「自立した学び手」が育つ算数の授業
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商品説明
本書の概要
小学校教育を通じて、児童を「自立した学び手」へと導いていくための、算数授業の実践提案。
不確実性の時代に求められる自律型の人材を育成する、算数授業の具体がわかる!
本書からわかること
# なぜ「自立した学び手」に育てるのか
子どもを取り巻く状況は刻々と変わり、今後もその変化の速さは加速度を増していくに違いありません。
そういう時代に、学校で毎日行う算数の授業はどこを目指せばよいのでしょうか。
それは、教えられた方法で速く正しい答えを求めることよりも、はじめて出合う問題に対しても、それまでの知識や経験を活かして、自分が納得する解を得ようと働きかけることができる態度や能力を育てることでしょう。
本書では、「自立した学び手」に育てる意味を、以下の3つの項目で具体例を上げて論じています。
- 今こそ「自立した学び手」に育てる
- 「自立した学び手」に育たない現状
- 理想とする「自立した学び手」の姿
# 「令和の日本型学校教育」における自立した学び手の育成
” 「令和の日本型学校教育」の構築を目指して”の答申で示された、「自立した学習者」という目指すべき子どもの姿。
本書では、授業者ならではの具体例ベースで、個別最適な学びと,協働的な学びを実現する授業を提案しています。
- 「協働的な学び」と自立した学び手
- 「学習の個性化」と自立した学び手
- 「指導の個別化」と自立した学び手
- 「カリキュラム・マネジメント」と自立した学び手
# 「自立した学び手」の姿と育成方法
自立した学び手の具体的な5つの姿を例示して、算数授業で実現したい自立の具体とその育成方法を示しています。
- 自分の課題を設定する
- 自己を調整しながら学ぶ
- 明解な論理を構築する
- 学びを整理する
- 学びを深化する
また、小学校算数の4つの領域で、各学年段階ごとの、自立した学び手が育つ授業例を掲載しています。
- 自立した学び手が育つ「数と計算」(低・中・高)
- 自立した学び手が育つ「図形」(低・中・高)
- 自立した学び手が育つ「測定」
- 自立した学び手が育つ「変化と関係」
- 自立した学び手が育つ「データの活用」(下・上)
こんな先生におすすめ
自立を促す授業の具体が知りたい先生 / 算数の授業をより良くしたい先生
執筆者一覧 (執筆順)
夏坂哲志 (筑波大学附属小学校)
尾﨑正彦 (関西大学初等部)
大野 桂 (筑波大学附属小学校)
盛山隆雄 (筑波大学附属小学校)
森本隆史 (筑波大学附属小学校)
桑原麻里 (宮崎市立江平小学校)
中田寿幸 (筑波大学附属小学校)
江橋直治 (国立学園小学校)
田中英海 (筑波大学附属小学校)
永田美奈子 (雙葉小学校)
中村潤一郎 (昭和学院小学校)
青山尚司 (筑波大学附属小学校)
尾崎伸宏 (成蹊小学校)
平川 賢 (昭和学院小学校)
小泉 友 (東京都立川市立西砂小学校)
千々岩芳朗 (福岡県香春町立香春思永館)
中村 佑 (仙台市立寺岡小学校)
河内麻衣子 (東京都豊島区立高南小学校)
山田剛史 (東京学芸大学附属竹早小学校)
瀬尾駿介 (広島県三次市立十日市小学校)
岡田紘子 (お茶の水女子大学附属小学校)
久保田健祐 (兵庫県西宮市立鳴尾東小学校)