学びに向かって突き進む!1年生を育てる

学びに向かって突き進む!1年生を育てる

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松村 英治/著

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新学習指導要領は、「資質・能力」改訂とも言われます。従来のコンテンツ・ベースと、新しくコンピテンシー・ベースの双方の考え方が融合・構造化されました。この「資質・能力」は、次の3つを柱としています。

①知識・技能
②思考力・判断力・表現力
③学びに向かう力・人間性

このうち、③を「学習に取り組む態度」と読み替えれば、学校教育法第30条第2項に定める「学力の3要素」と対応関係にあることが分かります。いずれも大切な「資質・能力」ですが、本書では殊に①に着目しています。

「知識・技能」というと、同法においても「基礎的な知識及び技能を習得させるとともに」と定められているわけですから、しっかり「習得」させるべき「基礎・基本」であると考える方は多いでしょう。
しかし、新しい「学習指導要領解説 総則編」(文科省Webサイトで公開)では、次のように説明しています。

「知識については、児童が学習の過程を通して個別の知識を学びながら、そうした新たな知識が既得の知識及び技能と関連付けられ、各教科等で扱う主要な概念を深く理解し、他の学習や生活の場面でも活用できるような確かな知識として習得されるようにしていくことが重要となる」
「教科の特質に応じた学習過程を通して、知識が個別の感じ方や考え方等に応じ、生きて働く概念として習得されることや、新たな学習過程を経験することを通して更新されていくことが重要となる」

このことから分かるように、学校教育において従来より大切にされてきた「知識・技能」ですが、このたびの改訂により、何をもって「知識・技能」とするのか、その位置付けが、これまでにはない表現で明確化されたのです。すなわち「知識・技能」の習得=単なる「基礎・基本」の習得ではなく、「知識・技能」の習得=基礎・基本に基づく「概念」の形成にあるということです。

一見すると、とても高度な事柄が求められるように見えます。そのため「高校生あるいは中学生に求めているのかな?」という印象がありますが、上記の引用元は、「小学校学習指導要領解説」です。
すなわち、小学校1年生に対しても求められる教育課題なのです。

とはいえ、小学校に入学して間もない1年生の子供たちに、果たして「概念形成を図り、知識を絶えず更新していける学び」を求めることができるのでしょうか?

結論は「できる」です。
1年生の子供たちは、思いがけない「資質・能力」の素地を、そもそももっています。
それらを活用・発揮させる適切な手立てがあれば、私たち教師の想像を超える学びを発露することでしょう。

 いい授業が、学びに向かう学級をつくる。
 学びに向かう学級が、授業のさらなる可能性を広げる。
 この双方向性のある相乗効果が、学びに向かって自ら突き進んでいける子供を育てる。

目の前の子供の特性、学級文化、家庭や地域の特色など、様々な差異を超えて、いい教育を実現している教室には、こうした力学が働いているように思います。この力学のもとに1年生がそもそももっている「資質・能力」の原石を磨き、自らの気付きの質を高めながら概念を形成し、新たな知識へと更新していける実践と手法を明らかにすることが本書のミッションです。
それがために、まず最初に掲げておきたい捉えがあります。それは、こういうことです。

1年生の子供たちの力は侮れない!

子供がそもそももっている力(ポテンシャル)の存在を信じ、その力を引き出し、生かし、高めていくためには、1年生の子供たちに対して抱きがちな私たち教師のイメージや思い込みをリセットするようなパラダイム・シフトが必要となるでしょう。

本書では、新しい学習指導要領の文脈に紐付けながら、自ら学びに向かって突き進んでいける1年生の「学びの可能性」を明らかにするとともに、スタカリによる「学びの環境づくり」、授業と学級経営がインタラクティブに行き来する「学びの文化づくり」を明らかにします。

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