教務主任の仕事整理術

著者 安野 功 著
販売価格2,200 (税込)
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教務主任のカリキュラム・マネジメント決定版!


平成28年9月に公表された中教審「審議のまとめ」では、次期学習指導要領が目指す教育の実現のために「カリキュラム・マネジメント」を重視し、カリキュラム・マネジメントを通じて「学校教育の改善・充実の好循環を生み出していくことを目指す」と提起しています。
その上で、次の側面をあげています。

○ 各教科等の教育内容を相互の関係で捉え、学校教育目標を踏まえた教科等横断的な視点で、その目標の達成に必要な教育の内容を組織的に配列していくこと。
○ 教育内容と、教育活動に必要な人的・物的資源等を、地域等の外部の資源も含めて活用しながら効果的に組み合わせること。

このようなカリキュラム・マネジメントを行っていくためには、校長など管理職のみならず、学校におけるすべての職層での対応が必要ですが、殊に教務主任の果たすべき役割は図りしれません。

一人一人の教師が、いい授業をつくるための準備をする時間、一人一人の子供たちと向き合うための時間を捻出する、授業研究を通じて若手の成長を促し、学び合う教職員文化を形成する中で学校の教育力を向上していく、そんなカリキュラム・マネジメントが求められているのであり、それができるのは、教師のチームリーダーである教務主任にほかならないからです。


本書では、わが校の研究・研修の充実を通じて学び合う教職員文化を形成していく、学校のムリ・ムラ・ムダを廃して教職員の多忙感を解消し、授業を充実する時間を生み出す、若手の成長を通じて学校組織を活性化する、こうした取組を通して「主体的・対話的で深い学び」の実現、各教科等における「見方・考え方」と授業改善など、これからの新しい課題に対応していく教職員文化を生み出す教務主任の仕事整理術を明解にします。

著者 安野 功 著
読者対象 小・中
出版年月 2016-07-15
判型 四六
ページ数 196
ISBN 9784491032511
在庫 在庫あり

第1章 教務主任のミッション-------------------------

教師を「人財」へと導く台風の目
 1 学校が問い直されている人材育成と能力開発
 2 教師を巻き込む台風の目
 3 研究の全体像は教務主任がつくる
教務主任観こそが大切
 1 「観」をもつ
 2 自分目線で「あれ? これはおかしいんじゃないかな?」と思ったことはすべてメモに残しておく
「観」は自分なりにつくる
 1 よそから「観」をもってきても、うまくいかない
 2 「観」は周囲の先生方の考え方とのギャップを推し量る物差し
学校は、「コストパフォーマンス」よりも「がんばり」が認められる社会
 1 時間と成果に対する学校文化の特殊性
 2 「みんなで一緒に」の非効率性
新たな工夫・改善は、提案の矛先を変える
学校社会における成果指標
教務主任の3つのタイプ
 1 タイプA
 2 タイプB
 3 タイプC
教務主任として目指す方向
広角仕事術のススメ
先を見て足元を耕すためには、ライフステージを押さえる
学校全体の教育力向上が教務主任の最終的なミッション
もともと私だって駄目教師

第2章 よりよい人間関係と組織づくり-------------------------

一人の才覚に委ねてはいけない
問題が起きるのをわざわざ待っている必要はない
実は、教師のニーズを知るより先に、つかんでおかなければならないことがある
 1 教室環境の実態把握
 2 子どもたちの状況把握
管理職と教師の架け橋は、教務主任が架ける
 1 教務主任の「連絡調整」
 2 教務主任の踏ん張りどころ
 3 周囲の教師に教務主任としての自分を知ってもらう
教務主任と研究主任との望ましい関係性
ぼやきから教師の真意を読み解く
根回しは、教師が活躍できる舞台設定のための手法
みんなで同じ舞台にあがれる土壌をつくる
 1 大上段に構えずに、小さな案件の解決を積み上げる
 2 メンテナンスとモニタリング
学級がはじまる前に若手に伝えておきたいこと
学年が決まったら、すぐに学年会をもつ
学年主任会という横の関係を活用する
教務部を機能させることが、無駄な仕事をなくし、教師のモチベーションを引き上げる
仲間と築いたチームが、仕事に必然性と充実感を生み出す

第3章 学校の教育力をビルドアップする-------------------------

教務主任の一番大変な仕事
 1 学校組織上の問題解決
 2 指導力不足にかかわる問題解決
 3 長期的な作戦を立てて、指導・助言に臨む
指導するということと人を育てるということ
効果的な指導・助言を行うための3つのチャンス
 1 まずは学級の実態を把握する
 2 指導・助言には、それをするのにふさわしい時機がある
 3 「機は熟した、ここだ」というタイミングで指導する
教師のもっている持ち味が成長の芽になる
大切なことはよい方向へ変われるきっかけを与えること
教科用図書はどのタイミングで教師に配布するのが適切か
崩れかけた学校の立て直しは、研究・研修から入るのが鉄則

第4章 先手を打って、教師の仕事をやりやすくする-------------------------

「校務」と「教務」
「三無」を見つけて取り除く
 1 無理を放置すると、次のさらなる困難な無理を呼び込む
 2 学校に蔓延しがちな三無をどう取り除くか
裏時間が無計画を生み、若手の成長を阻害する
 1 裏時間とは何か
 2 本当に考えなければいけない一番大事なこと
 3 裏時間はなぜなくならないのか
 4 無理がたたるから無駄になる、無理を押し通そうとするから無計画になる
 5 学校評価結果を活用して裏時間を見つけ出す
送り手と受け手とのミスマッチを解消する
学校のスリム化は、機械的にはできない
教育活動を充実させるための教務主任の働きかけ
教育計画はA4・1枚
教務の仕事の棲み分け方
効果的な事務整理とは?
 1 年間のプランは時系列で整理する
 2 過去の履歴から類推して仕事を整理する
 3 新しく赴任してきた教師には、その学校で当たり前のことでも、最初の段階で丁寧に説明する
諸表簿の管理
 1 諸表簿はいつチェックするか
 2 転出入への上手な対応法
学校予算は教務主任の現実感覚いかんで実効性が左右される
教育委員会から下りてくる調査業務は、事前に「推理」して体制を整えておく

安野 功
國學院大學教授
専門は社会科教育。文部科学省教科調査官時代には、平成20年版学習指導要領(小学校社会科)の改訂を担当。小学校教諭、教育委員会指導主事の経験をもち、その間、さいたま市立高砂小学校、道祖士小学校において研究主任、教務主任を歴任。研究・研修を軸とした学校づくりのチームリーダーとして辣腕を発揮。主著は『社会科の新しい使命』(日本文教出版、2013年)、『板書で見る全単元・全時間の授業のすべて(小学校社会科)』(東洋館出版社、編著2011年)など多数。
[2016年7月現在]

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