●はしがきにかえて―震災が社会教育研究に投げかける課題…………高橋満
●序章 本書の課題と構成…………千葉悦子
第Ⅰ部 東日本大震災が提起するもの――持続可能な社会づくりと社会教育・成人教育
●第1章 福島原発災害――その特質と復興の課題…………鈴木浩
●第2章 原発事故後のリスクに向き合う社会教育のアプローチ――チェルノブイリから福島へ、ドイツとベラルーシの軌跡から…………高雄綾子
●Column-1 脱原発社会をめざす市民の学習とドイツ社会文化運動…………谷和明
第Ⅱ部 過酷な被災現場から「人間の復興」へ
●第3章 復興の途上で見えてきたもの――被災地の状況から浮かび上がる社会教育の課題…………星山幸男
●第4章 東日本大震災における公民館の役割――調査報告…………富手冬樹
●第5章 被災者の生活復興とは何か――自治・交流・居場所づくりを中心として…………天野和彦
●Column-2 こども☆ひかりプロジェクト:震災を機に生成されたミュージアム連携の新たなスタイル…………八木剛
●Column-3 伝統「ささよ」の復活と地域の暮らし…………星山幸男
第Ⅲ部 被災者のエンパワメントと社会教育実践
●第6章 学習経験と震災ボランティア…………鳶島修治・高橋満
●第7章 創造的復興教育を支える〈学び合うコミュニティ〉――学校と地域を結ぶアクティブラーニングの可能性・福島県双葉郡の挑戦…………中田スウラ
●第8章 被災女性にとっての職業訓練の意義と役割――東日本大震災で被災した女性求職者へのインタビュー調査から…………小形美樹・高橋保幸
●第9章 生活・地域の復興と青年…………辻智子
●第10章 被災地のエンパワメントを醸成するフィールドワークの在り方――フレイレアン・アプローチからの探究…………松岡広路
●Column-4 福島県男女共生センター職員としての取組を振り返って…………長沢涼子
第Ⅳ部 持続可能な地域づくりと学び
●第11章 東日本大震災後の地域学習の諸相…………石井山竜平
●第12章 「災害危険区域」の復興に取り組む住民の学び…………手打明敏
●第13章 被災当事者の復興に向けた学びとその支援…………千葉悦子
●Column-5 キックオフ・福島復興公民館大学…………上田幸夫
●Column-6 震災復興と大学…………新妻二男
●終章 3.11後社会教育の課題…………鈴木敏正
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