定番教材で考える「深い学び」をうむ国語授業
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商品説明
2017年、第19回全国国語授業研究大会では『国語授業における「深い学び」を考える-授業者からの提案―』(東洋館出版社)を上梓し、授業者の立場から「深い学び」をどう捉えればよいかを検討した。そこでは、「言葉を学ぶという『国語科の本質』に立ち返ること」、「教師も子どもも『今何を学んでいるのか』を自覚的に捉え、既習事項と結び付け、汎用的な資質・能力を獲得していくこと」など、アプローチの違いを超えて広く提案した。
それを踏まえ、本年2018年の第20回記念大会では、教材、また単元の具体の授業場面に即して提案することを試みた。各学年の文学・説明文それぞれの優良教材の特質を生かし、子どもの課題意識を醸成する発問、育みたい資質・能力、働かせたい「見方・考え方」など、子どもの思考や文脈に寄り添って、いかに必然性のある学びの過程を構想していくのかを提案したい。