ホーム 月刊 初等教育資料2023年4月号
月刊 初等教育資料2023年4月号 - 東洋館出版社
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月刊 初等教育資料2023年4月号

ISBN: 4910044350435

文部科学省教育課程課・幼児教育課/編

セール価格 660(税込)
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タイプ: 書籍
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本誌の概要

文部科学省の最新の教育施策や学習指導要領の要点を分かりやすく解説し、具体的な授業実践と併せて紹介。各教科等に係る内容は、全て教科調査官が責任編集。新学習指導要領に基づき、最新の教育情報をいち早く、正確に得るために、全教員・教育委員会必読の月刊誌。毎年12月には増刊号として「幼稚園教育年鑑」を刊行。

特集Ⅰ

資質・能力の育成に向けた授業づくり1
知識及び技能の指導と評価を軸に①―

学習指導要領では、各教科等の指導に当たって、⑴知識及び技能が習得されるようにすること、⑵思考力、判断力、表現力等を育成すること、⑶学びに向かう力、人間性等を涵養することが偏りなく実現されるよう、単元や題材など内容や時間のまとまりを見通しながら、子供の主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善を行うこと、その際、各教科等の「見方・考え方」を働かせ、各教科等の学習の過程を重視して充実を図ることが示されています。

令和2年4月に小学校学習指導要領が全面実施になって4年目になりました。ここでもう一度、三つの柱で整理された学習指導要領が目指す資質・能力の育成について確認することが必要であると考え、本年度は「資質・能力の育成に向けた授業づくり」について本誌では年間6回特集することとしました。具体的には、各教科等における「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」の指導と評価を軸として、それぞれ二か月にわたって全ての教科等を取り上げていきます。

4月号では、「知識及び技能の指導と評価を軸に」をサブテーマとする1回目として、幼稚園教育、国語科、社会科、算数科、理科、生活科、音楽科の資質・能力の育成に向けた授業づくりにおける留意点を、解説と論説事例で示します。

特集Ⅱ

学習指導要領における指導のポイント[外国語活動・外国語]
小学校外国語教育における「読むこと」「書くこと」の指導の在り方

小学校高学年に外国語科が導入されて4年目となり、各地域で教科書やデジタル教科書を活用した様々な実践が行われています。そして、小学校の9割で、言語活動を授業の中心に据えた展開がなされています(文部科学省「英語教育実施状況調査(令和3年度)」による)。
一方で、その質については、課題が散見され、特に「読むこと」「書くこと」の言語活動については課題が少なくありません。

そこで、本特集では、「読むこと」「書くこと」の領域に焦点を当てることにしました。解説では、学習指導要領に記されている目標等からその指導の在り方について解説します。そして、各学年における事例を通して、その指導の具体を理解いただけるようにしています。
また、中学年の外国語活動の事例からは、外国語活動が高学年外国語科における「読むこと」「書くこと」にどうつながるかについても理解いただけることを期待しています。