子どもと創る「国語の授業」2021年 No.74

子どもと創る「国語の授業」2021年 No.74

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全国国語授業研究会・筑波大学附属小学校国語研究部/編

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〈提起文より〉

「思考」を深める板書

 あなたは、国語科授業の板書と言えば、どんなイメージを思い浮かべるだろうか。

 例えば、「読むこと」の授業における典型的な板書を思い出してみよう。黒板の右端には、題名、作者名、学習課題が書かれる。その真ん中には、本文の叙述と子どもの考えがたくさん書かれる。そして左端には、本時のまとめが書かれる。たいてい、右から左に書かれている。挿絵やセンテンスカードが貼られていることもある。

 また、「話すこと・聞くこと」「書くこと」の授業における板書は、どのように書かれているだろうか。多くは、活動の流れや表現のポイントが右から左に書かれるはずだ。「読むこと」の板書と比べて、そう大きく変わらない。

 確かに、こうした典型的な板書も大切である。子どもには、授業の流れやまとめが明確に見える。「理解」の手助けになるにちがいない。

 だが、いま、こうした従来型の板書スタイルを脱却する必要がある。現行の学習指導要領では、資質・能力の育成を目指している。コンピテンシー・ベースの国語科授業では、「何を学んだか?」よりも、「どのように学んだか?」「学んだことをどう使うか?」が重要になる。

 すなわち、資質・能力を育成する国語科授業では、板書も、子どもの「思考」を深める有効な道具にすべきである。板書をきっかけにして、「どういうこと?」「えっ、違うの?」「あっ、わかった!」「だったら、こうしてみたら?」など、子どもの様々な声や動きが生まれてくる。板書によって、子どもの「思考」の活性化を図る。

 本号の特集テーマは、「『思考』を深める板書」である。従来型の板書を脱却して、子どもの思考を深めるためには、どのような板書をしていけばいいのか。そもそも「思考」とは何を指すのか。それを「深める」とは、どのように板書をしていくことなのか。ただ単に、子どもの発言を羅列的に書いていくことではなさそうだ。

 本号では、「『思考』を深める板書」について、「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」の授業に関する様々なバリエーションを提案していただいた。(桂 聖)

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