国語教育における形象理論の生成と展開

著者 安 直哉 著
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大正から昭和戦前期にかけて、国語科読み方教育の理論的基盤となった形象理論ならびに国語教育解釈学の本質の一端を探究した書。第一部では、センテンス・メソッドの系譜を中心に形象理論の生成過程を、第2部では形象理論を基礎としながら日本の国語教育で独自の発展を遂げた「国語教育解釈学」の生成過程を考察し、第3部では形象理論に関連した論考について論じた。

国語教育における形象理論の生成と展開

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著者 安 直哉 著
読者対象 その他
出版年月 2015-03-12
判型 A5
ページ数 364
ISBN 9784491031118
在庫 在庫あり

国語教育における形象理論の生成と展開―目次



序/1
第一部 形象理論の生成過程/3
第一章 開発教授期の読み方教育/4
第一節 センテンス・メソッドの問題 4
第二節 ジョホノットの著書にみるセンテンス・メソッド 5
第三節 『改正教授術』の問題点 8
第四節 『小学改正教授法』とワード・メソッド 11
第五節 読み方教育論の形成――『読方教術』―― 15
第六節 まとめ 17
第二章 形象理論の浸透背景/21
第一節 はじめに 21
第二節 自学輔導教授法 22
二―一 谷本富の自学輔導論 23
二―二 岡千賀衛の自学輔導教授法 28
第三節 樋口長市の自学教育論 31
第四節 自学主義の読み方指導 35
第五節 自学主義と生命主義 37
第六節 生命主義と国語教育 39
六―一 生命主義の綴り方教育 40
六―二 生命主義の読み方教育 45
第七節 まとめ 46
第三章 形象理論とウィリアム・ジェームズ/53
第一節 はじめに 53
第二節 ウィリアム・ジェームズからの影響 55
二―一 小鳥の比喩 55
二―二 雪片の比喩 60
二―三 飛翔する意識 62
二―四 関係の観念 64
第三節 まとめ 65
第四章 形象理論とエドムンド・ヒューイ/69
第一節 はじめに 69
第二節 ヒューイからの影響 70
第三節 まとめ 72
第五章 形象理論の淵源/73
第一節 三つの課題 73
第二節 センテンス・メソッドの問題 74
二―一 ヒューイとセンテンス・メソッド 75
二―二 ファーナムとセンテンス・メソッド 76
二―三 文と文章の問題 78
第三節 「直観・自証・証自証」の問題 80
三―一 「直観」の出典 80
三―二 「自証・証自証」の出典 82
第四節 「統一」概念の問題 87
四―一 「統一」の原語 87
四―二 ‘unity’から見た影響関係 88
第五節 まとめ 91
第六章 垣内松三初期国語教育学説の考察/95
第一節 はじめに 95
第二節 『石叫ばむ』の読解力論 96
二―一 言語の力 96
二―二 読者と主体性 97
第三節 『国語の力』の読解力論 98
三―一 『国語の力』における「作者」 98
三―二 「文意の直観」について 100
三の三 「自己を読む」について 102
第四節 読解力論と読者 103
四―一 自証、証自証の導入 104
四―一―一 作者の働きとしての自証、証自証 104
四―一―二 読者の働きとしての自証、証自証 106
第五節 第二次国語教育研究への期待 108
第六節 まとめ 111
第七章 センテンス・メソッドの思想/116
第一節 はじめに 116
第二節 ジョホノットの影響 118
第三節 ファーナムと直観教授 120
第四節 ファーナムの国語教育観 121
第五節 直観教授の変容と復活――まとめにかえて―― 123
第八章 国語教育におけるセンテンス・メソッドの考察/127
第一節 はじめに 127
第二節 二十世紀前期西洋のセンテンス・メソッド 128
二―一 ドクロリーの教育法 129
二―二 ウォッシュバーンとヤングウィストの教育法 130
二―三 エマ・ミラー・ボレニウスの教育法 132
二―四 ヒューベルト・ジャガーの教育法 133
二―五 エディス・リュークの教育法 135
第三節 日本の国語教育におけるセンテンス・メソッド 136
三―一 生活主義と生命主義 136
三―二 自学主義教育法と読み方教授過程 138
三―三 ベルクソンの直観論からの影響 140
三―四 西田幾多郎の直観論からの影響 142
第四節 まとめ 143
第九章 垣内松三と飛騨教育会夏季国語教育講習会/148
第一節 はじめに 148
第二節 資料の解説 149
第三節 昭和八・九年当時の垣内松三 151
第四節 垣内松三の講習会講義 152
第五節 座談会の考察 154
第六節 まとめ 157
第十章 形象理論と倒語説/161
第一節 はじめに 161
第二節 形象理論の輪郭 164
第三節 心と言葉とのひずみ 167
第四節 富士谷御杖の倒語説 169
第五節 形象理論に基づいた指導の実際――佐藤徳市の授業―― 174
第六節 富士谷学説の特異性 176
第七節 学説移入に伴う問題点 178
第十一章 国語教育のアレゴリー/184
第一節 はじめに 184
第二節 戦後忘れ去られた国文学者・八波則吉 186
第三節 八波則吉の写実主義批判 188
第四節 苦悩するリアリズム文学者・高木市之助 191
第五節 アレゴリーという概念の導入 194
第六節 アレゴリーへの収斂 199
六―一 「軍艦生活の朝」 199
六―二 「石安工場」 203
第七節 「世間」が決める「文意」――「主題読み」の原点―― 206
第八節 まとめ 207
第二部 形象理論の展開過程/213
第十二章 国語教育解釈学の生成/214
第一節 はじめに 214
第二節 解釈学の終局目的 215
第三節 「精神」という視点 218
第四節 渡部政盛の日本教育学 221
第五節 「日本精神」の台頭 223
第六節 国語教材に見る「日本精神」 225
第七節 国語教育解釈学の姿――まとめ―― 227
第十三章 国語教育解釈学の理論的一考察――〈歴史的主体〉序論――/233
第一節 はじめに 233
第二節 解釈学理論と「主体」 235
第三節 解釈と時代性 241
第四節 発達差の問題 243
第五節 まとめ 244
第十四章 戦時体制期の国語教育解釈学――〈国民国家〉に乗り捨てられる〈国民〉――/247
第一節 概論 247
第二節 方法論 250
第三節 教科書論 252
第四節 教材解釈論 254
四―一 第三課「アカイアサヒ」 255
四―二 第四課「ハトコイ」 256
四―三 第五課「コマイヌサン」 261
第五節 結論 262
【補足】 264

第三部 形象理論関連論考/271
第十五章 錬成主義国語教育の系譜/272
第一節 本章の目的 272
第二節 教育史的背景 274
二―一 伏見猛彌の教育動員論 274
二―二 加藤完治の日本農村教育論 275
第三節 言語主義的国語教育と身体主義的国語教育 277
三―一 言語主義的国語教育――形象論的解釈学的国語教育―― 277
三―二 身体主義的国語教育――素読教育―― 279
第四節 東京府青山師範学校附属小学校(国民学校)の事例 280
四―一 昭和十年代前半までの動向 280
四―二 素読教育の登場 282
四―三 実物資料による検証 284
第五節 素読の有効性 287
五―一 行的認識としての素読 287
五―二 発達支援論としての素読(音読) 288
第六節 まとめ 290
第十六章 「青い煙」の形象――教材「ごん狐」最終文の解釈――/296
第一節 はじめに 296
第二節 〈ごんの物語〉――死へのベクトル―― 297
二―一 西郷竹彦の教材論 297
二―二 西郷竹彦以降の教材論 300
第三節 〈兵十の物語〉――生へのベクトル―― 304
三―一 早川典宏の教材論 304
三―二 兵十は何者なのか 306
第四節 まとめ 309

結論/315
初出一覧/327
参考文献/330
あとがき/354

安直哉
1962年茨城県勝田市(現在、ひたちなか市)生まれ。1985年立命館大学文学部文学科日本文学専攻卒業。1990年筑波大学大学院博士課程教育学研究科学校教育学専攻単位取得退学。2005年博士(文学、立命館大学)。現在、岐阜大学教育学部教授(専攻は国語教育学)
【2015年3月現在】

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