小学校国語 教材研究ハンドブック

    小学校国語 教材研究ハンドブック

      ISBN: 9784491047638

      茅野 政徳/編著

      $15.00

      著者紹介

      山梨大学大学院 准教授
      川崎市の公立小学校に勤務後、横浜国立大学教育人間科学部附属横浜小学校、東京学芸大学附属竹早小学校で教鞭をとり、2018年から現職。
      光村図書出版小学校国語教科書編集委員
      【編著】
      『板書で見る全単元の授業のすべて 国語 小学校3年上』東洋館出版社、2020年3月
      『板書で見る全単元の授業のすべて 国語 小学校3年下』東洋館出版社、2020年8月
      『指導と評価を一体化する 小学校国語実践事例集』東洋館出版社、2021年3月
      『「まったく書けない」子の苦手を克服! 教室で使えるカクトレ 低学年/中学年/高学年』東洋館出版社、2022年7月

      目次

      はじめに/1
      ユニット・スイッチ一覧/4

      第1章 教材研究で大切にしたいこと/7
      1. 物語文を理解する/8
      2. 説明文を理解する/15
      3. 教材研究は、どうして必要なのか/20

      第2章 物語文のユニット・スイッチ/23
       コラム:ユニット・スイッチを実践につなげるー物  語文編ー/108

      第3章 説明文のユニット・スイッチ/109
       コラム:ユニット・スイッチを実践につなげるー説明文編ー/190 

      第4章 実践編
      2年 物語文「スーホと白い馬」
       ユニット4「飾り」を見つめる の実際/192
      4年 物語文「ごんぎつね」
       ユニット4「人物」を見つめる の実際/198
      5年 物語文「大造じいさんとガン」
       ユニット3「言葉」を見つめる の実際/204
      1年 説明文「どうやってみをまもるのかな」
       ユニット1~5を生かして単元のまとめにむかう の実際/210
      2年説明文「さけが大きくなるまで」
       ユニット4「文章」を見つめる の実際/216
      3年説明文「言葉で遊ぼう」「こまを楽しむ」「めだか」
       ユニット3「段落」を見つめる の実際/222

      おわりに/228
      執筆者紹介/229

          商品説明

          どこに目をつけて、何を切り口に読むべきか、教材研究の不安を解消

          本書の概要

          国語授業の難しさは「何を教えるのか」を教師自身が曖昧に感じてしまうところにあると言われています。「お手紙」「ごんぎつね」「大造じいさんとガン」。いわゆる定番教材と言われ、多くの授業実践、教材研究がなされている授業を追試し、同じような読後感、達成感を得られたとしても、その今日の読みが、国語としてどんな力を育み、汎用的なものとなるのか、自信をもって授業することができているでしょうか。
          本書が目指すのは、ひとつの教材に「閉じる」のではなく、どんな教材でも読むことができるようになるための「開かれた」教材研究です。

          本書からわかること

          教材研究で必ず押さえたいポイントをユニットとスイッチで解説

          本書では、学習指導要領に指導事項として示された項目を分析し、物語文、説明文それぞれに、教材の特性をつかむための「ユニット」また、教材ごとにもつ、目の付けどころとなる「スイッチ」として類型化し整理しています。物語文は5つのユニットと35のスイッチ、説明文には5つのユニットと28のスイッチを設定し、すべてをコンパクトに解説しています。
          つまり、このユニットとスイッチを押さえれば、学習指導要領で示された、読むことの指導事項を網羅した指導計画を立てられることになります。

          全教科書会社の教材を分析し、例示

          小学校の国語の教科書を刊行している4社すべての教材を分析し、それぞれのユニット・スイッチの解説内に例示しています。つまり、現在採用している教科書教材にどんなスイッチがあるのかを知ると同時に、同じスイッチをもつ他社の、また別の学年の教材を知ることができます。「このスイッチの定着をあの教材を読むことで確認しよう」「来年のあの教材でもこのスイッチを押さえよう」というように、学びをつなぎ、系統的に学習計画を立てることができるようになります。

          ユニット・スイッチを読みの方略として子どもたちに手渡す

          子どもは何が「読めていない」のでしょうか。そこに教材研究のカギが隠されています。本書を活用し、一部の教材に限定されない普遍的・汎用的な読みをまずは教師が手にすることができたら、次は、それを読みの方略として子どもたちに手渡しましょう。既習事項を想起し、学びをつなぐ子どもたちとの授業は、明日に開かれた国語授業になるはずです。

          商品の仕様

          • 読者対象: 小学校教員
          • 出版年月: 2023年3月27日
          • ページ数: 230

          Customer Reviews

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          大地 近藤

          小学校国語 教材研究ハンドブック

          当ショップでのご購入ありがとうございます。
          本書がお役に立てば幸いです!

          く.
          読みやすい

          文章が簡単な言葉で書かれているので、とても読みやすいです。また、色々な教科書の文章を例にしているので、自分の学校の教科書に合っていて考えやすかったです。

          当ショップでのご購入ありがとうございます。
          本書がお役に立てば幸いです!

          威 小川

          小学校国語 教材研究ハンドブック

          当ショップでのご購入ありがとうございます。

          t
          t.
          素晴らしい

          教材分析が具体的にできます。

          当ショップでのご購入ありがとうございます。
          本書がお役に立てば幸いです!

          が.
          一つずつスイッチを増やしたいです!

          こういう目で物語文や説明文の教材を見つめることが出来れば、教材と教材をつなぐことができるし、子どもたちに教えてあげることが出来るなと感じました。一つずつスイッチを増やして、教材研究の力を身に付けたいです!

          当ショップでのご購入ありがとうございます。
          本書がお役に立てば幸いです!

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