教材に-しかけ-をつくる国語授業10の方法-説明文アイデア50

    教材に-しかけ-をつくる国語授業10の方法-説明文アイデア50

      ISBN: 9784491029016

      桂 聖/編著、授業のユニバーサルデザイン研究会沖縄支部/著

      $15.00

      著者紹介

      桂聖
      筑波大学附属小学校教諭。筑波大学非常勤講師兼任。
      山口大学教育学部卒業、放送大学大学院文化科学研究科修了。山口県公立小学校教諭、山口大学教育学部附属山口小学校教諭、広島大学附属小学校教諭、東京学芸大学附属小金井小学校教諭を経て現職。日本授業UD学会理事長、全国国語授業研究会理事、国語教育探究の会会員、全国大学国語教育学会会員、日本LD学会会員、教師の知恵.net事務局、光村図書国語教科書編集委員などを務める。
      [2016年1月現在]

      目次

      まえがき……1


      第1章 教材にしかけをつくる国語授業
          「10の方法」の考え方・進め方 桂 聖

      1教材にしかけをつくるとは?……12

      2「10の方法」の具体例……16
       方法1▼順序を変える……17
       方法2▼選択肢をつくる……18
       方法3▼置き換える……19
       方法4▼隠す……21
       方法5▼加える……22
       方法6▼限定する……24
       方法7▼分類する……26
       方法8▼図解する……27
       方法9▼配置する……29
       方法10▼仮定する……30

      3実践事例……32
       ―四年「ウナギのなぞを追って」の授業―

      4授業づくりのポイント……39
       ◆指導の目的と方法を一致させる……39
       ◆授業のねらいを、ピンポイントにフォーカスする……40
       ◆山場から逆算して、
        「内容→論理」の順序で、活動を構成する……47
       ◆ねらいやレディネスをふまえて、
        しかけの表現を具体化する……49
       ◆教材提示の「順序」「タイミング」「言葉がけ」によって、
        つぶやきから課題を設定する……49
       ◆指導内容の落としどころを「視覚的に」整理する……50

      5教材にしかけをつくる国語授業が目指すもの……51
       ◆国語授業のユニバーサルデザイン化を図る……51
       ◆選択的注意の弱さを補う指導方法である……52

      第2章 説明文教材のしかけづくり
          50のアイデア

      方法1▼順序を変える……56
       ①写真の順序を変える―二年「すみれとあり」……56
       ②段落の順序を変える―二年「どうぶつ園のじゅうい」……58
       ③段落の順序を変える―二年「しかけカードの作り方」……60
       ④文の順序を変える
        ―五年「ニュース番組作りの現場から」……62
       ⑤絵の順序を変える―六年「『鳥獣戯画』を読む」……64

      方法2▼選択肢をつくる……66
       ⑥要点の選択肢をつくる―三年「かるた」……66
       ⑦まとめの文の選択肢をつくる
        ―四年「アップとルーズで伝える」……68
       ⑧段落の選択肢をつくる―四年「大きな力を出す」……70
       ⑨題名の選択肢をつくる
        ―五年「ゆるやかにつながるインターネット」……72
       ⑩段落の選択肢をつくる
        ―六年「生き物はつながりの中に」……74
      方法3▼置き換える……76
       ⑪絵を置き換える―一年「じどう車くらべ」……76
       ⑫絵と写真を置き換える―二年「虫は道具をもっている」……78
       ⑬文末を置き換える―二年「たんぽぽのちえ」……80
       ⑭語句を置き換える―四年「ウナギのなぞを追って」……82
       ⑮語句を置き換える―五年「生き物は円柱形」……84
       ⑯語句を置き換える―五年「天気を予想する」……86

      方法4▼隠す……88
       ⑰文を隠す―一年「だれが、たべたのでしょう」……88
       ⑱写真と文章を隠す―二年「しかけカードの作り方」……90
       ⑲接続語を隠す―三年「すがたをかえる大豆」……92
       ⑳語句を隠す―四年「動いて、考えて、また動く」……94
       段落を隠す―六年「感情」……96

      方法5▼加える……98
       文を加える―一年「くちばし」……98
       語句や文を加える―一年「じどう車くらべ」……100
       文を加える―一年「どうぶつの赤ちゃん」……102
       段落を加える―五年「生き物は円柱形」……104
       具体例を加える―六年「言葉は動く」……106

      方法6▼限定する……108
       絵を限定する
        ―一年「どうやってみをまもるのかな」……108
       文を限定する―二年「虫は道具をもっている」……110
       要点を限定する―四年「ウナギのなぞを追って」……112

      方法7▼分類する……114
       キーワードを分類する―一年「じどう車くらべ」……114
       文を分類する―三年「イルカのねむり方」……116
       文を分類する―四年「くらしの中の和と洋」……118
       事例を分類する
        ―五年「ゆるやかにつながるインターネット」……120
       文を分類する―六年「生き物はつながりの中に」……122
       文を分類する―六年「『鳥獣戯画』を読む」……124

      方法8▼図解する……126
       三段構成を図解する―三年「イルカのねむり方」……126 
       三段構成を図解する―三年「ありの行列」……128
       三段構成を図解する―三年「かるた」……130
       三段構成を図解する―四年「大きな力を出す」……132
       三段構成を図解する
        ―四年「動いて、考えて、また動く」……134
       文章構成を図解する―五年「見立てる」……136
       文章構成を図解する
        ―六年「生き物はつながりの中に」……138

      方法9▼配置する……140
       絵を配置する―一年「みいつけた」……140
       文を配置する―二年「ふろしきは、どんなぬの」……142
       文を配置する―三年「森のスケーター やまね」……144
       図を配置する―四年「ウナギのなぞを追って」……146

      方法10▼仮定する……148
       小見出しを仮定する
        ―二年「しかけカードの作り方」……148
       文を仮定する―三年「すがたをかえる大豆」……150
       事例を仮定する―三年「自然のかくし絵」……152
       叙述の仕方を仮定する
        ―六年「『鳥獣戯画』を読む」……154

      第3章 説明文教材のしかけづくり
          実践例
      実践①「どうぶつ園のじゅうい」……158
      しかけⅠ 絵を限定する……160
      しかけⅡ 文を分類する……162
      しかけⅢ 語句を仮定する……162

      実践②「アップとルーズで伝える」……164
      しかけⅠ 写真を配置する……166
      しかけⅡ 段落を仮定する……168

      実践③「『鳥獣戯画』を読む」……170
      しかけⅠ 語句を置き換える……172
      しかけⅡ 絵を配置する……174

      あとがき……176

      参考文献……178

          商品説明

          もし、水の入ったコップが机のギリギリの端に置いてあったら―? 教材に「しかけ」をつくるとは、教材の安定を崩すこと。「机の真ん中にコップを置いて!」と言いたくなるように、子どもが自ら「動きたくなる」「話したくなる」…それが本書の「しかけ」です。

          商品の仕様

          • 読者対象: 小学校教員
          • 出版年月: 2013年4月10日
          • ページ数: 184

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