コンピテンシー・ベイスの家庭科カリキュラム

    コンピテンシー・ベイスの家庭科カリキュラム

      ISBN: 9784491036328

      鈴木 明子/編著

      $13.00

      著者紹介

      鈴木 明子
      広島大学大学院教育学研究科人間生活教育学講座教授
      広島大学教育学部卒業、広島大学大学院教育学研究科博士課程退学、博士(教育学:広島大額)。広島大学助手、長崎大学助教授、広島大学准教授などを経て平成25年より現職。新学習指導要領に関わって、中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会、家庭、技術・家庭ワーキンググループ委員を務める。主な執筆に『平成29年版 小学校学習指導要領ポイント総整理 家庭』(編著、東洋館出版社)、『実践的指導力をつける家庭科教育法』(分担執筆、大学教育出版)など。[2019年現在]

      目次

      はじめに  
      【寄稿】 コンピテンシー・ベイスの授業づくり  

      chapter 1 今、家庭科に求められるもの
      1 家庭科で育む資質・能力と生活の営みに係る見方・考え方
      2 家庭科の教科観をもつ
      3 リアルでオーセンティックな生活課題の提示
      4 家庭科における学びの文脈の意義
      5 コンピテンシー・ベイスの家庭科カリキュラム

      chapter 2 家庭科の教科観をもつ 
      1 コンビニを題材に生活を総合的に捉える
      2 米に係る事象を題材に生活課題を科学的に捉える
      3 弁当を教材に生活課題を多面的に捉える
      4 なべ料理を題材に食と家族の学びをつなぐ
      5 モデル家族の介護問題を題材に性別役割分業意識を揺さぶる

      chapter 3 リアルでオーセンティックな生活課題の提示 
      1 調理の段取り力の向上を動機付けにする
      2 衣服購入を題材に主体的な実践につなぐ
      3 オリジナルバッグ製作に自分の思いを込める
      4 生活の振り返りを生活実践への関心の持続につなぐ

      chapter 4 コンピテンシー・ベイスのカリキュラムをつくる
      1 「生活を営む力」と「人とかかわる力」から自立を捉える
      2 地域の教育資源の活用から生活自立を図る
      3 社会人基礎力の課題から社会的自立を図る
      4 ホームプロジェクトでライフスタイルを問い自立を目指す

      付録
      家庭科教育と家政学のこれから  
      大学院生とともに家庭科カリキュラムをつくる  

      参考文献  
      研究同人  
      編著者紹介  

        • 本日発送 Dec 06, 2023 09:00:00 +0900 以内に注文する

        商品説明

        教科の本質を問い直し、リアリティある学びへ

        新学習指導要領で求められる
        資質・能力基盤の授業をつくる3つのアプローチ
        ①教科観の明確化
        ②オーセンティックな生活課題の提示
        ③カリキュラム水準の文脈づくり

        本書ではこの3つの視点から家庭科の授業づくりに迫る。
        小学校・中学校・高等学校を全て網羅し、充実の13事例掲載。

        寄稿として、上智大学・奈須正裕教授による「コンピテンシー・ベイスの授業づくり」も掲載し、
        教育改革を契機とした家庭科という教科の真価を問う。

        商品の仕様

        • 読者対象: 小学校教員・中学校教員・高等学校教員
        • 出版年月: 2019年7月18日
        • ページ数: 168

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