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学びを自分でデザインする子どもを育てる学校 - 東洋館出版社
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学びを自分でデザインする子どもを育てる学校

ISBN: 9784491053004

東京学芸大学附属世田谷小学校/著

セール価格 2,000(税込)
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タイプ: 書籍

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本書で取り上げている子ども自身が学びをデザイン・コーディネートしていく意義や、それを支える教師の役割など、大変参考になり共感できる部分が多い。もちろん、研究指定を受けているからこその大胆な枠組みや教育課程編成もあり、これを一般の公立校でそのまま…というのは難しいが、エッセンスとして取り入れたり、実践の参考にすることは十分可能である。
まとめ方も分かりやすく、個人的にかなり推せる分遣であると思う。

ただし、誤字脱字と思われる部分が妙に多いのが気になる。

商品説明

2027年に改訂が見込まれている次の学習指導要領の改善に資するべく、文部科学省の研究開発学校指定を受け、未来社会を創造的に生きる「学びを自分でデザインする子」を育成するための学校カリキュラムはどうあるべきか。学習環境づくりや授業づくりに焦点を当てた研究成果(理論と実践)をまとめた1冊。

本書の概要

本書の最大の特徴は、2022年6月に公表された「Society 5.0の実現に向けた教育・人材育成に関する政策パッケージ」(内閣府・総合科学技術・イノベーション会議)で指摘された「同一的な教育から個人の成長を重視した教育への方向転換」にも通ずる新しい教育課程のもとで、子どもたち自らが学びをデザインする理論と実践をまとめている点にあります。本校の学習集団は「Laboratory」「Home」「Class」の3つで構成されます。

本書からわかること

Laboratory」個のデザインを実践する場

Laboratory」では、同一学年、同一学級によらず、子ども自身が「自分が学んでみたいと思うテーマ」を選択し、自ら見いだした課題解決を図りながら学びを深めていく領域で、探究的な学習を推進する母体となります。
本書においては、「Business Lab.」「シンボルLab.」「てつがくLab.」「HIPHOP研究所」「スポーツLab.」「自由な算数Lab.」「食ラボ」の7つの研究室で行った実践を紹介しています。

Home」生活をデザインする場

Home」は、1年生から6年生までの異学年の子どもたちがそれぞれ在籍し、掃除や給食などの生活づくりを行う領域で、遠足や宿泊、スポーツフェスティバルなどの全校で行う学校行事も「Home」が活動単位となります。そして、子どもたちにとっては、「みんな一緒は居心地がよい」という価値観を、「みんな違うけれど快適はつくれる」という価値観に変えていく学びの場となります。これからの社会を生きる子どもの将来に寄与するべく、異学年集団のなかで、日々の生活におけるルールや行事の意味や内容をデザインする価値ある学びを紹介します。

Class」文化・科学の叡智から世界の見方・考え方を広げる場

Class」は、同学年で教科学習を行う領域で、あらかじめ学校が定めたカリキュラム(教科の目標・内容)のもとで、教科固有の見方・考え方を鍛え、汎用的な資質・能力を育むことに注力します。また、「Class」での学びは、内容・方法ともに「Laboratory」との関連を意識して指導を行う点に特徴があり、「デザインの実践に向けて、文化・科学の叡智から世界の見方・考え方を広げる」ための場として設定されています。各教科がもつ固有の内容やものの見方・考え方を習得し、それらを自在に使いこなせるようになる学びを目指しています。
本書においては、「国語」「社会」「音楽」「図工」「体育」の5教科の実践を紹介しています。