教務主任の仕事整理術
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商品説明
教務主任のカリキュラム・マネジメント決定版!
平成28年9月に公表された中教審「審議のまとめ」では、次期学習指導要領が目指す教育の実現のために「カリキュラム・マネジメント」を重視し、カリキュラム・マネジメントを通じて「学校教育の改善・充実の好循環を生み出していくことを目指す」と提起しています。
その上で、次の側面をあげています。
○ 各教科等の教育内容を相互の関係で捉え、学校教育目標を踏まえた教科等横断的な視点で、その目標の達成に必要な教育の内容を組織的に配列していくこと。
○ 教育内容と、教育活動に必要な人的・物的資源等を、地域等の外部の資源も含めて活用しながら効果的に組み合わせること。
このようなカリキュラム・マネジメントを行っていくためには、校長など管理職のみならず、学校におけるすべての職層での対応が必要ですが、殊に教務主任の果たすべき役割は図りしれません。
一人一人の教師が、いい授業をつくるための準備をする時間、一人一人の子供たちと向き合うための時間を捻出する、授業研究を通じて若手の成長を促し、学び合う教職員文化を形成する中で学校の教育力を向上していく、そんなカリキュラム・マネジメントが求められているのであり、それができるのは、教師のチームリーダーである教務主任にほかならないからです。
本書では、わが校の研究・研修の充実を通じて学び合う教職員文化を形成していく、学校のムリ・ムラ・ムダを廃して教職員の多忙感を解消し、授業を充実する時間を生み出す、若手の成長を通じて学校組織を活性化する、こうした取組を通して「主体的・対話的で深い学び」の実現、各教科等における「見方・考え方」と授業改善など、これからの新しい課題に対応していく教職員文化を生み出す教務主任の仕事整理術を明解にします。