小学校3年 下巻 板書で見る全単元・全時間の授業のすべて 算数 板書シリーズ

    小学校3年 下巻 板書で見る全単元・全時間の授業のすべて 算数 板書シリーズ

      ISBN: 9784491040264

      田中 博史/監、尾﨑 正彦/編著、筑波大学附属小学校算数部/編

      $20.00

      著者紹介

      尾﨑正彦
      関西大学初等部教諭
      新潟県公立小学校勤務を経て現職。スタディサプリ小学講座講師,全国算数授業研究会常任理事,学校図書『みんなと学ぶ小学校算数』編集委員。2013年度「東京理科大学 第6回《算数・授業の達人》大賞」優秀賞受賞。2005年度 第41回 「わたしの教育記録」 特選。主な著書に,『アクティブ・ラーニングでつくる算数の授業』(東洋館出版社),『思考力・表現力を評価する算数テスト集』(東洋館出版社)等がある。
      [2020年3月現在]

      目次

      算数好きを増やしたいと願う教師のために

      本書活用のポイント

      本書の単元配列

      I 第3 学年の授業づくりのポイント

      II 第3 学年の算数 全単元・全時間の板書

      10 小数 10時間

      単元の目標・評価規準・指導計画

      単元の基礎・基本と見方・考え方

      第1 時 端数部分の表し方を考えよう

      第2 時 小数の意味と表し方を考えよう

      第3 時 1 つの単位で表そう

      第4 時 小数は数直線のどこに位置付くかな

      第5 時 小数の大小比べをしよう

      第6 時 小数ブロックゲームをしよう

      第7 時 小数のたし算を考えよう

      第8 時 小数のひき算を考えよう

      第9 時 小数のたし算・ひき算の筆算に挑戦しよう!

      第10時 小数の加減算ゲームをしよう

      11 重さ 9 時間

      単元の目標・評価規準・指導計画

      単元の基礎・基本と見方・考え方

      第1 時 てんびんは何回使ったかな

      第2 時 一番重いのはどれかな

      第3 時 貯金箱の重さは

      第4 時 はかりが違う

      第5 時 1 kG をつくろう!

      第6 時 1000kG を超える重さはどれくらいかな

      第7 時 芋づる式に解決しよう!

      第8 時 重さカードで遊ぼう

      第9 時 k(キロ)やm(ミリ)ってどんな意味かな

      12 分数 10時間

      単元の目標・評価規準・指導計画

      単元の基礎・基本と見方・考え方

      第1 時 黒板の縦の長さは何m かな

      第2 時 先生の机の長さは何m かな

      第3 時 水のかさは何L かな

      第4 時 分数を使って長さを測ろう!

      第5 時 分数の大きさを表そう!

      第6 時 1 より大きい分数を考えよう

      第7 時 分数と小数の関係について考えよう

      第8 時 分数のたし算を考えよう

      第9 時 分数のひき算を考えよう

      第10時 41 って41 m

      13 □を使った式 4 時間

      単元の目標・評価規準・指導計画

      単元の基礎・基本と見方・考え方

      第1 時 □を使って式に表そう

      第2 時 □の求め方を考えよう1

      第3 時 鉛筆の値段は何円かな

      第4 時 □の求め方を考えよう2

      14 2 桁のかけ算 10時間

      単元の目標・評価規準・指導計画

      単元の基礎・基本と見方・考え方

      第1 時 □ &times10;の計算をしよう

      第2 時 □ ×何十の計算をしよう

      第3 時 〇の数は全部でいくつかな? 1

      第4 時 〇の数は全部でいくつかな? 2

      第5 時 2 桁のかけ算の筆算を考えよう

      第6 時 2 □ &times2; □のかけ算の筆算をしよう

      第7 時 いくらあれば買えるかな

      第8 時 0 があるかけ算の筆算に挑戦しよう

      第9 時 筆算でする? 暗算でする

      第10時 5 枚のカードでかけ算の筆算をつくろう

      15 倍の計算 3 時間

      単元の目標・評価規準・指導計画

      単元の基礎・基本と見方・考え方

      第1 時 6 倍のリボンはどれかな

      第2 時 何の何倍かな

      第3 時 「あた」と「つか」を使って長さを調べよう

      16 二等辺三角形・正三角形・角 8 時間

      単元の目標・評価規準・指導計画

      単元の基礎・基本と見方・考え方

      第1 時 どんな三角形ができるかな

      第2 時 三角形を分類しよう

      第3 時 二等辺三角形をかこう

      第4 時 正三角形をかこう

      第5 時 折り紙を使って形をつくろう!

      第6 時 角の大きい順に並べよう

      第7 時 三角定規で形をつくろう!

      第8 時 敷き詰めると何が見えるかな

      17 表とグラフ 10時間

      単元の目標・評価規準・指導計画

      単元の基礎・基本と見方・考え方

      第1 時 好きな果物3 位は何かな

      第2 時 好きなスポーツがすぐ分かる方法は何かな

      第3 時 少ないデータが多すぎたら…

      第4 時 棒グラフを読解しよう

      第5 時 誕生月を調べよう

      第6 時 目盛りの大きさを考えよう

      第7 時 積み上げグラフを読解しよう

      第8 時 本の貸出種類を調べよう

      第9 時 二次元表を読解しよう

      第10時 3 つの積み上げグラフを読解しよう

      18 そろばん 2 時間

      単元の目標・評価規準・指導計画

      単元の基礎・基本と見方・考え方

      第1 時 そろばんの読み方を知ろう!

      第2 時 そろばんでたし算とひき算の計算をしよう

          商品説明

          「板書シリーズ 算数」の監修者である、「授業・人」塾代表
          前筑波大学附属小学校副校長 田中博史先生に「板書シリーズ 算数」の特徴や活用の仕方についてお話を伺いました。

          「板書シリーズ 算数」の特徴

          「板書シリーズ」は読者の先生方の厚い支持をいただき累計100万部となる、教育書としてはベストセラーと言えるシリーズになりました。類似の本がたくさん世に出ていますが、この算数の「板書シリーズ」が元祖と言えると自負しています。

          我々が板書の形で授業のプランをみなさんに提案しようと思ったのは、「活字や表組だけの指導案ではなかなか授業のイメージがわきにくい」ので、なんとかビジュアルの形で、明日の授業作りに皆さんたちがイメージしやすいものがお届できないかと考えたからです。この「板書シリーズ」では先生方がすぐに授業の時に机の上に開いてそのまま活用できるようにしたということ、すべての時間のアイディアをここに揃えたということが大きな特徴です。

          明日の授業作りに「板書」を!

          板書を使いながら明日の授業をイメージしていく具体的な見本のひとつとしてよく覚えているのが筑波大学附属小学校の先輩、故坪田耕三先生(前青山学院大学、元筑波大学附属小学校副校長)の姿です。坪田先生は翌日の授業をいつも板書の形で計画をたてていらっしゃいました。坪田先生は「板書の形で計画をたてると子供の姿が浮かんでくるんだよ」と語っていらっしゃったのを覚えています。私たちも板書の形で明日の授業をイメージする、これは毎日の授業にとても役に立つ行為だと思います。

          指導案の形式で一行一行書くものに関しては、実は行と行の間に隙間があるので、子どものイメージや活動が途切れてしまっているかもしれません。それになかなか気づきにくいのですが、板書の形で授業プランを作っていくとそこが非常に具体的に浮かんでくる、それを私も当時坪田先生に教えられて、実感したことを覚えています。

          「板書シリーズ 算数」の活用法

          本書では、知識・技能の習得だけではなく、新学習指導要領のキーワードの一つでもある「数学的な見方・考え方」の育成についても触れています。著者の先生方にも「数学的な見方・考え方」がどのように授業の中で意識されているのかを意識して書いてもらいました。授業の中での子供の問い、めあての変化や、それに対するものの見方・考え方、さらには友達との考え方の比較なども行いやすいように板書していくことを心掛ける必要があります。

          今回の「板書シリーズ 算数」は、見開きで一時間の授業プランを板書中心に構成し、 『授業の流れ』を4つまたは5つのステップで組み立てています。この『授業の流れ』を見ていただければ子供たちの疑問がどのようにつながっていくかが、わかると思います。

          また、もう一つ意識しているのは、対話のイメージを先生方に伝わりやすくするということ。そのために、教師の発問、子供の疑問を吹き出しの形式で整理して入れています。ただ、画一的にならないようにすべてが同じパターンになっているわけではありません。低学年のように活動を重視しての授業の場合と、高学年のようにまとめや発展問題が必要な場合とでは授業シナリオが異なるようになっています。読者の先生方には、この授業の場面ではこのまとめはいらないなとか、この部分の練習問題は無理やり差し込むことはないなというふうに、「板書シリーズ」を発展、活用していただければと思います。

          最高の執筆陣とDVDでより具体的なイメージを!

          今回の算数のシリーズは、1年生は共著となっていますが、2年生から6年生までは一人の先生が執筆しているので、一貫した授業プランの質の高さを味わうことができます。

          • 1年生:小松信哉先生(福島大学)、中田寿幸先生(筑波大学附属小学校)、永田美奈子先生(雙葉小学校)、森本隆史先生(筑波大学附属小学校)
          • 2年生:山本良和先生(筑波大学附属小学校)
          • 3年生:夏坂哲志先生(筑波大学附属小学校)
          • 4年生:大野桂先生(筑波大学附属小学校)
          • 5年生:盛山隆雄先生(筑波大学附属小学校)
          • 6年生:尾﨑正彦先生(関西大学初等部)

          さらに目玉として、各学年の執筆者の実際の授業(1時間分)がDVDとして付いています(1年の授業者は中田寿幸先生)。算数では、先ほどの『授業の流れ』の4つのステップのように、教師の発問や子どもとの対話や活動から授業が進んでいくので、授業の流れの中で板書がどのように出来上がっていくかを実際の授業と照らし合わせることができます。

          紙面とDVDの映像から、どのように授業が進んでいくのかをご覧いただき、皆様の授業づくりに役立てていただければ幸いです。

          1年生から6年生までの毎日の算数の授業の具体的なイメージを、この「板書シリーズ」でお届けできると思います。算数が得意ではない先生にも子供たちとともに算数好きを増やす授業が現場に広がることを願ってこのシリーズを作っています。

          どうぞ明日の子どもの笑顔のために、算数の授業を楽しくしていくために役立ててください。

          商品の仕様

          • 読者対象: 小学校教員
          • 出版年月: 2020年8月3日
          • ページ数: 184

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