小学校5年 上巻 板書で見る全単元・全時間の授業のすべて 算数 板書シリーズ

    小学校5年 上巻 板書で見る全単元・全時間の授業のすべて 算数 板書シリーズ

      ISBN: 9784491039930

      田中 博史/監、盛山 隆雄/著、筑波大学附属小学校算数部/企画編集

      $20.00

      著者紹介

      盛山隆雄
      筑波大学附属小学校教諭
      横浜国立大学大学院教育学研究科数学教育専攻修了。学習院初等科教諭を経て,現職。全国算数授業研究会常任理事,隔月刊誌『算数授業研究』編集委員,教科書「小学算数」(教育出版)編集委員,志の算数教育研究会(志算研)代表。2011年,「東京理科大学 第4回《数学・授業の達人》大賞」最優秀賞受賞。2012年,代表を務める志算研が,「第61回読売教育賞」最優秀賞(算数・数学教育)を受賞。
      [2021年3月現在]

      目次

      まえがき
      本書活用のポイント
      本書の単元配列
      I 第5学年の授業づくりのポイント
      II 第5学年の算数 全単元・全時間の板書
      1 整数と小数 4時間
      単元の目標・評価規準・指導計画 18
      単元の基礎・基本と見方・考え方 19
      第1時 整数と小数の表し方 20
      第2時 数字カードで小数づくり 22
      第3時 10倍、100倍、1000倍の小数の表し方 24
      第4時 整数と小数ゲーム 26

      2 体積(直方体・立方体) 8時間
      単元の目標・評価規準・指導計画 28
      単元の基礎・基本と見方・考え方 29
      第1時 立体の大きさはどちらが大きいかな? 30
      第2時 直方体や立法体の体積の公式をつくろう 32
      第3時 積み木2つを組み合わせた立体の体積 34
      第4時 大きな直方体の体積を求めよう 36
      第5時 容積について考えよう 38
      第6時 体積と比例関係 40
      第7時 複合図形の体積を求めよう 42
      第8時 辺の長さの和が同じだと、体積は同じかな? 44

      3 変わり方 4時間
      単元の目標・評価規準・指導計画 46
      単元の基礎・基本と見方・考え方 47
      第1時 直方体の高さと体積の変わり方 48
      第2時 比例関係を見つけよう 50
      第3時 関係を式に表そう 52
      第4時 ストローの本数は何本? 54

      4 小数のかけ算 8時間
      単元の目標・評価規準・指導計画 56
      単元の基礎・基本と見方・考え方 57
      第1時 どんな式になるのかな 58
      第2時 どうやって計算するのかな 60
      第3時 80×2.5の計算の仕方を考えよう 62
      第4時 小数×小数の計算 64
      第5時 小数×小数の計算 66
      第6時 この式を使って答えを導こう 68
      第7時 積の大きさ 70
      第8時 面積や体積に用いる小数のかけ算 72

      5 小数のわり算 13時間
      単元の目標・評価規準・指導計画 74
      単元の基礎・基本と見方・考え方 75
      第1時 計算の仕方を考えよう 76
      第2時 小数÷小数の問題解決 78
      第3時 小数のわり算の筆算I 80
      第4時 小数のわり算の筆算II 82
      第5時 わる数と商との関係 84
      第6時 わり切れない小数のわり算 86
      第7時 あまりのある小数のわり算 88
      第8時 小数倍の計算 90
      第9時 小数倍の関係 92
      第10時 小数倍を求める計算 94
      第11時 倍を使ってリボンの長さを求めよう 96
      第12時 もとの数量を求めよう 98
      第13時 差と倍で比べてみる 100

      6 合同な図形 7時間
      単元の目標・評価規準・指導計画 102
      単元の基礎・基本と見方・考え方 103
      第1時 合同な図形の概念 104
      第2時 合同な図形の性質 106
      第3時 合同な三角形を見いだす 108
      第4時 合同な三角形の作図 110
      第5時 合同な図形を書くための条件 112
      第6時 合同な平行四辺形の作図 114
      第7時 合同図形の分割 116
      7 図形の角 6時間
      単元の目標・評価規準・指導計画 118
      単元の基礎・基本と見方・考え方 119
      第1時 三角形の3つの角の和 120
      第2時 四角形の4つの角の和 122
      第3時 三角形と四角形のしきつめ 124
      第4時 五角形の角の和 126
      第5時 角の大きさの求め方の一般化 128
      第6時 図形の角の活用 130

      8 整数の性質 第0時 132
      単元の目標・評価規準・指導計画 132
      単元の基礎・基本と見方・考え方 133
      第1時 偶数と奇数の形 134
      第2時 奇数は当たり! 136
      第3時 10段目の奇数の和はいくつかな? 138
      第4時 倍数ゲーム 140
      第5時 倍数体操 142
      第6時 公倍数の活用I 144
      第7時 公倍数の活用II 146
      第8時 あまりなくわけることができる人数は何人かな 148
      第9時 約数の個数 150
      第10時 約数の活用 152
      第11時 公約数の見つけ方 154

      9 分数と小数、整数の関係 6時間
      単元の目標・評価規準・指導計画 156
      単元の基礎・基本と見方・考え方 157
      第1時 どうやって表せばいいかな 158
      第2時 3/4mを考えよう 160
      第3時 リボンの長さは何倍? 162
      第4時 小さい順に並べよう! 164
      第6時 166

          商品説明

          「板書シリーズ 算数」の監修者である、「授業・人」塾代表
          前筑波大学附属小学校副校長 田中博史先生に「板書シリーズ 算数」の特徴や活用の仕方についてお話を伺いました。

          「板書シリーズ 算数」の特徴

          「板書シリーズ」は読者の先生方の厚い支持をいただき累計100万部となる、教育書としてはベストセラーと言えるシリーズになりました。類似の本がたくさん世に出ていますが、この算数の「板書シリーズ」が元祖と言えると自負しています。

          我々が板書の形で授業のプランをみなさんに提案しようと思ったのは、「活字や表組だけの指導案ではなかなか授業のイメージがわきにくい」ので、なんとかビジュアルの形で、明日の授業作りに皆さんたちがイメージしやすいものがお届できないかと考えたからです。この「板書シリーズ」では先生方がすぐに授業の時に机の上に開いてそのまま活用できるようにしたということ、すべての時間のアイディアをここに揃えたということが大きな特徴です。

          明日の授業作りに「板書」を!

          板書を使いながら明日の授業をイメージしていく具体的な見本のひとつとしてよく覚えているのが筑波大学附属小学校の先輩、故坪田耕三先生(前青山学院大学、元筑波大学附属小学校副校長)の姿です。坪田先生は翌日の授業をいつも板書の形で計画をたてていらっしゃいました。坪田先生は「板書の形で計画をたてると子供の姿が浮かんでくるんだよ」と語っていらっしゃったのを覚えています。私たちも板書の形で明日の授業をイメージする、これは毎日の授業にとても役に立つ行為だと思います。

          指導案の形式で一行一行書くものに関しては、実は行と行の間に隙間があるので、子どものイメージや活動が途切れてしまっているかもしれません。それになかなか気づきにくいのですが、板書の形で授業プランを作っていくとそこが非常に具体的に浮かんでくる、それを私も当時坪田先生に教えられて、実感したことを覚えています。

          「板書シリーズ 算数」の活用法

          本書では、知識・技能の習得だけではなく、新学習指導要領のキーワードの一つでもある「数学的な見方・考え方」の育成についても触れています。著者の先生方にも「数学的な見方・考え方」がどのように授業の中で意識されているのかを意識して書いてもらいました。授業の中での子供の問い、めあての変化や、それに対するものの見方・考え方、さらには友達との考え方の比較なども行いやすいように板書していくことを心掛ける必要があります。

          今回の「板書シリーズ 算数」は、見開きで一時間の授業プランを板書中心に構成し、 『授業の流れ』を4つまたは5つのステップで組み立てています。この『授業の流れ』を見ていただければ子供たちの疑問がどのようにつながっていくかが、わかると思います。

          また、もう一つ意識しているのは、対話のイメージを先生方に伝わりやすくするということ。そのために、教師の発問、子供の疑問を吹き出しの形式で整理して入れています。ただ、画一的にならないようにすべてが同じパターンになっているわけではありません。低学年のように活動を重視しての授業の場合と、高学年のようにまとめや発展問題が必要な場合とでは授業シナリオが異なるようになっています。読者の先生方には、この授業の場面ではこのまとめはいらないなとか、この部分の練習問題は無理やり差し込むことはないなというふうに、「板書シリーズ」を発展、活用していただければと思います。

          最高の執筆陣とDVDでより具体的なイメージを!

          今回の算数のシリーズは、1年生は共著となっていますが、2年生から6年生までは一人の先生が執筆しているので、一貫した授業プランの質の高さを味わうことができます。

          • 1年生:小松信哉先生(福島大学)、中田寿幸先生(筑波大学附属小学校)、永田美奈子先生(雙葉小学校)、森本隆史先生(筑波大学附属小学校)
          • 2年生:山本良和先生(筑波大学附属小学校)
          • 3年生:夏坂哲志先生(筑波大学附属小学校)
          • 4年生:大野桂先生(筑波大学附属小学校)
          • 5年生:盛山隆雄先生(筑波大学附属小学校)
          • 6年生:尾﨑正彦先生(関西大学初等部)

          さらに目玉として、各学年の執筆者の実際の授業(1時間分)がDVDとして付いています(1年の授業者は中田寿幸先生)。算数では、先ほどの『授業の流れ』の4つのステップのように、教師の発問や子どもとの対話や活動から授業が進んでいくので、授業の流れの中で板書がどのように出来上がっていくかを実際の授業と照らし合わせることができます。

          紙面とDVDの映像から、どのように授業が進んでいくのかをご覧いただき、皆様の授業づくりに役立てていただければ幸いです。

          1年生から6年生までの毎日の算数の授業の具体的なイメージを、この「板書シリーズ」でお届けできると思います。算数が得意ではない先生にも子供たちとともに算数好きを増やす授業が現場に広がることを願ってこのシリーズを作っています。

          どうぞ明日の子どもの笑顔のために、算数の授業を楽しくしていくために役立ててください。

          商品の仕様

          • 読者対象: 小学校教員
          • 出版年月: 2020年3月10日
          • ページ数: 172

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