レビューを書くと100ポイントプレゼント
商品説明
本誌の概要
文部科学省の最新の教育施策や学習指導要領の要点を分かりやすく解説し、具体的な授業実践と併せて紹介。各教科等に係る内容は、全て教科調査官が責任編集。新学習指導要領に基づき、最新の教育情報をいち早く、正確に得るために、全教員・教育委員会必読の月刊誌。毎年12月には増刊号として「幼稚園教育年鑑」を刊行。
特集Ⅰ
資質・能力の育成に向けた授業づくり1 ―知識及び技能の指導と評価を軸に②―
学習指導要領では、各教科等の指導に当たって、⑴知識及び技能が習得されるようにすること、⑵思考力、判断力、表現力等を育成すること、⑶学びに向かう力、人間性等を涵養することが偏りなく実現されるよう、単元や題材など内容や時間のまとまりを見通しながら、子供の主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善を行うこと、その際、各教科等の「見方・考え方」を働かせ、各教科等の学習の過程を重視して充実を図ることを示しています。
そこで、5月号は、育成を目指す資質・能力について確認するために、今年度6回にわたって特集する「資質・能力の育成に向けた授業づくり」をテーマとした第2回目として、4月号に引き続き「知識及び技能の指導と評価を軸に」をサブテーマに取り上げます。座談会では、学校における「資質・能力の育成に向けた授業づくり」の現状について述べ合い、論説事例では、図画工作科、家庭科、体育科、外国語活動・外国語科、特別の教科 道徳、総合的な学習の時間、特別活動について扱います。
特集Ⅱ
学習指導要領における指導のポイント[総合的な学習の時間]
学校教育目標の実現に向けた総合的な学習の時間の充実
各学校において定める総合的な学習の時間の目標は、第1の目標を適切に踏まえて、この時間全体を通して、各学校が育てたいと願う子供像や育成を目指す資質・能力、学習活動の在り方などを表現したものになることが求められます。そのためには、学校教育目標では明示できなかった資質・能力を総合的な学習の時間の目標や探究課題の解決を通して育成を目指す具体的な資質・能力に盛り込み、両者の関係を図ることによって、学校教育目標の実現を目指すことが考えられます。このことにより、理念的で抽象度が高いとされる学校教育目標を、総合的な学習の時間の子供の姿を通して、具体を示すといったことが考えられるのです。
そこで、学校教育目標の実現に向けた総合的な学習の時間の取組について解説・論説・事例を通して、各学校の総合的な学習の時間の更なる充実に寄与するものとした内容にしています。
巻頭言・子供と教育 皆で手を携えて 大日向雅美
教育の扉 本当に豊かな食生活とは 土井善晴