3ステップの視点で保育が楽しくなる! つながる保育スタートBOOK
付与予定ポイントpt
今
6
人がこの商品を閲覧しています
レビューを書くと100ポイントプレゼント
商品説明
写真でわかる3~5歳児の豊かな学び。「参加」から「参画」へ! 子ども発の探究的な保育実践を提案!
本書の概要
本書で紹介する「つながる保育」とは、保育者がテーマを決めたり主導したりするのではなく、子ども自身が興味・関心のあることから、もっと知りたいこと・試したいことを見つけ、遊びや生活の中で学びを深めていくプロジェクト・アプローチに基づく実践です。本書からわかること
子どもの「なんでだろう?」が豊かな学びにつながる!「つながる保育」3つの段階:「つながる保育」のプロジェクトを3つの連続した段階として捉えることで、保育者と子どもたちによる目的を持った探究として、深まりや盛り上がりを生むことに役立ちます。
第1段階 テーマやトピックを見つける・決める―プロジェクトの始まり。子どもが興味・関心のあるテーマから、探究の的を見つける。
ステップ2 探究する―プロジェクトの発展。探究の的に向けて探究する。
ステップ3 探究を振り返り表現する―プロジェクトの締めくくり。探究を振り返り表現する。
「つながる保育」で大切にしていること
①探究する
子どもたちから出てきた、「知りたい」「やってみたい」「行ってみたい」「つくってみたい」といった探究の的に向かうプロセスでは、子どもなりに調べたり、探したり、ホンモノに触れたり、表現してみたりと、子どもがモノやコトとのつながりを深めていきます。これらは順番に行われるのではなく、行ったり来たり、または同時に起きたりしますが、「何だろう」「やってみたい」という子ども自身の内側から生まれる内発的動機が大切になります。そして保育者は、こうした子どもの行為につながるワクワクする環境を作ったり、さりげなく問いを投げかけたりして、活動をデザインしていくことが大切になります。②計画ウェブマップをつくる
子どもの様子を見ながら進めていきたい(進めていく価値のある)テーマがある程度決まったら、そのテーマを中心にしたプロジェクトの可能性を探る計画ウェブマップを作りましょう。この計画ウェブマップは保育者がつくります(これとは別に、子どもと一緒につくるウェブマップがあります。③サークルタイムを実施する
つながる保育では、子ども同士の対話が大きな鍵を握ります。対話する中で、子どもたちは様々なことに気づいたり、発見を共有したりして、活動が発展していきます。サークルタイムは、朝と夕に設けることが効果的です。子どもの探究は子どもの振り返りによって深まっていくため、一日の終わりの時間に設けるサークルタイムで子どもたちとその日の活動を振り返ってみましょう。翌朝のサークルタイムは、前日の出来事を振り返ったり、家族と話したことを発表したりする中で、今日やってみたいことを整理したり、自覚化する場としていきましょう。④探究が深まる環境づくり
つながる保育を進めるうえでは、子どもたちが試したり、確かめたり、調べたり、表したりできる環境づくりがとても大切になります。なお、計画ウェブマップで環境についてイメージを膨らませておくと、環境構成を豊かにするのに役立ちます。