筑波発の総合活動 STEM⁺授業のすべて
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商品説明
筑波小34人による「世界で活躍する力を育てる」授業の理論と実践!
本書の概要
授業の達人である筑波小の先生方が「STEM⁺総合活動」をテーマに新しい授業を提案。STEM⁺総合教育の意義を説いた理論、様々な切り口で子どもが生き生きと活動する授業実践等、これからの教育に必要な刺激が満載の一冊となっている。
本書からわかること
+(プラス)とは本来子どもがもっている力
筑波大学附属小学校では、昭和46 年より人間性の回復と人間尊重を目指す教育の中核をなすものとして「総合活動」を行っています。具体的には、「児童の自然な生活を基盤として自主的・主体的な体験学習を組織することにより、調和のとれた豊かな人間的資質の向上を図る」というものです。
本書では、当時の目標を大切にしつつ、「子どもたちの未来を見据え、世界に目を向けた新しい「総合活動」を創る」という思いをもって、「STEM 教育」と「総合活動」を融合させた「STEM⁺総合活動」を掲げています。「+」の記号には、本来子どもがもっている力、つまり子どもの問いや思い、生き生きとした意欲をイメージしています。
会社活動からお笑いの研究まで――筑波小ならではの実践が多数!
本書では、筑波小が誇る34人の先生がその理論と実践を紹介しています。実践の内容も多種多様。例えば、「学校を楽しくする会社活動とは何か」をテーマに新聞会社や宇宙の会社をつくったり、「るるぶKids」というウェブサイトを活用して子どもたちが東京のおすすめスポットの紹介記事を書いたり、果てはお笑い芸人を招いてみんなで喜劇について研究したり……。子どもたちが楽しんで活動する姿が活写されています。
また、これらの活動ではiPadなどの端末からZoomなどのアプリも活用することでGIGAにも対応しています。とにかく子どもたちが積極的に活動に取り組んでいる姿は、これからの学校教育に何より欠かせないものではないでしょうか。
STEM教育の必要性
一般的に、STEM(ステム)とは、「S:Science、T:Technology、E:Engineering、M:Mathematics」のことを指します。しかし、筑波小では、STEM(ステム)の意味の中に、A:ART(芸術的要素)と、L:Language(言語的要素)を取り入れ、教科で学ぶ多様な資質・能力の活用をイメージして、実践的研究を継続しています。
また、STEM教育の充実を図るために、本書ではICT教育の第一人者である堀田龍也先生(東北大学大学院)と中川一史先生(放送大学)の寄稿も掲載しています。
「世界で活躍する力」をもった子どもたちを育てるために――ぜひ、本書の研究を役立ててください。
こんな先生におすすめ
子どもが主体的になる授業を求めている先生
教科以外で子どもが取り組める授業を求めている先生