授業で学級をつくる
授業で学級をつくる

授業で学級をつくる

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土居 正博/著

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隆.井.
早速実践しています!

すぐに使えるものがたくさんあります!

この度は当ショップでのご購入ありがとうございます。
紹介されている方法も具体的でとても分かりやすいですよね!
是非実践に生かしてください。

だれもが一度は耳にしたことのある、「授業で学級をつくる」を具体的に説明できますか?

「「授業づくりと学級づくりは両輪である」「授業で学級をつくる」、このような言葉を聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。
では、「授業で学級をつくる」とは、具体的にどのような状態を指すのでしょうか。
国語で、算数で、体育で、図工で、どのような働きかけをしたら「学級をつくる」ことができるのでしょうか。
土居正博先生は「頭では『学級づくりと授業づくりは両輪である』と分かっていても、実際に行っている教育活動は切り離されてしまっている」と述べます。
授業では、その日に扱いたい内容があり、子どもたち一人ひとりの理解度を見る必要があり、ただ漠然と「授業で学級をつくろう!」と思っていても、学級経営の視点で子どもを見ることは難しいのです。
そこで、土居先生にだれでも始められる、「授業で学級をつくる」ための考え方をお聞きしました。

そもそも「授業づくり」と「学級づくり」の関係性は何なのか

そもそも「授業づくり」と「学級づくり」には、どのような関係性があるのでしょうか。
みなさんは、学級づくりの成果として、どのような子どもの姿を思い浮かべますか。
「子どもたちが仲よくなった」「掃除にまじめに取り組むようになった」という答えがあるかもしれません。
そのような変化は確かにそれだけでも価値がありますが、このような事象を重視しているうちは、まだ「授業で学級をつくる」ことは難しいでしょう。
土居先生は学級づくりを「学習集団づくり」と捉えることで、「授業で学級をつくる」ときの指標を手に入れることができると言います。
「学習集団づくり」だと捉えると、学級づくりの成果は「学習に真剣に取り組むようになった」「一人ひとりの学力が上がった」という形で見取ることができるようになります。

授業と休み時間のイラスト

「授業で学級をつくる」ことを実現するには、そもそも学級づくりの成果が「授業(学習)」から切り離されていないかをチェックする必要があります

「ウラのねらい」をもつ

では、実際に「授業で学級をつくる」方法を考えましょう。
言葉の通り、授業中に子どもを学級づくりの視点で見取り、働きかけていくことを指していますが、これが案外難しいというのが土居先生の実感です。
「授業でこのような力を付けてほしい」という願いをもって子どもを「見る」視点と、「このような子どもに育ってほしい」という願いをもって子どもを「見る」視点では見え方が異なるからです。
さらに、授業では「今日はここまで進めなければ」と、教師に余裕のない場合もあります。
このような状況で、漠然と「授業中に学級づくりをするぞ!」と思っていても、うまくいきません。
そこで、土居先生は授業づくりと学級づくりは切り離さず、ねらいは切り離すことを提案しています。

〇オモテのねらい 教科内容に関連する学習指導上のねらい
〇ウラのねらい  どの教科にも通用する学級をつくる上でのねらい

ねらいは切り離すことで、観点を絞ることができ、「授業で学級をつくる」ことがより鮮明になります。
ウラのねらいは、どの教科でも育てることができ、またどの子に対しても伸ばしたい資質が関連します。
これを土居先生は「基礎的資質」と呼びます。
「目指す子ども像」と言い換えることもできるでしょうが、まずは教師自身の想いや目の前の子どもの実態を踏まえ、どのような「基礎的資質」を重視するかを考えてみましょう。

授業で学級をつくる

土居先生は「基礎的資質」を、積極性、スピード、丁寧さ、他者を尊重する心の4つに定めています。
これは必ず、この4つでなければならないというものではなく、むしろクラスによって異なる方が自然ですし、教師が大切にしていることによって決めてもよいでしょう。
ここまで明確にできたら、「授業で学級をつくる」までもう1歩。
あとは「基礎的資質」を「ウラのねらい」に変え、「授業で学級をつくる」のです。
「ウラのねらい」に変えるとは、すなわち「基礎的資質」を授業内容に合わせてより具体化するということです。
例えば、教師が積極性や挑戦心を「基礎的資質」に設定していた場合、どのように授業場面で具体化できるでしょうか。
国語の授業で物語の感想を交流する場面を想定したとき、次のような「ウラのねらい」が考えられます。

〇ノートに初発の感想を書けているのであれば、自ら積極的に発表する

手を挙げている子どものイラスト

このような「ウラのねらい」をもつだけで、「授業で学級をつくる」働きかけができるようになるのです。 つまり、積極的に発表できている子どもを褒めたり、まだ難しい子どもには一言励ますような言葉を言ったりすることができるのです。
ノートに初発の感想を書けていない場合には、「オモテのねらい」の視点で授業を改善すればよいのです。

土居先生にとっての学級づくりとは、「授業で学級をつくる」――「ウラのねらい」をもって子どもを「見て」働きかけるということです。
ここで紹介した「授業で学級をつくる」考え方と具体的な実践を『授業で学級をつくる』にまとめました。
新年度を迎える前に、ぜひお読みいただきたい1冊です。

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