ホーム 月刊 初等教育資料2024年3月号
月刊 初等教育資料2024年3月号 - 東洋館出版社
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月刊 初等教育資料2024年3月号

ISBN: 4910044350343

文部科学省教育課程課・幼児教育課/編

セール価格 660(税込)
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タイプ: 書籍
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商品説明

特集Ⅰ
持続可能な社会の担い手の育成

学習指導要領の前文には、これからの学校には、急速な社会の変化の中で、一人一人の児童が自分のよさや可能性を認識できる自己肯定感を育むなど、持続可能な社会の創り手となることができるようにすることが求められることを明記されています。
さらに、総則においては、「急激な少子高齢化が進む中で成熟社会を迎えた我が国にあっては、一人一人が持続可能な社会の担い手として、その多様性を原動力とし、質的な豊かさを伴った個人と社会の成長につながる新たな価値を生み出していくことが期待される。」ことが示されています。

この持続可能な社会の創り手となることが期待される子供に、生きる力を育むことを目指すに当たっては、学校教育全体並びに各教科、道徳科、外国語活動、総合的な学習の時間及び特別活動の指導を通してどのような資質・能力の育成を目指すのかを明確にしながら、教育活動の充実を図ることが求められています。
 そこで、本特集では、「持続可能な社会の担い手の育成」として、まず、論説や教科調査官による座談会において、各教科等における持続可能な社会の担い手の育成に向けた学習活動や教科等横断的な学習活動のポイントについて解説していきます。そして、その具体例として国立教育政策研究所教育課程実践検証協力校における学校全体の取組や各教科等の学習活動の事例を紹介します。

特集Ⅱ
学習指導要領における指導のポイント[体育]
運動遊びの学習指導の改善・充実

小学校学習指導要領(平成29年告示)に、学校段階等間の接続について以下のように示されています(21頁より抜粋)。 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿を踏まえた指導を工夫することにより、幼稚園教育要領等に基づく幼児期の教育を通して育まれた資質・能力を踏まえて教育活動を実施し、児童が主体的に自己を発揮しながら学びに向かうことが可能となるようにすること。(中略) 特に、小学校入学当初においては、幼児期において自発的な活動としての遊びを通して育まれてきたことが、各教科等における学習に円滑に接続されるよう、生活科を中心に、合科的・関連的な指導や弾力的な時間割の設定など、指導の工夫や指導計画の作成を行うこと。」
 学習指導要領のよりよい実施に向け、幼児教育及び中学年以降との接続を踏まえた低学年の学習指導の改善・充実が今、求められています。そこで、本特集では、「運動遊びの学習指導の改善・充実」をテーマとし、解説、鼎談、事例の三つの構成でテーマに迫ります。