理科は教材研究がすべて

理科は教材研究がすべて

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田中 千尋・辻 健/著

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理科は教材研究がすべて

教材研究は理科教師の原点かつ最前線!探究力を高める一冊を

月刊誌『理科の教育』(一般社団法人日本理科教育学会編集)で好評連載中の「教材研究一直線」。お茶の水女子大学附属小学校の田中千尋先生が、その鋭い着眼点と豊富なアイデア、飽くなき探究心で教材研究に臨む姿が人気を集めています。
この連載記事に加筆修正をするとともに、書き下ろしの解説も加え、さらに内容を充実させた書籍が誕生しました。探究心を刺激すること間違いなしの一冊です!

価値のないものに価値を見いだすのが教材研究

身の回りにはたくさんのものが存在しますが、理科の教材として使えるものはあまりないように見えます。忙しい日々の中で、気にとめずに素通りしてしまうことがほとんどではないでしょうか。
しかし、常にアンテナを張って周囲を見つめていると、実は優れた教材がたくさんあるということに気が付くはずです。田中先生のアンテナに引っかかると、誰でも手に入るような身近なものが、子どもたちも大興奮の教材へと生まれ変わります。
輪ゴム、アルミ箔、豆モヤシ、エアコンフィルターのほこり……そして、抜けた乳歯までも!どんなものでも教材になりうるのです。 身近な自然から学ぶ姿勢は、理科教師にとって不可欠なものです。そして、その姿勢が顕著に表れるのが教材研究であると言えるでしょう。

探求力を高める教材

子どもの歯が抜けたら

エアコンフィルター

問われる教師の感性

授業のネタや教材のアイデアについては、昨今インターネットなどからあまたの情報を得ることができます。しかしながら、何をどんな視点で捉え、どのように子どもたちに提示するかという点には、教師自身の感性や思想が問われます。 例えば本書では、ケンミジンコを教材として、ノープリウスを探すという授業を紹介しています。以下に示すのは、田中先生自身の振り返りのコメントです。

ケンミジンコはメダカにとっては「食物」である。しかしその「食べられる側」にも、卵→幼生→成体→産卵という生命のサイクルがある。子どもたちは顕微鏡に食いつきながら、一生懸命にその生命のサイクルを探し、学んでいたように思う。

平成29年告示の学習指導要領では、「水中の小さな生物」に関する学習が6年「生物と環境」に移行されました。この単元では、ケンミジンコが魚に食べられる「食物」であることを学習します。しかしながら、そのケンミジンコにも、生命の神秘や美しさが存在しています。この美しさを子どもたちに伝えたいと思うかどうか、ここに教師の感性や思想が表れるのです。

「わかりやすさ」よりも「学びやすさ」

書籍化にあたって、筑波大学附属小学校の辻健先生による新たな視点が加わっていることも注目すべき点です。バラエティ豊かな各実践に対して、子どもたちの学びのポイントがどこにあるのかということを分析しています。「理科の見方・考え方」がどう働いているか、他の単元とどう関連しているか、このような視点による分析から、各実践の面白さをより実感することとなるでしょう。
また、辻先生が強調しているのは、子どもたちに教材を提示する上では、あえて「すき間」(=情報の足りない部分)を生かし、子どもが自ら深く考え、主体的に取り組むようにすることが大切だということです。わかりやすく示すことで、かえって子どもの学びの深まりを妨げていないか、この視点はとても重要だと言えるでしょう。

露木先生が語る「教材研究の秘技」とは

田中先生の長年の友人であり、理科教育のプロフェッショナルである露木和男先生(元早稲田大学教授)による特別寄稿も見逃せません。「秘技」とも呼べるような田中先生の教材研究について、6つのポイントで分析しています。これらは、理科の教材研究にとって、大切なポイントと言えます。

  1. 切実な問いをもつ
  2. 子どもから学ぶ
  3. 工夫する
  4. 美的なセンスをもつ
  5. 子どもの「センス・オブ・ワンダー」を大切にする
  6. 自然に学ぶ

日常の業務に追われて、教材研究が疎かになっているという先生は、本書の内容を真似てみることをおすすめします。真似ることが難しければ、まずは読むだけでも。読むことも立派な教材研究なのです!

教材研究こそが、教師にとって最も重要な仕事!

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