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商品説明
特集Ⅰ
資質・能力の育成に向けた授業づくり3
―学びに向かう力、人間性等の指導と評価を軸に②―
学習指導要領では、各教科等の指導に当たって、⑴知識及び技能が習得されるようにすること、⑵思考力、判断力、表現力等を育成すること、⑶学びに向かう力、人間性等を涵養することが偏りなく実現されるよう、単元や題材など内容や時間のまとまりを見通しながら、子供の主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善を行うこと、その際、各教科等の「見方・考え方」を働かせ、各教科等の学習の過程を重視して充実を図ることが示されています。
小学校学習指導要領が全面実施となって4年目になる今、三つの柱で再整理された資質・能力の育成について確認することが必要であると考え、本年度は「資質・能力の育成に向けた授業づくり」について年間6回特集することとしています。具体的には、各教科等における「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」の指導と評価を軸として、それぞれ2か月にわたって全ての教科等を取り上げています。
1月号では、「学びに向かう力、人間性等の指導と評価を軸に」をサブテーマとする2回目として、「資質・能力の育成に向けた『指導と評価の一体化』の実現」と題した座談会と論説事例(図画工作科、家庭科、体育科、外国語活動・外国語科、特別の教科 道徳、総合的な学習の時間、特別活動)を掲載します。
特集Ⅱ
学習指導要領における指導のポイント[図画工作]
共同してつくりだす活動の充実
今回の特集では、「共同してつくりだす活動」を取り上げます。「共同してつくりだす活動」を通して資質・能力の育成を図っていくには、授業のねらいを明確にするとともに、子供一人一人が共に活動をつくりだしている実感をもてるように指導を工夫することが大切です。 そこで、共同してつくりだす活動での子供の姿を中心に、指導の在り方、工夫について考えていき、より一層、図画工作科の指導の充実が図られるようにしていきたいと考えます。まず、解説で共同してつくりだす活動の指導の工夫と留意点について確認し、座談会では共同してつくりだす活動における子供の学びの姿を中心に、その充実に向けた指導について話し合います。そして、実践事例を通して、具体的にどのように取り組んでいくのかを紹介していきます。本特集を参考に、各学校において創意工夫を生かして授業づくりをしていってください。