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商品説明
特集Ⅰ
資質・能力の育成に向けた授業づくり3
―学びに向かう力、人間性等の指導と評価を軸に①―
学習指導要領では、各教科等の指導に当たって、⑴知識及び技能が習得されるようにすること、⑵思考力、判断力、表現力等を育成すること、⑶学びに向かう力、人間性等を涵養することが偏りなく実現されるよう、単元や題材など内容や時間のまとまりを見通しながら、子供の主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善を行うこと、その際、各教科等の「見方・考え方」を働かせ、各教科等の学習の過程を重視して充実を図ることが示されています。
小学校学習指導要領が全面実施となって4年目になる今、三つの柱で再整理された資質・能力の育成について確認することが必要であると考え、本年度は「資質・能力の育成に向けた授業づくり」について年間6回特集することとしています。具体的には、各教科等における「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」の指導と評価を軸として、それぞれ2か月にわたって全ての教科等を取り上げています。
12月号では、「学びに向かう力、人間性等の指導と評価を軸に」をサブテーマとする1回目として、論説と論説事例(国語科、社会科、算数科、理科、生活科、音楽科)を示しています。
特集Ⅱ
学習指導要領における指導のポイント[音楽]
カリキュラム・マネジメントと音楽科の授業改善
音楽科の目標に示す「生活や社会の中の音や音楽と豊かに関わる資質・能力」の育成を目指すとき、地域の教育資源を生かしたり、他教科等とのつながりを意識したりするなど、カリキュラム・マネジメントの側面から授業改善を図ることは、大きな意味をもつと言えます。しかしながら、教科等横断的な面を意識する一方で、音楽科の学習として深まりを欠いたり、ゲストティーチャーとの連携が十分に取れていないために、学習のねらいが十分に達成されなかったりするといった課題も指摘されているところです。
そこで本特集では「カリキュラム・マネジメントと音楽科の授業改善」をテーマとして設定し、地域の教育資源や他教科等とのつながりを生かすなどしながら、どのように授業改善につなげていけるのか、また、その際どのような点に留意すべきかについて、解説、座談会、実践事例を通して考えることにします。