もっとコグトレ さがし算60 上級
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商品説明
近年学校では、「コグトレ」という言葉がよく聞かれます。
コグトレとは、認知的な裏付けに基づくトレーニングのプログラムで、学習や社会関係、身体性を向上させることが認められ、すでに多くの学校で取り入れられています。
コグトレの提唱者、宮口幸治先生(児童精神科医・臨床心理士)は、多くの困っている子どもたちの支援を通して、その苦手さや困難の現状や特徴を考察しています。その結果、認知的なアプローチを通じて確実に困難を軽減するコグトレを提案し、広く紹介を続けてきました。その結果、多くの学校で成果を上げ、喜びの声が多数寄せられています。
このコグトレの中から、学習面での活動に焦点をあてたのが、「さがし算」です。格子のかたちに組まれた数字の中から、正しい数字の組み合わせを見つけて囲み線で囲みます。
●例題 (中級より)
となり合った3つの数を足して12になる組み合わせはどれ?
(答えは下にあります)
通常、計算ドリル等で行われる計算練習は、「例えば3+6=□」のように、一方向の計算で、1つの決まった解答を求めるものです。
しかしこのさがし算の特徴とは、「足すと9になる数」の組み合わせを頭の中で考えるとともに、格子にある数がその組み合わせと合致するか、それぞれの数を頭の中で組み合わせ、計算しながら考えるという逆転の発想に基づいていることです。
このような認知的裏付けに基づくプログラムによって、計算に慣れ、暗算が得意になるだけでなく、
・記憶力を高める力
・数感覚をよりよく身につける力
・素早く処理を行う力
・計画的に物事をすすめる力
といった能力を同時に育むことができます。
これらの力は認知処理全般にかかわるため、数や計算の能力向上はもちろんですが、より高次の学習や算数以外の学習の基盤となります。それだけではなく、子どもがよりよく学びに向かう力、および目的を実現するためのプログラミング的思考の礎となるなど、新学習指導要領が向かう学びを確かに支える力でもあるのです。
この「さがし算」はゲーム性も高く、子どもたちは熱中して取り組んでくれるのも大きな特徴です。
『さがし算 初級』(主に低学年向け)に引き続いて、『さがし算 中級』(主に中学年向け)『さがし算 上級』(主に高学年向け)では、よりチャレンジしたくなる問題が60ワークずつ収められています。
算数授業の導入や、すき間時間といったわずかな時間で取り組めて、確実な成果を上げられるコグトレワーク「さがし算」に、是非クラスで取り組んでみてください。
●解答
となり合った3つの数を足して12になる組み合わせはどれ?
☆ワークシートの一部を公開!まずは教室で、ご自宅でお試し下さい。
(タイトルをクリックするとPFDファイルが表示されます。)
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