これから教壇に立つあなたに伝えたいこと

    これから教壇に立つあなたに伝えたいこと

      ISBN: 9784491045207

      樋口 万太郎/著

      $12.00

      著者紹介

      樋口万太郎
      京都教育大学附属桃山小学校教員
      1983年大阪府生まれ。大阪府公立小学校、大阪教育大学附属池田小学校を経て、
      京都教育大学附属桃山小学校に勤務、現在に至る。全国算数授業研究会 幹事、関西算
      数授業研究会 会長などに所属。学校図書教科書「小学校算数」編集委員。主な著書に
      『そのひと言で授業・子供が変わる! 算数7つの決めゼリフ』『できる!楽しい!アク
      ティブ・ラーニング型算数授業』『算数授業で学級づくり』(東洋館出版社)『子どもの
      問いからはじまる授業!』(学陽書房)ほか多数。
      [2021年6月現在]

      目次

      はじめに

      1章 教師になる前の自分
      1 どうして先生になろうと思ったのですか? 
      2  教育実習を休んで、サークルの練習にいこうとしていた実習前
      3 めちゃくちゃ楽しい実習
      4 めちゃくちゃだった指導案
      5 最終日大泣き

      2章  あなたに伝えたいこと「心構え」
      1 「ありがとう」とは言わない
      2 「他に」は使わない
      3 子どもの「大丈夫」を信用しない
      4 「準備不足でした」はNGワード パート1
      5 「準備不足でした」はNGワード パート2
      6 楽しかった? 
      7 子どもたちの言うことがよくわからない
      8 タイムマシンに乗って過去に戻れるとしたら…
      9 何度も授業をするのは…
      10 ◯◯だからできるんですか? 
      11 当たり前だと思わない
      12 空中戦を避ける
      13 本気で遊んでいるふりをする
      14 後で教えてくれませんか? 
      15 お兄ちゃん先生は若いときだけの特権
      16 活動させるという呪縛
      17 提出物は締め切りを絶対守る
      18 時間を守る パート1
      19 時間を守る パート2
      20 叱る
      21 「子どものために」は危険な言葉

      3章  あなたに伝えたいこと「授業づくり」
      22 挙手をする
      23 実習生の授業は似ている
      24 授業はいつ考えているのか パート1
      25 授業はいつ考えているのか パート2
      26 今日の授業は失敗しました
      27 失敗を恐れずに挑戦する
      28 捨てる勇気をもつ
      29 授業モードを途切れさせない
      30 適度な緊張感をもたせる
      31 常に緊張感ではなく、ONとOFFを
      32 授業づくりで大切なこと

      4章  あなたに伝えたいこと「学級づくり」
      33 任せる
      34 自由
      35 傷つかないのですか? 
      36 丁寧語で話をする
      37 自分が間違えたときは謝る
      38 仲が良いように見えるけど
      39 トラブルがあるなんてあたりまえ
      40 常に学級崩壊するかと思っている

      5章  あなたに伝えたいこと「仕事術」
      41 保護者のいうことをすべて真に受けない
      42 早く帰るよの一言
      43 本当に仲良くなる必要はあるのか
      44 子どもを馬鹿にしない
      45 先生のようになりたい
      46 子どもの見方

      Column 学生まなぼうズ
      おわりに

        • 本日発送 Dec 08, 2023 09:00:00 +0900 以内に注文する

        商品説明

        本書では、
        ・教育実習生
        ・1~3年目の先生
        という先生だけでなく
        ・若手を指導する先生・教育実習生を指導する先生・ミドルリーダーの先生
        を対象に書かれています。

        「少しでも気持ちが楽になってほしい」
        「教師力を高めてほしい」
        そんな想いがつまっています。

        著者は、これまでにのべ540人の子どもたちを担任し、4人の初任者の先生を指導してきました。そのほか、約70名の教育実習生を受けもってきました。
        さらに、学習会やセミナーで登壇し、著書も多数執筆しています。今、教育界で最も勢いのある先生です。

        そんな著者が、これまで培ってきたノウハウや、教育実習生からの生の声をもとに、プロの教師になるためのメッセージをまとめました。

        自身の教育実習生時代のエピソードを交え、心温まる内容です。


        みなさん、こんにちは。樋口万太郎です。
        早いもので、教職17年目に突入しました。これまで、永遠の若手とずっと言っ
        ていたのですが、それを言うのが何か恥ずかしくなってきました…。
        これまでにのべ540人の子どもたちの担任の先生をしてきました。
        4人の初任者の先生を指導してきました。約70名の教育実習生を受けもってきました。
        そして、ありがたいことに様々な所に呼んでいただき、学習会やセミナーで話をさせてもらい、数えきれない先生に出会うことができてました。
        そういった中で、最近よく思うことは、先生たちは本当に頑張っている! もっと自分を褒めよう!ということです。教育実習生や若手の先生たちを見ていて、自分が教育実習生や若手の頃よりも数倍優秀です。これは皮肉ではなく、本音です。本当に一生懸命に取り組んでいます。

        ただ、私が1年目のときのように「失敗を許してくれる」という雰囲気が教育現場にないのも事実です。日々消費されていく…という感覚すら最近はあります。
        だから、疲弊していく先生たちを見ることが本当に辛いです。ただ、
        「少し見方を考えると楽になるのに」
        「もう少し他の考え方を知っていると楽になるのに」
        といったようにも思っています。
        そこで、本書では
        ・教育実習生
        ・1~3年目の先生
        という対象の先生だけでなく
        ・若手を指導する先生・教育実習生を指導する先生・ミドルリーダーの先生
        といった「指導をする先生」も対象に、私の考えを伝え、
        「少しでも気持ちが楽になってほしい」
        「教師力を高めてほしい」
        というねらいからこの本を執筆しようと決めました

        そこで1章では、私のベースとなる「先生になるまでの教育実習時代の話」を初公開します。私は決して、優秀な教育実習生ではありませんでした。きっと勇気をもらうことになるでしょう。
        そして、2章からは、私が先輩から教わってきたことや、子どもたちから教わったことをもとに、よく若手の先生や実習生に話をしていることをまとめました。
        章の最後には、私が運営している LINE グループ「学生とまなぼうず」で募集した学生のみなさんに心に響いたエピソードをコラムとしてのせています。
        本書は目次を読み、気になったパートを読み始めても大丈夫です。本書が誰かの支えの一助になることを願っています。

        樋口万太郎

        商品の仕様

        • 読者対象: 小学校教員・中学校教員
        • 出版年月: 2021年6月2日
        • ページ数: 180

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