熱意はきっと子どもに届く。
学校で誰より必死に学んでいたのは、先生でした。
私たちは知っています。図形問題が苦手な子のために、遅くまで独自のプリントを準備する先生を。
苦手な鉄棒を教えるために、休日返上で練習している先生を。
生徒の卒業式で、生徒より号泣する先生を。
東洋館出版社は、努力する先生の姿をずっと傍で見つめてきました。
私たちは、知っています。どんなに時代が変わっても、先生たちは子どもの目を輝かせるために、
学び続けるということを。年々難しくなる教育現場で、
それでも使命感に燃える先生たちを、これからも支えていきます。
1948年の創業以来、教育書の専門出版社として教科教育の分野に注力して出版活動を続けてきました。
1975年の刊行から、現在まで読み継がれるベストセラー『学びの構造』を皮切りに、シリーズ累計110万部を突破した『板書シリーズ』や文部科学省刊行物など、約1200点の書籍が稼働しています。
近年では読みやすさを追求した「学級経営シリーズ」に取り組み、好評を博しています。
月刊誌も、1950年創刊の『初等教育資料』(文部科学省教育課程課・幼児教育課編)や1952年創刊の『理科の教育』(日本理科教育学会編)、1972年発行開始の『新しい算数研究』(新算数教育研究会編)など、長きにわたって教育現場のニーズに応えてまいりました。
2009年には『特別支援教育研究』(全日本特別支援教育連盟編)も仲間に加わり、季刊誌や機関紙も含めると現在9誌を制作しています。
これからも「熱意はきっと子どもに届く。」をキャッチフレーズに、実用書から学術書まで多種多用な書籍の出版を通し、教育分野に貢献できるよう、全力を傾けて参ります。