと時間割
44 単元目標(ねがい)の検討
45 単元期間中の生徒の目標(ねがい)の検討
Column 「ほう・れん・そう」が大切!?
46 単元活動の設定
47 単元の日程計画
48 製品・生産物の質と量
Column 製品ではなく、働く過程にこだわるべきだ!?
49 製品・生産物のつくり方
50 生徒の担当工程と内容
51 道具・補助具の工夫・改善
52 作業量の確保
53 場の設定・作業環境
54 教師から直接の支援 −プレイング・サポーターとして−
55 作業製品展示販売会・専門店への納品
56 一こまの授業の流れ
Column 娘にとっての甲子園!
Ⅵ 実践 学級経営 そのポイント
57 教室の位置関係と教室内の確認
58 学校環境が教材! −学校環境の確認−
59 街は大きな教室! −学校周辺環境の確認−
60 教室にある教材・教具等の確認
61 子どもの様子として確認すべきこと
62 引き継ぎで子どもの様子の確認
Column 個別の指導計画・個別の教育支援計画
63 オン・ゴーイング・アセスメントの姿勢で!
64 周りの教職員に聞く!
65 教室環境づくりの原則
66 机・椅子の高さ・配置
67 配布物・提出物等の管理やロッカー等
68 教師の服装・言葉遣い
69 教育課程の編成にあたって
70 特別支援学級の授業時間
71 学校全体にかかわる子どもの役割分担等
72 学級の係活動・当番活動 −その子どもがいないと困る状況づくり−
73 入学式・始業式と当面の活動
74 特別支援学校コーディネーターの活用 −特別支援学級の場合−
75 4月末までに確認すべきこと
Column 地区特連や特担研
Ⅶ 進路支援計画の策定と実施
76 特別支援学校小学部・小学校特別支援学級の進路支援計画
77 特別支援学校中学部・中学校特別支援学級の進路支援計画
78 企業就労を目指して
79 全校的な情報提供の呼びかけ
80 全校で取り組む“一日職場開拓”
81 キャリア教育と進路支援
Column アフターケアからビフォーケアへ・移行支援の鍵
Ⅷ 交流及び共同学習の展開
82 特別支援学校小学部と通常学級との学校間交流
83 特別支援学校中・高等部と通常学級
84 特別支援学校と学校周辺地域交流
85 特別支援学校と居住地周辺交流の意義
86 居住地周辺交流の実践的展開
87 特別支援学級における交流及び共同学習
88 通常学級に“行く交流”の場合
89 特別支援学級に“招く交流”の場合
90 特別支援学級と学校行事交流
91 特別支援学級と日常生活交流
Column 交流のための交流?
Ⅸ 保護者との連携 −保護者会・家庭訪問・個別面談等−
92 連携の基本姿勢 −思いに寄り添う−
93 連絡帳
94 学部・学年・学級だより・単元ニュース
95 保護者会
96 相談支援(個別支援)ファイルの活用
97 家庭訪問・個別面談と事前アンケートの重要性
98 家庭訪問・個別面談の実際
99 電話・メール等による連絡
100 保護者との連携協力のポイント
Column 親は一生 教師は一時 教師の一時は子どもの一時
参考文献