生活・総合 資質・能力の育成と学習評価
生活・総合 資質・能力の育成と学習評価
ISBN: 9784491047546
$14.00
著者紹介
目次
ISBN: 9784491047546
$14.00
今回の学習指導要領の改訂において、評価の観点が、資質・能力の三つの柱に沿った「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の三観点に整理されたことは、これまで難しく曖昧であった、評価規準の設定方法なども明確化される契機となりました。具体的な学習活動に即した評価規準の設定方法がどの教科でも共通で明確なものになれば、子供の見取りはより豊かなものとなり、同時に、日々の授業もより質の高いものになることが期待できます。
昨年刊行された田村学教授(國學院大學)の『学習評価』(東洋館出版社)では、具体的な学習活動に応じた評価規準の設定方法を、独自の表現様式フォーマットをもとにしながら示しました。
その手順を実際に反映しながら、子どもの豊かな見取りと、質の高い授業を実現した選りすぐりの10実践(生活科・総合的な学習の時間各5本)を、田村先生の解説とともに紹介するのが本書『生活・総合 資質・能力の育成と学習評価』です。
実践紹介を行う「柴胡の会(さいこのかい)」は、令和5年度日本生活科・総合的学習教育学会全国大会の開催地である、神奈川県相模原市の公立学校の教員を中心とした研究会。
生活科における評価規準設定のプロセス/総合的な学習の時間における評価規準設定のプロセスをおさえながら、単元を構想し、子どもの実態を丁寧に見取り、授業の内容を豊かに練り上げ、資質・能力の育成を目指していく一連の授業づくりに挑戦しています。
【 事例紹介 】
第1部 生活科
第2部 総合的な学習の時間
生活・総合の質の高い授業を目指す先生がた、また、生活・総合以外にも、評価の設定の具体的な方法や子どもたちの事実から見取り、資質・能力の育成を目指す授業づくりをがんばりたい先生がたに、おすすめの1冊です。