はじめに
プロローグ
《Pre ステップ》理科における問題解決
1.なぜ「問題解決」が必要なのか?
2.「問題解決」とは?
3.「問題解決の力」を育てるには?
4.「問題解決」の8つのステップ
《ステップ1》自然事象への働きかけ
1.「自然に親しむ」とは?
2.教材研究の着眼点
実践のポイント 第3学年「磁石の性質」の学習
実践のポイント 第3学年「身近な自然の観察」の学習
《ステップ2》問題の把握・設定
1.子ども主体の問題解決の成立
2.解を求める「問題文」の作成
実践のポイント 第4学年「電気の働き」の学習
実践のポイント 第4学年「太陽と地面の様子」の学習
《ステップ3》予想・仮説の設定
1.「見通し」をもつことの意義
2.子どもの考えの顕在化
実践のポイント 第5学年「振り子の運動」の学習
実践のポイント 第6学年「人の体のつくりと働き」の学習
《ステップ4》検証計画の立案
1.観察、実験を企画する
2.観察の道具や実験の器具を選定する
3.観察、実験の結果を見通す
実践のポイント 第4学年「金属、水、空気と温度」の学習
実践のポイント 第5学年「植物の発芽、成長」の学習
《ステップ5》観察、実験の実施
1.「観察」についての基本的な考え方
2.「実験」についての基本的な考え方
3.事実を捉える「観察」とデータをつくる「実験」
4.理科設備の整備
実践のポイント 第5学年「物の溶け方」の学習
実践のポイント 第5学年「動物の誕生」の学習
《ステップ6》結果の処理
1.観察、実験の結果の適切な処理
2.数値処理に向けた算数科との関連性
実践のポイント 第3学年「風やゴムの働き」の学習
実践のポイント 第4学年「月と星」の学習
《ステップ7》考察の展開
1.何のための言語活動の充実なのか?
2.問題解決の「縦」と「横」のラインとは?
実践のポイント 第6学年「燃焼の仕組み」の学習
実践のポイント 第6学年「土地のつくりと変化」の学習
《ステップ8》結論の導出
1.問題解決の最終ステップ
2.問題に対する一つの解
実践のポイント 第3学年「電気の通り道」の学習
実践のポイント 第5学年「流水の働き」の学習
エピローグ
《ステップ by ステップ》獲得した知識の活用
1.科学技術の土台である「理数教育の充実」
2.理科における「活用」の考え方
3.自分事の問題解決
参考文献
おわりに
著者紹介