伝わり方が劇的に変わる!6つの声を意識した声かけ50
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商品説明
あなたはどの声を使っていますか
「分からないことを聞いてくれて、ありがとう!」
分からないことを恥ずかしがらずに、自分から聞くことのできる積極性をもった子どもに育ってほしい……。
そんな思いから、このような声かけをされる方も多くいることでしょう。
では、このとき、どのような声で言っていますか?
大きい声? 小さい声? 高い声? 低い声? 速い声? 遅い声?
自分がどのような声を使っているのかを思い出しながら、「声の使い分け」について考えてみましょう。
声がもつ「イメージ」を意識する
さて、こんなことで悩んでいませんか?
• 同じような声かけなのに、なぜか隣のクラスの先生が言うと効果がある
• 「ここぞ!」と心を込めて放った言葉をだれも覚えていない
• 本に書かれていた声かけを使ってみるも、思うような効果が出ない
実はそれ、子どもに伝わっていない可能性があります!
声には、それ自体に「イメージ」があります。
例えば、教師の基本である大きい声には、楽しさや強さを演出する効果があります。
反対に小さい声には、特別感や親密感を演出する効果があると言えるでしょう。
同じ声をかけるにしても、どのような声を使うかで印象は全く変わってきます。
使い分けたい声の種類は6つ。シンプルな分類ですが、それぞれがもつイメージは大きく異なります。
楽しさ、強さを演出する 大きい声
特別感、親密感を演出する 小さい声
明るさ、軽快さを演出する 高い声
落ち着き、知的さを演出する 低い声
賢さ、熱心さを演出する 速い声
寛容さ、品を演出する 遅い声
これらの声の特長を知り、使い分けることで伝わり方が劇的に変わります!
子どもの心に響かせる声かけ
さて、先ほどの「分からないことを聞いてくれて、ありがとう!」。
この言葉を子どもの心に最も響かせるためにチョイスすべき声は……実は速い声です。
速い声には軽快さを演出する効果もあります。
教師に質問をすることは、教師が思っている以上に子どもにとっては緊張する行為です。
速い声を使うことで、「聞いてくれたことに対して、お礼を言うのは当たり前」という軽快さを表現することができ、「こんなことを聞いてもいいのかな……」と思っている子どもの気持ちをほぐすことができます。
ここで大きい声で言ってしまうと、子どもには「わざとらしい」「恥ずかしい」と思われてしまうかもしれません。
大事なことを伝えようとして声をかけるのに、違った捉え方をされては非常にもったいないと思いませんか?
子どもの気持ちを想像し、寄り添った声を使うことで適切に伝えられるようになります。
これら6つの声の強みを最大限生かせる、印象的な声かけを50例厳選し一冊にまとめました。
「緊張力をもとう」「もったいない」「たまたまでしょ」「今日、帰ったら、最初にお家の人に話なさい」
本書では、このような声かけを使用する声の種類とともに紹介しています。
さて、あなたはこの6つの声かけをどの声でしますか?
ぜひ、本書を片手に、日ごろの声の使い方を改めて意識してみませんか?
6つの声の使い分けで、子どもとクラスの雰囲気が劇的に変わる!