令和7年度版 幼児教育年鑑(初等教育資料2025年12月臨時増刊)
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商品説明
令和7 年度幼児教育の動向
本書は,令和7 年度における幼児教育の現状や施策,令和6 年度までの研究成果の報告に関する資料などを収録しております。これらは,幼児教育に関する最新の資料や情報を得たいという多くの幼児教育関係者からの御要望にお応えしようとするとともに,小学校等の教育関係者においても,ぜひ参考にしていただきたいと考えております。
文部科学省においては,令和6年10月に「今後の幼児教育の教育課程,指導,評価等の在り方に関する有識者検討会 最終報告」を取りまとめました。本報告等を踏まえつつ,幼児期及び幼保小接続期の教育の質の向上に向けて,幼稚園教育要領等についての理解促進を図るとともに,幼保小の架け橋プログラムを促進するための都道府県等における幼児教育の推進体制の構築の支援や,幼児教育の子供の将来への影響に関する大規模で長期的な調査等に取り組んでおります。
また,令和6 年12月には,中央教育審議会に対して「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について」及び「多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成を加速するための方策について」諮問がなされました。幼稚園教育要領等や学習指導要領の在り方,教職員の専門性の向上等について鋭意御議論いただいております。多くの幼児教育や小学校教育に関わる方々におかれては,可能な限り中央教育審議会での議論の過程を追っていただけますと幸いです。
来年には,我が国の最初の幼稚園である東京女子師範学校附属幼稚園が開設されてから150年という大きな節目を迎えようとしています。そして,幼児期の教育の重要性への認識は一層の高まりを見せており,質の高い幼児教育を全ての子供に保障していくことが求められています。そのためには,幼児教育に関わる全ての関係者が一丸となる必要があります。多くの方々において,本書が参考資料として広く活用され,子供の豊かな学びのために様々な取組を進められることを期待しています。
おわりに,本書の作成に御尽力いただきました多くの方々に,深く感謝の意を表します
令和7年12月
(文部科学省初等中等教育局幼児教育課長 まえがきより抜粋)
