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授業づくり
授業技術を、思いのままに使いこなす!
【技能期・習熟期・活用期・探究期】
4つのステップで、子どもの学力は確実に伸びる!
授業づくりの決定版!!
本書では、これまで一括して整理されることのなかった「授業技術」についてまとめています。
いってみれば、授業技術を集めたカタログのような書籍です。
一般的に、学習単元は「習得」「活用」「探究」の3つに分けられています。
本書では、より知識・技能の定着を図るべく、「習得」を「技能期」と「習熟期」の2つに
分けています。すなわち、技能期・習熟期・活用期・探究期の4つのステップで構成されています。
<ケーススタディ> 技能期導入
授業の導入は「しかけ」とも呼ばれます。
子ども達が学びに向かうために、それを学びたいと思うかどうか、
そのきっかけを与えてくれるのが導入なのです。
例えば、読み聞かせ、ワークショップ、体験会、クイズ、人形劇、
映画鑑賞、絵・写真、映像…
その他に、
落語、漫談、エピソード・実物・実演・紙芝居・プレゼンテーション・
ポスター・フラッシュカード・おもしろい問題文・欠けた文章・手紙・電話
・音声・復習問題・小テスト・名言・詩の紹介・歌・パフォーマンス・あそび
・パペットの間違い・理想的な見本・指令つき顔写真・めあての書きかけ・めあてを考える
などを、すべてイラストで紹介しています。
授業を構想する際に、本書を手元に置き、どういった展開・技法があるかをチェックできます。
さらに、
音読、発問、グループ学習、対話、指名、板書、練習問題、ふりかえり・・・・、
教師として重要な技法を完全網羅しています。
授業技術は方法に過ぎません。しかしながら、より多くの授業技術を知っていることで「気
になるあの子」を救う手立てとなるかもしれません。
本書を、「教育技術の道具箱」のような存在として使用してください。
道具箱から必要な工具を持ち出して、新たな知との出会いを創出しましょう。
授業には、子どもの人生を、そして社会をも変える力があるのです。
「知のクリエイター」として、子どもが目を輝かせる授業を作りましょう!
第1章 これからの授業づくり
・よい授業が子どもを育てる
・授業のレベルを高めるためには
・授業をするとは
・授業ができるとは
・これからの社会と授業づくり
・変わりつつある受験問題
・習得の8原則
・これからの授業づくり「技能期」「習熟期」「活用期」「探究期」
・教師のありかた
<コラム>
第2章 技能期の授業づくり
・技能期とは
?導入:
読み聞かせ・ワークショップ・体験会・クイズ・映画鑑賞・人形劇・絵、写真・映像
落語、漫談、エピソード・実物・実演・紙芝居・プレゼンテーション・
ポスター・フラッシュカード・おもしろい問題文・欠けた文章・手紙・電話
・音声・復習問題・小テスト・名言・詩の紹介・歌・パフォーマンス・あそび
・パペットの間違い・理想的な見本・指令つき顔写真・めあての書きかけ・めあてを考える
?音読:
全員読み・追い読み・順番読み・指名なし音読・一文交代読み(先生と子ども)・
一文交代読み(子ども半々)・一文交代読み(号車こどに)・たけのこ読み
・ペアたけのこ読み・一人読み・ものまね読み・動作読み・歩行読み
・表現読み・全力読み・お手伝い暗唱
?発問:
一問一答・一問多答・数珠つなぎ・仮定・発見・問い返し発問・切り返し発問・二項対立・
?グループ学習と座席位置:
ペア(横向き、対面)・●号車(長方形・I型)・班(四角形、風車、T時、コの字型)
全体(前向き、教室対面型、コの字型)・椅子だけ(円形座席、発表座席)
?対話:
ペア対話・ペア討論・グループ対話・グループ討論・立ち歩き対話
・お見合い方式・ノート鑑賞タイム・4すみ発表
?指名、発表:
挙手指名・意図指名・列指名・くじ指名・相互指名・指名なし発表
・班代表発表・日付指名
?説明:
失敗例・理想像・対比・スローモーション・図、グラフ・確認・サンドイッチ
・ナンバリング・実演解説・比喩・指さし説明・ジェスチャー説明・間をあける
・ヒソヒソ声・大きな声・まとめなおし
?板書:
問題解決学習ベーシック・両面・対比・種類別・箇条書き・ふきだし
・ベン図・三角形・輪・スケーリング・マインドマップ・クラゲチャート
?練習問題
三問チェック・10分間練習問題・自分問題・友達問題追加方式・友達問題相互方式
?ふりかえり
文章化・点数化・表情・色表現
思考ツール
XYWチャート・ステップチャート・クラゲチャート
・ピラミッドチャート・マインドマップ・ベン図
<コラム>
第3章 習熟の授業づくり
・習熟期とは
?マグネット学習
個人マグネット・段階別マグネット・班マグネット・班段階マグネット・
?帽子学習
個人帽子・段階帽子・班帽子・班段階帽子・
?追究学習
個人追究学習・班追究学習・後方黒板で解答確認・教科書問題再チャレンジ
?習熟度別学習
速度別学習・難易度別学習・課題別学習・めあて別学習
?小テスト×自習
個人テスト学習・班先生テスト学習・班小テスト学習・完全テスト学習・
?個別の支援
赤鉛筆で書く・具体物をみせる・図解してみせる・一緒に取り組む
・先にやってみせる・途中までやる・問題を少なくする・表を渡す
・ヒントカードを与える・問いかける・花丸・コメント
<コラム>
第3章 活用期の授業づくり
・活用期とは
・国語の活用学習
・算数の活用学習
・理科の活用学習
・社会の活用学習
・外国語の活用学習
・音楽の活用学習
・図工の活用学習
・家庭科の活用学習
・体育の活用学習
?既有知識・技能の想起
・簡易な問題の解決・問題文への書き込み・カルタ・先行研究の調査
?解決・創作・実践
・三段思考・ジグソー法・特派員法・発表作品の制作・
?発表
・学級発表・グループ相互発表・グループ内発表・クラス外への発表・
?討論
?議題の決定
(情報提供)
(多様発問)
?話し合い
(それぞれの立場を確認する)
(少数派が意見を述べる)
(多数派が意見を述べる)
(自由に意見を交わし合う)
(教師がまとめる)
(話し合いの感想を書く)
?自己評価・相互評価
・相互評価・評価の分類・自己評価(点数)・自己評価(文章)
<コラム>
第4章 探究期の授業づくり
・探究期とは
?テーマ設定
・調査探求型カリキュラム・総合評価型・社会参加型・企画実践型
・共同交流型・自己形成型
?課題設定
・ブレーンストーミング(時間、空間、違和感)・分類
計画
・目標設定・計画立案
情報収集
・図書調べ・資料集・プリント資料・インターネット・動画・インタビュー
・アンケート調査・図書館・他校との実践交流・校外学習・
整理分析(一時間程度)
・KJ法(整理・分析)・ポジショニングマップ
まとめ・表現(3〜5時間)
・プレゼンテーション・新聞・ポスター・発表の工夫(ペープサート・人形劇・フリップ・演劇)
評価(1時間程度)
・相互評価・自己評価
第5章 評価と評定
・評価と評定とは
?知識・技能の評価
・ペーパーテスト・パフォーマンス評価
?思考・判断・表現の評価
ペーパーテスト・ルーブリック評価
?主体的に学習に取り組む態度の評価
?個人内評価
<コラム>
・おわりに
著者 | 三好 真史 著 |
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読者対象 | 小 |
出版年月 | 2021-02-26 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 296 |
ISBN | 9784491043517 |
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