科学オモテウラ大事典
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商品説明
科学にまつわるオモテとウラの話で子どもの興味を惹きつけよう!
子どもたちに興味深いエピソードを話したい。そんな方にピッタリの一冊が出来ました。
本書は、電気自動車や新型コロナウイルスといった気になる科学のテーマのオモテとウラ、光と陰、善いこと悪いことなどを見開きにして紹介。理科のトリビア本としても使えるし、教室の本棚に置いて子どもたちの興味・関心をもたせるのにも使えます。
理科でもお馴染み! 磁石の秘密に迫ってみる
では、具体的にどんな内容になっているのでしょうか。
例えば、磁石。理科の授業で必ず一度は使ったことがあるお馴染みの教材。金属にくっつけたり、N極とS極で離したり……。そんな磁石ですが、切ってみるとどうなるのでしょうか。実は磁石は切っても切ってもN極とS極に分かれます。どちらかの極になることはありません。いったいどうしてでしょうか。
一方で、この磁石を世界最強レベルの磁力にしたものが日本で開発されました。それがネオジム磁石。1984年に開発され、現在も世界最強の座は変わっていません。その磁力は圧倒的で、HDやDVD用モーター、時計、携帯電話、自動車などあらゆる機器で使用されています。ちなみに、机の上に真ん中から折って動きやすくした1万円札を置いてネオジム磁石を近づけると、なんとお札がくっついてきます。これはお札の印刷インクに磁性体粉を混ぜた磁性インクが使われているからです。
ニュートンによって陰に追いやられた男、アポロ計画が今も嘘だと言われる理由
例えば、アイザック・ニュートン。誰もが知っている、物理学界に燦然と輝く巨人です。しかし同時代、彼の陰で活躍したもう一人の物理学者をご存じでしょうか。その名をロバート・フックといいます。フックは、「ばねの伸びと力が比例する」という、いわゆるフックの法則の発見者です。彼は優れた実験技術をもち、王立協会の書記をはじめ、様々な分野で活躍しましたが、その後王立協会会長となったニュートンに疎んじられ、実験装置や肖像画を一掃されたのでした……。
例えば、アポロ計画。人類初の月面着陸として、アメリカNASAの業績として有名です。しかし一方で、アポロ計画はアメリカの陰謀ないし捏造ではないかとの説がまことしやかに囁かれています。理由は、「月面は真空であるはずなのに、写真や映像に映っている星条旗がはためているのはおかしい」というもの。実際には、旗が揺れたのは、宇宙飛行士が旗のポールを回したことによって起こったものでした。真空でも「慣性の法則」が成り立つため旗はなびくのです。
「原子爆弾」から「うんこ」まで、取り上げているテーマは多種多彩!
このように科学には、様々なオモテとウラがあります。それは、光と陰とも言えますし、右と左かもしれません。何の関連もなさそうな二つの事柄が、実は背中合わせだったりするのです。
本書では、141のテーマのオモテとウラをイラストを交えて紹介していきます。「核分裂」と「原子爆弾」といった物理の“ど真ん中”のものから、「うんち」と「おしっこ」といったばかばかしいものまで内容は多種多彩。ちなみに「国際宇宙ステーション」のウラは「おなら」。なぜでしょうか。知りたい方は、ぜひ、本書を読んでみてください。
また、本書では「新型コロナウイルス」や「電気自動車」といった近年話題となっているテーマも掲載しています。気になるテーマから読むもよし、ウラから読んで行くもよし。どんどん読んで、科学うんちくをどんどん蓄積していきましょう。
「科学はおもしろい」ことを分かち合いたい!
文学や芸術を楽しむように、科学を文化の一つとしてとらえて楽しみたいというのが本書の趣旨でもあります。本書を通して、「科学はおもしろい」ことを、子どもたちと分かち合えたらこれほど素晴らしいことはありません。